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理想と現実の狭間とは美しいもので

みなさん、こんにちは。

表裏一体って言葉ありますよね?
一見すると対立している事柄が、実際は密接な関係にあることって意味の言葉です。

最近、ファミチキを食べている時にそれを感じました。

肉汁って人を幸せにするものだと思っていたんですが、ファミチキを食べ、吹き出して来た肉汁が服にかかりまして。

あんなに肉汁にキレかけたのは初めてです。

これが表裏一体ということかと。

裏表の異なる感情が、肉汁というひとつのもので結びついているとは、感慨深いです。

これこそエモい、という感情でしょう。

憎々しいというか、肉々しいというか…

まあ、そんな戯言は置いておいて、本題です。

今私は、複数のイベントを主催していまして。

モノポリーというイベントを用いたイベントを直近で開催したのですが、そのイベントについて書いて行きたいなと思います。



① 出会いと苦悩

モノポリーに出会ったのは昨年の10月の頃だったかと記憶しております。

私が所属し始めた団体では、モノポリーを用いてワークを行っていました。

自分が学んだ知識を活かせる場であり、面白いゲームだなあと思うと同時に、とても辛くもなりました。

元々私は成長意欲のあるタイプではなく、失敗は糧にするというよりかは忘れるタイプでした。

そんな私がぶち当たった壁がモノポリーです。

先輩方は遥かに強く、その高い壁はまるでウォール・マリアのよう。

成長しているという実感はありつつも、ひたすら面白くない。

そう思ったのが当時の正直なところです。

だって負ける上に課題が毎回見つかるんですもん。

それか成長だ!と言われたら反論は出来ないんですが、

失敗から逃げ続けて、自分に最適なポジショニングを探し、花を咲かせてきたのが私です。

そんな奴に逆風なんて耐えられる訳もなく。

コンテンツ終わりに病んで人に泣きつくのが常でした。


② 実感と活用

私は知略型よりは本能型であると知ったのは最近のことです。

ずっと李牧であると思っていた私は、麃公みたいなやつでした。

まず直感で動いてからその先で戦略を構築していく。

慶舎のような、待って罠を構築していく本能型ではなく、まず行動していくような本能型。

オタクって自分のことを軍師役だと思っている事が多いと聞いたのですが、私もそれだと最近知りました。

なぜ、そんな事が分かってきたのかというと。

それは、モノポリーを通してその性格が見えてきたから。

ゲームを通して私が思ったのは「モノポリーには性格が乗ってくる」ということ。

例えば、慎重なやつは投資のタイミングを逃してしまいますし、積極的なやつは投資しすぎて元手が無くなったりします。

それが分かりやすく現れるのがモノポリーである。

私はそう思いました。

では、これを起業家向けではなく、普通の大学生向けにやったらどうなるだろうか?と。

就活の時によく聞かれる文言として「長所」「短所」があります。

それを大学生はどれだけ把握しているのかと。

何となくで答えていませんか?

長所は元気があるところで、短所は飽きっぽいところです!みたいな。

それって差別化出来てないですよね?


最近よく聞くのが「自分に個性がなくて」って文言。

自分にはこんなスキルがある!って思っても、いや、それより上がいるし…と思って自慢できない。

そんな事多いと思うんです。

ただ、それってどこにいってもそうで。
要は、自分の今ある環境ありきだと思います。

東大生。日本で1番頭いいです。
ただそれは、傍から見た印象で、東大生の当人は、トップには敵わない…と落ち込んでいるかもしれません。

東大生のトップ。日本には敵無しです。
ただ、本人はハーバードと比べたら頭悪いし…と落ち込んでいるかもしれません。

では、何が個性になるのか。

私は「かけ算の総量」であると定義しています。

「大学生」は沢山いる。

大学生という若者ブランドを上手く活用している人はたくさんいます。

では、この例だったらどうでしょう。

「大学生 × 地方創生」

グッと少なくなりましたね。

では次にこちら。

「大学生 × 地方創生 × 〇〇県」

さらに少なくなっていきます。

「大学生 × 地方創生 × 〇〇県 × シェアハウス事業」

と、掛け算を増やしていけばいくほど、唯一無二になって行くでしょう。


自分には個性がない、自分なんか努力してもどうせなんて言葉やめませんか?

確かに学力はないかもしれない。
お金もないかもしれない。

それだから、なんだ?と。

環境で諦めている人を沢山見ました。

でも、環境によって変われている人も見ました。
私もその1人です。

では、環境を作ればいいじゃないか。

自分の自己理解、自己実現への道筋を作ってあげる、そんな機会をモノポリーを通して実現する。

10→100にするのは無理かもしれないが、0→1にすることは出来るんじゃないか?と思いまして。

そんな環境を、イベントを通して作りたい。

今はそう思っています。


③ 現状と未来

長々と理想論を語りましたが、このイベントを企画し始めた当時は全くそんな事は考えていませんでした。

ただ、仲間が欲しかった、それだけでした。

理想を語るだけじゃ夢想家と言われそうなので、今現段階で考えているプログラム案をちょい出しします。

初回(24.12.21)

■ 第1フェーズ

モノポリーを通して自分の強み弱みを把握する。
企業に用いるSWOT分析を個人を対象に用いることで、自分自身の性格の強み弱みと、それに付随したモノポリーへの活かし方を分析。

■第2フェーズ

クロスSWOT分析によって、自分の強み弱みの強みをどう行かすのか、強みで弱みをどう隠すのか?を考えていく。
将来に向けた自分なりの経営理念、経営ビジョン、経営行動基準を考える。

■第3フェーズ

将来のビジョンが明確になったら、その夢に向かっていくため、そして強み弱みを補強するように、ビジネス知識を共有していく。


大雑把にまとめるとこんな感じでしょうか。
まだアイデアベースなので、確定ではありませんが。

今後どうしよう…とネカフェにこもって考える日々であります。


そして、私は「Clean Journey(クリーンジャーニー)」というゴミ拾いイベントを企画しています。

これは、10日間に渡って、徒歩でゴミ拾いするという途方もない企画。

我ながら頭おかしいと思ってます。

この企画では、出来れば地域の拠点を作っていきたいなと思ってまして。

例えば、田舎の古民家1つでも何でもいいんですけど、そういうのを各地に作りたい。

しばらくはそこを拠点として、ツアー事業とかなんでもやろうかと思ってるんですが、

将来的にやりたいことは、ビジネス学習機会の広域化、共同化です。

田舎生まれの私としては、都会の環境がとても羨ましい。

高校生の時から学生団体を立ち上げている人も居たりして、本当に凄まじい環境。

さて、田舎はどうであったかというと、そんな考えすらも浮かんできませんでした。

田舎のおじさんおばさんたちは、国公立至上主義ですし、公務員至上主義です。

そんな環境で、競走もなく、のほほんと育ってきたのが私という人間なのですが、そんな環境を少しでも変えたい。

その環境が、地方創生を妨げているような気もするんです。

都会に出れないと学べない、ビジネスを学べない、自己実現できない環境。

それを、このモノポリーイベントを地域展開することで防げないか?

地方で起業し、自己実現し、地域に恩恵をもたらせる人材をその地域で作る。

人材の地産地消とでも言うんでしょうか。

そんな事出来たら面白いなあって。

寝る前に考えたりしてます。


④ 理想と現実の狭間で

理想と現実の狭間って美しいなって思うんです。

身近なもので言うと、カップルが相手のためにプレゼントを選んでいるという光景もそうだと思います。

あれがいいかな…?これも似合うかも…!
でも、お金ないしなあ…どうしよう…???

って悩んでるのって美しくないですか。

お金持ちが誕プレでブランドあげてるのなんてちっとも美しくないです。

そんなん、お金の押し売りですし、悩んでもいないテンプレじゃないかって思ってしまいます。

卑屈ですが。


私は今そんな状態です。

自分の夢があるけれども、何をしたらいいのか分からない。

今できることを精一杯やって、その先に繋げていきたい。そんな思いだけ。

ただ、そんな日々が成功云々の前に楽しいのも事実。

そんな、今しか味わえない楽しい日々を頑張って過ごしていこうと思います。


今回は、そんなところで終わりにしたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

ではまた。

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