秋華賞 考察
ついに秋華賞ですね。
今年はなんと言っても無敗の3冠馬誕生か!?
と言うところに焦点が当たると思います。
馬券的妙味を見出せると良いなーと思いながら予想の方していきたいと思います!
傾向と対策
①前走
前走オークスからの直行はアーモンドアイ、クロノジェネシスと2頭勝ち切っています。最近の外厩の発達を考えれば一生に1度しかないとは言え、当たり前になりつつあるのかなと思います。
ひと昔前はローズS組が圧倒的でしたが、紫苑SがG3格上げになってからは、ローズSと並ぶトライアルレースと言っていいと思います。
あとは、条件戦組ですが、オークスから条件戦に回ったマキシマムドパリを除けば3頭。
世代限定戦だけあって、今までG1戦線で上位で凌ぎを削った馬たちは強く、上がり馬がどこまで食い込めるのか?が鍵となりそうですね。
②脚質
4角2桁から差し切ったのはアーモンドアイのみ。
道中後方にいた、ディアドラ、メイショウマンボ、アパパネはまくり気味の競馬で早めに動いて4角では先頭を射程に入れるような競馬。
2.3着に絞れば、8頭いてやはり小回りコースと言うことで差し遅れが目立つレースである。
③血統
ディープインパクト産駒は重馬場だった2017年を除けば毎年のように馬券になっており、軽視は出来ない1頭となっています。
小回りコースでハイペースにも多々なっているだけに持続力が問われているので、欧州系の血の活躍も近年ではよく見かけると思います。
ここで注目したいのがハーツクライ産駒の存在。
持続力に長けているはずなのに、勝馬はおろか、2着馬が3頭のみ。
ある意味勝ちきれないと言う点ではハーツクライ産駒らしいのかもしれませんが、大箱コース向きの馬が多いので、先行できないこの時期のハーツクライ産駒としては、難しい1戦となっているんだと思います。
有力馬 考察
デアリングタクト(松山弘平)
血統的にはロベルトを含んでいるので持続力には問題なさそうな気もしますが、この馬のレースを見ているとかなりギリギリまで我慢して。という競馬が続いています。
だからこそのあの末脚なのですが、だからこその今までの着差とも言えます。
桜花賞、オークスと違い小回りコースで、後方からでは更に難しい競馬を強いられるので、簡単にクリアできるとは言い難いのかもしれません。
それでも末脚に惚れ込み、桜花賞で本命を打った馬で、オークスでは前残りを懸念して対抗としましたが、前残りの中を豪脚で差し切り。
フルゲートの小回りコースで同じパフォーマンスをすんなりと出せるのであれば無敗の3冠馬の誕生もあると思います。
ただし、今回の直行ローテは既定路線ではなかった。というのは、注意しておかなければいけませんね。
リアアメリア(川田将雅)
非凡な才能を見せてG1戦線に乗るも結果は出ず。
気性的問題も抱えていた事もあって後方待機策で伸び悩み。
それも前走から一変。
気性は落ち着き、先行策。
もちろん、展開利がありなによりメンバーレベル的に疑問符がつきます。
元々能力の高い馬ですし、気性面の改善や休み明け大幅プラス体重、ディープインパクト産駒という事を考えると軽視は出来ないと思います。
ウインマリリン(横山武史)
血統の字面の通り、先行して粘り強さを活かすタイプ。
キレ味勝負になると出番はなし。
その点秋華賞は持続力を求められる事が多いのでレース質的には合致。
あとは、直行ローテがどうか。
どうしても1叩き欲しかったような気がする。
今の人気なら切るし、休み明け嫌われて人気落とす様なら抑えで良いと思う。
マルターズディオサ(田辺裕信)
桜花賞は馬場に、オークスは距離に。と考えればここでの巻き返しもあり得る。
逃げ馬はいないものの、スローに落としてもなにも得をしないウインマリリンがいる事から、勝ってきたレースの様なスローの楽な競馬は期待できない気が。
先行脚質は魅力だが、相手の出方次第な面は否めないし、差しの効く馬場という事も考えると。。。。
馬体重も前走増えてはいたが、どちらかというと減ったのを戻した感じで、上積みはあるのかどうか。
ライパパレ(C.ルメール)
3戦3勝でそこがまだ見えていない馬。
ルメール×無敗で抽選突破すればもっと人気しそうな気もする。
母シェルズレイはマイルから2000mに使われており、この馬も新潟外回り1800m走れているので距離的には足りると予想。
未知の馬は、その未知に見合う人気かどうかが大事。
オーマイダーリンを単純に物差しにするならリアアメリアに1馬身足らない。
単純には測りきれないが、それで人気になる様なら切りで良いと思う。
穴馬 考察
ウインマイティー(和田竜二)
前走出遅れで度外視可能。
ひと叩きした事で、ウインならこちらの方が動きは良い。母系に欧州の血。
デゼル(武豊)
前走出遅れもそれは定位置。
前走前残りの中4着まで追い込み。
今回届く展開になるのならデアリングタクトと一緒に。。。
ホウオウピースフル(池添謙一)
前走からの上積みはあり。
半兄より軽い走りをしており、条件も好転。
先行勢の後ろに付けれれば。。。
まとめ
◎デアリングタクト
○リアアメリア
▲デゼル
△ウイン2頭
素直に無敗の3冠牝馬の誕生を見守りたいと思います。
桜花賞予想時に惚れたその末脚。
現実的な事を言うと、オッズ次第では他の馬の単勝を買う可能性は高いですが。
それでも少なくとも3着以内には突っ込んでくると思うのでデアリングタクトから行きます。
あとは、前目の3頭と3着くらいに一緒に突っ込んできそうなデゼルで馬券は組んで行こうかなと思います。