下町の情緒も感じられる、心地よい熱海の日常。
20年ほど前、海外から熱海の町に帰ってきて、心地よく感じたのはこの町の、日常だった。
チェーン店が少なく個人商店が多く立ち並ぶ、そんな街並みがこの心地よさを生み出しているのだと思った。
観光地でありながらも、昭和の下町の情緒をあわせ持つ町。
いまも、商店街を歩けば挨拶が行き交い、商店に入ればモノの売り買いだけでない会話が交わされる。
このいまの熱海でも実はそうした空気はしっかりと息づいている。
鰹節屋さん、豆腐屋さん・・・そうしたお店がいまも熱海のまちなかの商店街には残っている。
そんな、より日常に暮らすように熱海に滞在してもらう拠点としたいと思って、昨年つくったのが、Kiten- slow & work stay - という宿です。
商店街をめぐる 熱海おんぱくプログラム
そして、今回下町の情緒もあるような日常の商店や商店街の雰囲気も体感してもらえたらと思っての企画が、熱海おんぱくでの「熱海の朝ごはんを求めて巡る商店街。お店で選ぶ出汁と作りたての豆富で作るお味噌汁」という企画。
「手間がかかる」からこその幸せな1杯。明治から続く鰹店と豆富店のこだわりを探求!
熱海の朝ごはんを求めて巡る商店街。お店で選ぶ出汁と作りたての豆富で作るお味噌汁。
内容は・・・明治から続く、「杉本鰹節商店」さんと「稲田豆富店」さんに実際に足を運び、削り節やお豆富を購入。そこから、実際にお味噌汁を作り
熱海のおかずをお供に朝ごはんを食べましょう!というもの。
ぜひ熱海の日常の一コマを味わってもらえたら。
商店街をガイドがご案内
この企画の案内人は、”みっすー”こと廣野みすず。
ゲストハウスのヘルパー、バイト、社員という形でmachimoriへの関わりも増していきながら、地域の商店街の方々にもとてもかわいがられる存在でもある。
そして、Kiten- slow & work stay - のコンセプトの立案から実際に形にしていくまでを担ってきたのもこの”みっすー”。
地域の歴史やその場の物語を読み解き、町の方々との会話も通して、この町とつながり深掘りしながら、新たな場や企画をつくっていく。
いつも、”みっすー”のつくる場や企画は、なんだか温かく、心地よく、安心感がある。
熱海の日常の街なかにある、この心地よさとも通ずるもの。
熱海に泊まって、この企画を体験する
ちなみに、この企画と連動したKitenの宿泊プランもあります。
よかったらぜひ体験してみてください。