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セントウルS 考察

先週の新潟記念いかがでしたでしょうか?
本命のジナンボーは、ミルコJの好騎乗により、勝ち。。。かと思われた所を福永Jが外から強襲。
これまた福永Jも好騎乗で天晴れ。
福永Jさえいなければ。。。と思うと悔やまれます。

さて、今週はG2セントウルSに焦点を当てて考察していきたいと思います。
G1出走組が前哨戦に使ってくる中、サマースプリント組はどこまで食い下がれるのか。
そして注意しなければいけないのが、今年は中京1200m開幕週という点ですね。
例年の傾向をあてにすると痛い目見るかもしれません。

傾向と対策

①前走
過去10年の勝馬は7頭がサマースプリント組でした。
昨年の勝ち馬タワーオブロンドンもその後スプリンターズSを制しましたが、函館SS、キーンランドCときてサマースプリントシリーズ優勝しています。
もちろん別定戦なので、G1出走組の活躍もあります。
しかし、単純に能力と言うよりも本気度も視野に入れて予想していきたいですね。

②血統
阪神1200m→中京1200mではどのような変化があるのでしょうか。
下級条件まで含むデータではありますが、勝率の高い種牡馬としては、アドマイヤムーン、ロードカナロアなどの短距離向きのミスプロ系やショウナンカンプ、サクラバクシンオーなどが上位を占める阪神に比べて、ロードカナロア、アドマイヤムーンに加えてディープインパクト、ダイワメジャー、などのSS系が上位に食い込んでいます。
阪神の直前356mに比べて中京の直線は410mと長く、スパイラルカーブで勢いがつくと曲がるのに膨れてしまうので抑えて直線勝負というレースの構図が、雪崩れ込む短距離の競馬より直線の勝負というマイルや中距離よりのレース質になっているのかもしれません。

③サマーマイルシリーズ優勝候補
ラブカンプー 掲示板確保で優勝のチャンス
クライムメジャー 1着で優勝のチャンス
シヴァージ 1着で優勝のチャンス(1位タイ)
タイセイアベニール 1着で優勝のチャンス

この4頭が優勝の可能性を秘めており、陣営としてはなにがなんでも。。と、思っても不思議ではない。
勝負度合いとしては高めの4頭と言ってもいいのではないでしょうか。

有力各馬

ダノンスマッシュ(三浦皇成)

安田記念から三浦J続投
何故?わからん。笑
前哨戦大将となってるダノンスマッシュ。
昨年のスプリンターズSまでは平坦巧者かとも思っていましたが、そうではないらしい。
となると、厩舎が前哨戦で仕上げてしまうが為の2戦目のパフォーマンス低下。
1ヶ月と言うのが1つのキーワードかなと思っています。
中京コースも今年は出遅れ、重馬場と度外視するとしても昨年の高松宮記念は外を回りながらの4着で舞台適正にも疑問は付きません。
相手関係もG1馬こそいますが、比較的楽な印象で、ここで勝たなければ本番は用無しなんてことも。
仕上がり次第ですが、いつものように厩舎がバチバチに仕上げて来ているなら頭まで。

ミスターメロディ(北村友一)

福永Jが騎乗停止による乗り替わりですが、今回で4回目の騎乗で前回も乗ってるので極端にマイナスにする必要はないと思います。
僕の勝手なイメージですが、北村Jは先行押し切りの方が良いイメージが強いのであまりにも展開が速くならなければチャンスはありそう。
舞台自体も昨年の高松宮記念で優勝しているので不安要素としては、最近の結果の出てなさと仕上がり具合。
恐らく仕上げ自体は、藤原厩舎だから前哨戦仕様でしょう。
あとは、この低レベルメンバーに対して自力でどこまで。
買うとすれば内枠が欲しい所。

ビアンフェ(藤岡佑介)

3歳ながら前走558Kgという超大型馬
前走の葵S組は5着のサヴァイヴが2勝クラスで0.5差の5着
単純に比較できないのと、他の上位勢は未出走なのもあるが、古馬に混じれば3勝クラスあたりか?
なんともいえないが、3歳の主流はクラシックディスタンスで、短距離路線となるとレベルは低くなりやすい。
未知の部分も多く、人気では買いたくない一頭。

シヴァージ(岩田望来)

今回1着ならサマースプリント優勝のかかる1戦。
血統の字面やこの馬の戦歴が表す通り、ダート短距離向き。
昨年暮れから芝短へ参戦
重馬場の小倉1200mで勝ち鞍をあげ、重馬場の高松宮記念も上がり最速で前が残る中5着
ダート馬という事で、恵の雨とか期待してる人もいるが、上がりのかかるレースというよりも完全にハマり待ち。
もちろんスピード勝負となるとよろしくはないし、重馬場の走りもうまいのだろう。
しかし、この馬が負けてるレースは良馬場というより前残り。
中京の開幕週で果たしてどこまで。。。

穴馬情報

ラブカンプー(斎藤新)
CBC賞を単騎逃げで1着
今回掲示板にのれれば他の馬との兼ね合いもあるがサマースプリント優勝のかかる1戦
最近低迷してただけに陣営もなにがなんでもと思ってるはず。
その本気度が騎手の乗り替わりに現れているように思う。
中京の開幕週なら逃げの利はあるはず。
しかし、今回も単騎逃げ叶うかと言われると。。。

クライムメジャー(鮫島克駿)
こちらは1着になればサマースプリント優勝のかかる1戦
距離短縮してからパフォーマンスがアップしている
しかし追い込みだで外ぶん回しだと恐らく届かない。
理想はラブカンプーを筆頭に前が速くなってくれるといいが。

まとめ

現段階で印がうてないほど難解に感じるレース
そろそろ夏競馬も終わるだけに秋に向けて1つあてときたいですね!

また土日あたりで最終的な予想をあげます!