見出し画像

ねえ、知ってる?? クラフトビールブームって3回目なんだって。

◇最近みかける”おしゃれなビール”
”おじさま達の黄色い恋人”今までのビールに対する僕たちのイメージが変わりつつある。どう変わったのか?
ビールなのに”苦い”だけではない様々な飲み口や、"黄色い"だけではない多様な見た目が登場した。つまり僕たちは自分のお気に入りのビールを探す事が出来るようになった。
パッケージがカラフルでおしゃれだったり、地域の特性を生かして作られていたり、そんなクラフトビールブームが実は3回目だというのだ。

◇第3次クラフトビールブーム到来中!
日本テレビが運営するネットニュース番組the SOCIALに登場した雑誌Discover Japan(1)の取締役・編集長をつとめる高橋 俊宏氏。 

1)最新号では”うまいビールはどこにある?”というテーマでさまざまなビールにまつわる情報が!

===the SOCIALより===
Q.クラフトビールブームの到来は「第3次」なんですね。
A.高橋氏)「第1次」が1994年、いまから25年くらい前に酒税法が改正されまして”地ビール”というものが生まれました。第1号は新潟のエチゴビールです。そこから地ビールのブームが「第1次」として起こりました。ただ当時は値段が高い、あじがあまりおいしくないなどありまして、少し下火になりました。

そして「第2次」が2010年前後くらいです。アメリカでクラフトビールという考え方というか、小さいブルワリー(1)ができました。呼び名も”地ビール”ではなく”クラフトビール”とスタイリッシュになりましてブームがやってきました。有名なところでは埼玉のコエドビールなどがあります。

そしていまはまさに「第3次」です。より地域性をいかしたビールをつくる工場ができたりとか、ホップを地元で作ってそこで醸造したりとか、地域経済の活性につながるようなところでブームが起こっています。

たとえば、茨城の常陸野ネストビールやコエドビールなどがあります。コエドビールは、クラフトビールの走りでして色々な麦芽を使い、さまざまな味が楽しめてパッケージもおしゃれです。川越の”紅芋”を使ったビールがルーツです。

(1)一般的にビールの醸造所をさす。日本ではレストランに醸造所を併設したレストランも含まれることがある。
===the SOCIALより===

高橋氏によると、初心者は飲みやすい「ピルスナー」という種類の大手が販売

している黄金色のビールから始め、「ヴァイツェン」や「黒ビール」などより味わいの濃いものに進んでいくと楽しいのではとおすすめされた。

※上記内容をthe SOCIALで扱っています。お昼ご飯の時に見るのにピッタリな12:00~12:30の放送です。


◇ライターフカツ私的な感想 "ドイツビールがウマいと感じる理由"
僕は以前にドイツに留学していたことがあった。この話をするとだいたいの人が「ビールはおいしかった?」ときいて下さる。
日本では「ドイツビールが日本の物より美味」となっていることが多い気がする。だがそれは厳密には違うと思っている。ドイツのビールも日本のビールも同じくくらい品質も高く、味もよい。今も日本の大手ビールメーカーのかたがたはドイツのミュンヘンまで醸造技術を学びに行くとお聞きした。日本がドイツに見習うことは確かにあるかもしれないが、世界的に見たら日本のビールはかなりおいしい。
では何がドイツビール界と日本ビール界で違うのだろうか。
個人的に感じた大きな違いは"種類の豊富さ"だ。ドイツではそれぞれが自分の好きな味のものを選ぶことが出来る。大きさも様々でlifestyleに合わせて選択できるビールの種類が日本よりも圧倒的に豊富なのだ。だから僕たちは「自分のお気に入りのビールを見つけることが出来る→結果、ドイツのビールをおいしく感じる」のだと僕は考える。
いま日本でもクラフトビールを通じて選択肢の多様化が広がっている。これからはドイツの方々から「日本のビールっておいしいよね」と言われる日がくるのかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!