口より文字の方が達者
お久しぶりです。5ヶ月も空いてたらしいですね。
お久しぶりと挨拶はしたものの、僕の記事を読んでた人がいるかどうかは甚だ疑問ですが…
まあ、前置きはこのくらいにして、
なんで久しぶりにnote投稿してるん?というと
僕は『グリーンバード専修大学』という団体に所属をさせて頂いているのですが、
その団体の活動について書いていきたいなと思いまして、久しぶりに投稿させて頂きます。
① 所属するまで
僕の地元は宮城県で、小学1年生の時に東日本大震災で被災しました。
とはいっても、内陸の方だったので、被害は停電や液状化くらいだったのですが。
不謹慎だと思いますが、幼い私にとっては全ての経験が新鮮で。
始めての真っ暗な夜。
電気も使えない中で親が作ってくれたナポリタン。
初めて使った掘りごたつの暖かさ。
そして普段よりも綺麗に見える星。
とても新鮮な経験で、非日常だったんです。
まあ震災にこんな思いを抱いているやつが、東日本大震災にまともに向き合っているわけもなく。
高校生になり、学校で募集されていたこんな貼り紙を目にしたんです。
「東日本大震災のボランティア募集」
まだこんなことをやっているのかと。
当時は2020年頃でしたから、地震が起きてから9年ほど経過しており、
こんな時間経ってから行うボランティアなんて意味があるのかとも思いましたし、
ボランティアなんて偽善に意味は無い。
ボランティアなんてやってところで、得られる利益はないし、砂浜から砂金を拾い上げようとしているようなものであると思っていました。
ボランティアをしたとしても所詮自己満足であると。
そう卑屈な考えを持っていた僕も高校3年生になり、大学受験を控える年に。
第1志望にも落ち、進学先が3月まで決まっていなかった中、なんとか引っかかったのが専修大学でした。
特に専修大学には思い入れはなかったのですが、
「職場の同僚の息子さん、専修大学らしいよ!」
という風の噂だけが、専修大学の情報でした。
大学にはサークルというものがあるらしいと聞いてはいたので、春休み中にサークルを調べていました。
そこで色んなサークルを調べると、
軽音とか、学祭実行委員とか、お笑いとか…
なんか胡散臭いし明るいサークルしかなかった訳で。
そんな中、僕のレーダーに引っかかったサークルが
「グリーンバード専修大学チーム」だったんです。
今となっては、これこそまさしく砂漠から砂金を拾い上げるような出来事だったなとは思いますが。
最初は「グリーンバード専修大学チーム」ともう1個ボランティアサークルがあり、どっちにしようかとても悩んでいましたが、
もう一個のサークルがスキー合宿をやっていたり、ちょっとチャラい匂いがしたので、
グリーンバード専修大学にしたという経緯があります。
副代表になった今現在、グリーンバード専修大学で合宿をやろう!スキー合宿もしよう!という
合宿派急先鋒となっているのは、本当に皮肉ですね。
まあ、そんな経緯もあり、あんなに毛嫌いしていたボランティア団体に所属することにしました。
「ボランティアをやろう!」と急に気が変わったんですが、これは僕にたまにある、急な気変わりです。
旅行いきたい!ってなって次の日行ったりする僕ですから、そんな時もあるでしょう。って感じで。
次はグリーンバード専修大学チームに所属してからのお話を。
② グリーンバード専修大学チーム
そんなこんなでグリーンバード専修大学に所属することに決めた僕。
新歓でも脇目を振らず、グリーンバード専修大学のブースに行って説明を受けてすぐに帰ってきました。
そして朝10時からのゴミ拾い活動に参加。
当時は友達作りのために参加している人がとても多くて、新入生が沢山参加していたと思います。
今の代表とか、同じ3年生の子と出会ったのもこの頃だったと記憶してますね。
今となっては見ない顔ばかりで、少し悲しい気分になってしまいますが…
僕が1年生の時は今みたいにイベントにボランティアで参加するようなサークルではなく、
ひたすらにゴミ拾いだけやって帰るサークルでした。
1年生の間はひたすらにゴミ拾いしたのを覚えています。
うーん。
写真を見て振り返っても1年生の記録がない…。
じゃあもう早いですが、副代表になった時の話に移っちゃいます。
③ 副代表になったよ
どういう経緯で副代表になったかと言いますと、
前の代表さんから急に「副代表なってくれん?」ってLINEで言われました。
急でしたけど、まあ副代表だったらええか〜って事で引き受けることに。
代表と僕、そして今は亡きもう1人の副代表と一緒に、ゴミ拾い後の打ち上げで今後について話したことを覚えています。
確かラーメンを食べながらだったでしょうか。
桃園の誓いみたいな感じで契り結びましたね。
桃園の誓いなら、僕が関羽ポジでしょう。
「グリーンバードの活動だけで就活乗り切れるくらいの団体にしていこう!」
と将来について話しました。
そっから数ヶ月は大変でした。
なぜなら、引き継ぎが全くされていなかったからです。
引き継ぎもなく、自分たちで1歩1歩積み上げる毎日。
地域研究会さんというサークルのゴミ拾いコラボしたり、今までにはない色を出していこうと試行錯誤していました。
そんな中で新体制になってから3ヶ月がすぎ、僕の中でも転機となったあるイベントに参加しました。
グリーンバードの事務局が主催している「海の自由研究フェス」というイベントに初参加。
僕たちの団体だけではなく、関係各所から沢山の人が参加したこのイベント。
僕は受付を担当しましたが、同じ受付を担当したメンバーが凄まじく…
事務局で働いているバリバリのキャリーウーマン。
海の家で働いているコミュ強女子。
年下で芸能活動もしている英語ペラペラ系女子。
メンバーエグすぎますって。
その中で自分なりの存在感を示すべく、空いている仕事があればそれを担当し、
受付と3階の会場を往復して作業をし続けました。
炎天下でめちゃくちゃ疲れましたけど、その必死に頑張るのがどこか楽しく、
「イベントのボランティアって面白いな。」
そう初めて思えたのでした。
④ イベントボランティア
そんな訳で。
ただのゴミ拾いボランティアしかして居なかった私たちですが、
「地域密着型ボランティアサークル」へと変貌を遂げていったのもこの時期でした。
「この1年は街の人と人脈を作ろう!」と決め、色んなイベントに参加しまくった僕たち。
時にはお祭りのボランティアをしたり。
時には街の運動会に参加したり。
分け隔てなく色んなイベントボランティアに参加しました。
挙げるとキリがありません。
中でも印象に残っているイベントを挙げるとするならば、ベジフェスのボランティアですかね。
あまり子供と関わる機会がなかった私たち。
子供と一緒にお店の出店をしたのですが、子供たちの集中力の凄さに驚嘆しましたね。
イベントが終わったあとにゴミ拾いを一緒にするのですが、子供たちが熱中しすぎてゴミ拾いの時間が押すわ押すわ…
大人たちが適当に捨てたゴミ箱の周りに子供達が群がってずっとゴミを拾っているんです。
本当に軽率にゴミを捨てた大人たちは反省した方がいい。
「はい!次行くよ!」と声をかけなければ進まない子供たちは本当に凄まじかったです。
子供たちの活力と純粋さ。
これは一言では言い表せないような凄さがあったと思います。
もしかしたらそんな子供たちに影響を受けたのかもしれませんが、この時期から子供たち向けのワークショップも多数開催し始めます。
学祭にグリーンバード専修大学として初めての出店。
お子さん向けに、マイクロプラスチックを使ったアクセサリー作りのワークショップを出店。
僕自身は別件と重なり初日しか行けませんでしたが、とても賑わったと聞いております。
この学祭の出店をキッカケに、各所でアクセサリー作りの出店を始めまして。
今では小学校への出前授業を開催するほどに。
グリーンバードはただただゴミ拾いを拾う活動ばかりしていましたが、
そもそもの部分である「ゴミ拾いを根絶する」ための啓蒙活動にも力を入れるようになっていきました。
そして2023年の12月。
今まではイベントに参加する側だった僕たちが、イベントを主催する側になったのです。
イベント名は「登戸クリーンナップ大作戦!」
色々危ない橋を渡って実現したイベントでした。
イベントのチラシを作って営業をしに行ったり、
他のイベントにお邪魔してビラを配ったり、
話したこともない団体さんにメールやDMをしてイベント参加のお願いをいたり。
短い準備期間ではありましたが、目標の100人には届かなかったものの、当日は70名ほどの方が参加して下さるイベントになりました。
⑤ そして今現在。
そろそろ文章書くの疲れてきたので、ここでまとめです。
2024年に年も代わり、新歓の時期に。
代替わりの時には3人、そして2人に。
頑張って同級生に声をかけて(主に代表が)、協力者を募ってようやく10人に。
そして新歓を経て50名へ。
グリーンバード専修大学は、地道ながらも着々を成長を続けてきました。
新歓に大成功し、沢山人が入ってきて、
「俺ら頑張った甲斐があったな…」
と代表と称えあったのもいい思い出です。
ちょっと晒しますが、前こんな熱いLINEきてました。
まあ、こう思っちゃうくらい、僕たちは頑張ってきたってことです。
さて、ここからまとめです。
僕的にはここを書きたくて、今までの文章を書いてきました…。
今回のタイトル「口より文字が達者。」ですが、
文字の通り、普段口では思ってること言えないけれども、文字では言えるだろうということで、
今までのグリーンバード専修大学についての活動と想いを書いてきました。
次は普段思ってても言えない後輩についての話を。
まあ、僕自身、こんなに新歓が成功すると思いませんでした。
せいぜい10名くらいかなあ…と思ってたんですが、思ったより多くて悲鳴あげてます。
新歓初日、1年生が初めてブースに来てくれた瞬間をことをハッキリと覚えています。
ブースに訪れてくれた彼女は、山岳部でインターハイに行ったことがあるらしく、同じく山岳部の代表と盛り上がっていました。
なんか盛り上がりすぎて代表と握手していましたが。
「うわ…初めて会った人、しかも女子と握手できるのすげえな…えぐい…」と内気な僕は内心代表に引いていましたけど。
その子が「グリーンバード知ってます!」って言ってくれてたのもあり、僕と代表はとても嬉しく、
活動頑張ってきてよかったな〜!と思ったのを覚えてます。
(実はあんまりよく知らなかったと後に判明。)
一時期それを思い出して頑張ってた時期もあったんで、ちょっと落ち込みましたけど笑
あともう1人、ある後輩が居るんですが、
代表と個人面談したらしく、
その時に代表が語っていた、今までの辛いことや、これからの壮大すぎるビジョンを聞いて、
「協力したい…!」と思ってくれたらしいです。
今まで頑張ってきたんだし、楽していいと思いますよ?的なことをミーティング後に言ってたんですが、
半分泣きかけてたのはここだけの話です。
それ以外にも沢山の1年生が入ってくれまして。
みんな有能なんですよ何でか分からないんですけど。
やっぱり類は友を呼ぶということじゃないかなと、自惚れたりしてみます。
今までは代表と2人で決めてきた事柄が、優秀な後輩達と決められることがホント嬉しいです。
例えるなら、今まで僕たちがやってきたことは、
「根っこの部分に水をあげて、太い幹を頑張って作ろうとしてきた」ようなものであると思います。
初めてグリーンバード専修大学に参加したあの日から、副代表としてバトンを受け取り、新しい活動へと頑張って広げてきました。
「グリーンバード専修大学」とはこういうことをする団体!と形付けは出来たのではないかと。
その太くて強い幹を育て、枝を増やし、大きく美しい花を咲かせるのは、僕たちではなく、後輩たちです。
これ以上言うと、押し付けがましいのでやめておきますが、後輩たちには本当に頑張って欲しいと思ってます。
最悪グリーンバード専修大学なんてどうなってもいいんですが、せっかく能力がある人ばかりなので、
その一人一人の能力、そして魅力の花を大きく咲かせて欲しいなと思って止みません。
ってな訳で後輩にとても甘くなってしまいがちな僕ですが、まだまだ居座ってやろうと思いますので、
今後とも、グリーンバード専修大学共々、よろしくお願いいたします。
5000文字ですか…
長く書きすぎましたね、ではここら辺で。