ジャパンカップ 考察
今週はジャパンカップウィークです!
アーモンドアイの引退レース、無敗の3冠馬2頭の参戦と三強対決が話題になっていますが、他にもいい馬たちが揃いました!
この記念すべきレースを当てたい!と思うのも僕だけではないはずです😤
それでは、考察の方に参りましょう😝
傾向と対策
①トラックバイアス
東京2400mと言えば内有利なコースです。普段良好な馬場状態を保たれている東京競馬場ですが、今年はどうやら様子が違うみたいです。
先週はCコース変わりでしたが内先行の利よりも上がり最速、つまり決め手勝負になっていた様に思います。
例年よりも馬場は痛んでいて、更に週中にも雨が降りそうです。それでも時計はやや速いです。
なので単純に内先行有利と思って予想すると危険かもしれませんね。
②血統
Cコース替わりとなった先週3日間で当該コースが行われたのは南武特別の1レースのみ。
1着はディープインパクト産駒ですが、母は欧州のG1、2勝馬。
先週は条件戦ばかりで重賞も2歳戦と、JCへのリンクという意味ではかなり信頼度は低いですが、馬場状態を鑑みても、欧州の血はキーポイントとなるのではと考えています。
③脚質
例年ならば先行馬と言いたいところですが、余程スローにならない限りは最後方とかでなければ届くと思っています。
ただ、逃げ馬はトーラスジェミニ、ヨシオあたりで玉砕覚悟の逃げを打つと考えてもそれについていく馬がいるとは到底思えません。
ここで肝心なのがキセキの存在。
鞍上が武騎手なら前走2000mで先行できたし、逃げを期待しても良さそうなのですが。。。笑
馬群がどれくらいで行くのか。は展開を左右しそうですね。
僕の予想では、恐らくスローです。ドスローではありません。笑
なので中団かそれの1列後ろくらいまでなら今の馬場を考慮すればチャンスは充分あると考えています。
有力馬 考察
アーモンドアイ(C.ルメール)
もう語る事はないですよね笑
ただし、前走見ての感想。
アーモンドアイの底を見てしまった気がします。
それでも差し馬2頭をきっちり抑えての1着。
5歳牝馬になり、ピークも過ぎ繁殖の準備へと馬体が変化していく頃。と言う説もありますが、それが本当かどうかはさて置き、全く他馬を寄せ付けなかった頃を思えば少し隙はあるのかなと思います。
距離適正という面でも今までの実績からもちろん守備範囲ですが、ベストはずっと2000mだと思っているので、今回はこの馬に勝てそうな馬を探したいなと思います。
コントレイル(福永祐一)
同世代を全く寄せ付けなかった神戸新聞杯までとは違って菊花賞では2着馬にかなり迫られました。
本日的に血統通り3Fの切れ味勝負に特化していて、それでも勝ってきたのは能力の差という面が大きかったと思います。
初めての古馬との対戦である程度流れたりロンスパ戦になれば脆い一面が見えてくれても良いんじゃないかなーー?と思ってます。笑
それでも、先行して抜け出す力はすごい魅力的でやはり馬券から外すのは難しいかもしれませんね。
デアリングタクト(松山弘平)
前走秋華賞ではもったまま4角を回りなおかつ先頭にとりついていました。
やはり3歳世代では飛び抜けていると感じた馬です。
3歳牝馬のその後は冴えないのが不安点ではあるものの、斤量も魅力ですし、なによりローテーションがポイントです。
休み明けの前走は+14kgでもちろん成長分はあるのでしょうが、それでもイレ込み、テンションがかなり高かったです。
松山騎手も前哨戦を挟みたいと感じくらいに休み明けは良くないので、上積みはかなりあると思います。
そして、単純な高速馬場ではなく、外差しの効く少し荒れた馬場というのも好材料。
あとは、当日のテンションだけではないでしょうか。
カレンブーケドール(津村秀明)
この馬についても散々語っているので、前走について。
前走は勝ちに行くために早めに動いた分センテリュオに差されました。そこがこの馬の弱点で、競馬が上手くインコースを立ち回り抜け出すのが上手いのですが使える脚は長くない。
だから毎回1歩足らないんですね。
それに加えて今回は内の荒れた東京競馬場を使うのもあってあまり期待はできません。
競馬が上手く、馬場不問ではありますが、強い馬たち相手により荒れた馬場を通って勝てるか?と問われると難しいですね。
穴馬
キセキ(浜中俊)
展開を左右する1頭も最近の感じだと馬群で折り合いに専念ですかね。
距離延長が悪い方に出ないと良いですが、個人的には離して逃げた馬と馬群の間くらいを走って、馬群の馬たちをドキドキさせてくれると締まったレースになるかなと。
内枠引いたら抑えるくらいには考えてます。
ロジャーバローズしてくれると嬉しいんですが。笑
グローリーヴェイズ(川田将雅)
京都大賞典では良馬場の方が良いと思ったので切りましたがやられました。
宝塚記念はやはり調整不足だったのでしょうか。
それでも今回も1つ課題はあって、やはり坂でしょう。
こなせるのと、本領を発揮するのでは全然違います。
この豪華メンバーで不安要素が1つあるのは悩ましいですね。
マカヒキ(三浦皇成)
歳をとると共に筋肉量が増加。
3歳時よりもパワータイプへ移行。
最後方が定位置になりつつあり、変に出していくと前走のように末脚は不発。
追い込みはさすがに届かず掲示板まででしょうが、雨が降ればもうひとおしあっても。。。?
ユーキャンスマイル(岩田康誠)
前走は早めに動いて捲り気味の競馬。
斤量も考慮しての事なのかかなり早めでしたね。
左回りの方が良いのにG1に出ると足らない競馬が続いています。
直線内側は開くと思うので、岩田騎手の乗り方がハマればまた良いところまで差してくる可能性は十分あると思います。
前走はうちに入り前が壁になるシーンもあったのと、1度叩いての効果を期待して。。。
ワールドプレミア(武豊)
去年の有馬記念以来の出走。
ディープ×欧州血統で今の東京には合いそうな。
有馬記念が大目標だろうから、ここは休み明けボケ治療なんだろうけどこの馬の末脚を理解している武騎手なだけに怖い存在。
仕上がり次第では上位もとりあえず抑えまで。
まとめ
3強対決に注目が集まりオッズが面白い事に。笑
アーモンドアイがここで崩れる事は考えづらいですが、つけこむ隙はあると考えています。
馬場状態的にも外差しが決まりやすいのでその辺に注目してみました。
1週前時点での印は以下の通りです。
◎デアリングタクト
○アーモンドアイ
▲ユーキャンスマイル
△コントレイル
☆ワールドプレミア
☆グローリーヴェイズ
ワールドプレミアの仕上がり次第ではユーキャンスマイルと交代。
3強で1番隙がありそうなのが、今年3戦目で2400と3000を走ってきたコントレイル。
それでも能力はかなり高いものがあるので消しまでは至らず。
それではみなさん。
良いジャパンカップウィークを。