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2/4【アイス喰らうぞ交換日記】操縦士

真子さん

2月になりました。
ちょうど1ヶ月前には38.9度の熱を出して布団の中で震えながら本を読んでいました。
モノクロのフィルムカメラによって記録され、紙のアルバムにていねいに糊付けして貼られ、押し入れに閉じ込められ、久しぶりに襖を開け深淵を覗いてみたら湿気でページがふにゃふにゃになっていた。といったくらい過去のことのように思えます。

わたしは大学2年生のころ、自分の身体のコックピットに居座る操縦士が、腕を上げた感覚がありました。
アクセルとブレーキを間違い、クラッチの切り離しを誤ってエンストし、幅を間違えて負傷し、内輪差を考えなかった結果側溝に落ち、etc.
そんなことを学ぶことなくただ繰り返していたのですが、突然「分かった」ようなのです。

わたしは大学2年生まで身長が伸び続けていました。たぶん、身長の伸びが止まり、ようやく身体の機能全体を把握できるようになったのかもしれません。
身長が伸び続けていたら身体の感覚が毎日変わるので、操縦士はそれに追いついていけなかったのでしょうね。

どのくらいの声の大きさで話すのが最適か。これは最近の研究課題です。操縦士にはうまく感覚を掴んでいただきたい。


なんか、話変わりますが、
「勘違い」ってけっこう好きです。
誤りが起きてしまう前に正してくれる人もいますが、申し訳ないですがおせっかいで気が短いなあと思ってしまいます。
いいじゃん勘違いしてても。
間違った状態で進んでたらそりゃ効率は悪いですね。やり直しですから。
勘違いって遠くから見たらかなり滑稽なので面白くなっちゃいます。
そういう面白さを享受してくれる社会になってくれい。

最近、ソフトクリーム摂取頻度が低くなっている!
このままではだめだ。自分に厳しく、舌に甘く。

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