天皇賞(秋) 考察
おはようございます☀
いつもそうですが、月曜日の朝からちまちまと書き始めています。笑
コントレイルが無敗の3冠馬に。
おめでたい話題が続きましたね!
個人的には、◎-消-○でした。
POG馬のサトノフラッグ、ヴェルトライゼンデに関しては、特に見続けているので、まあ予想通りな走りだったのですが。
アリストテレスが遅れた大器なのか、それともルメールJがしてやったりなのか。次走注目ですね。
さて、今週は天皇賞(秋)です。
G1馬7頭が集結し、頭数的には少ないですがメンバー的には中距離路線を賑わせてきたメンツが揃って面白くなりそうですね。
傾向と対策
①枠順
東京2000mといえば、スタート直後に2角があり、外枠、特に7.8枠には厳しいコース形態となってます。
Bコース替わり初週で荒れた内側もカバーされ、更に顕著になっているように感じます。
しかし、今年は12頭ですので、正直枠順はそこまで気にしなくて良いかと思います。ただ、外よりは内がベターと頭の隅に置いておくくらいは必要かと思います。
②脚質
①と話は続きますが、やはり前が有利です。
スローになる事が多く、特に今回は頭数も少ない。
ある程度のポジションは欲しいところ。
逃げ馬候補もおらず、ダイワキャグニー、ジナンボーあたりが逃げそうな感じですが、キセキが逃げない限りはかなり緩い流れになるでしょう。
③前走
前走は、1回G2で叩いた馬、直行の馬の偏りは見受けられません。
それよりも、いかにここへ向けて仕上げたか。の方が重要です。
その馬がこの秋どういうローテーションでどこに重きを置くか。勝負度合いの方が重要になってくると思います。
各馬 考察
アーモンドアイ(C.ルメール)
この馬の本質はこの舞台がベスト。
マイルは少しこの馬にとっては短いと思います。
ヴィクトリアMこそ、能力で圧倒はしましたが、短い距離で強いグランアレグリアを捕まえる事は出来ませんでした。
不安点を挙げるとすれば、例年に比べて荒れ気味の馬場と今後のローテーションです。
Bコース替わりとなりますが、雨の影響で多少荒れてきている東京競馬場。コースを見ると、カバーされたとしてもカバーしきれない部分も。
そして今後のローテーション。JCと香港にも予備登録をしていて、タイトなスケジュールとなりそうです。
元々間隔を詰めて使えない馬だけに、中3週の後遠征と考えるとどこまで仕上げて来るのかも注目です。
クロノジェネシス(北村友一)
この馬の成長力には毎回驚かされています。
ただ、その成長と共にバゴ、クロフネらしさが増し、パワーに寄ってきているのもまた事実です。
2歳アイビーS時とは別馬になりつつあります。
良馬場のキレ味勝負になれば、アーモンドアイに分があり、持続力勝負や、ある程度流れるようなら付け入る隙はできるように思います。
前走、キセキ以下を1.0秒離しての1着はかなり評価されるべきで、アーモンドアイとの対戦と考えただけでワクワクします。笑
フィエールマン(福永祐一)
春秋盾制覇を狙ってここへ。
熱発でオールカマーを回避しているのでとても順調とはいえません。
本来ならオールカマーからJCへ向かうはずでしたが、ここへ出してきた意図とは。。。
緩い流れになりそうなので、置いていかれるなんて事はそんなに心配はしていませんが、ベストでは無い舞台でどこまで食い下がれるか。というのが課題でしょうか。
もし、この後JCが視野にあるのなら休み休み使われてきた馬だけにどこまで仕上げるのかも気になります。
長くいい脚が使えるので早め早めに動いて欲しいと思います。
ダノンキングリー(戸崎圭太)
リアルスティールと3/4同血なんですね。
戦績も似たり寄ったり。
府中の中距離で好走しそうなディープ×米国。
スローからの瞬発力勝負ならいい勝負しそうです。
鉄砲が効くのか、G2大将なのか。はわかりませんが、その辺も見越しての直行ローテなら納得。
あとはポジションですか。
内枠を引いて、スッと好位につけられれば好勝負あるかも知れないので、ピンクの帽子をかぶって無い限りは抑えておきたいと思います。
ダノンプレミアム(川田将雅)
昨年と同じローテーション。
この馬はテンションが上がるかどうかだと思います。
勝ちきれない競馬が多いですが、能力は確かにあるとおもいます。
能力ならダノンキングリーよりはこちらなんじゃないかとは思うのですが、当日の気配次第なのでなんとも言い難い部分が多いです。
前走の大敗にしてもそこまで気にする事は無いと思います。
前半が速くなると着いていくのでやっと。なんだと思います。
2歳時はそれでも快勝していましたが、完成度の高さ、能力の高さでカバーしていたのが誤魔化しきれなくなった。といったところでしょう。
距離延長でスローになりそうな今回は恐らく大丈夫じゃないかと思います。
キセキ(武豊)
すっかりまくりが板についてきた様子ですね。
距離短縮ですし、暴走なんて心配もなさそう。
しかし、このメンバー相手に出遅れ前提でどこまでやれるのか。
前走グローリヴェイズと接戦だったとはいえ、前々走ではクロノジェネシスに完敗。3着以下は馬場の向かない有力馬やG2メンバーだった事も考えるとなかなか厳しいと言わざるを得ない気がします。
まくりも良いですが、スローになりそうな今回は逃げて得意なしまったレース展開に持ち込んだ方が可能性が高いと思うような気もしますが、不安定な馬なだけに信頼度は低いと思います。
もう少し人気落ちするなら抑えておくくらいはいいかな。程度です。
ブラストワンピース(池添謙一)
池添Jとのコンビ復活はとても嬉しいですが、上がりのかかるレースでないと強さが出ないです。
種牡馬としての価値を高めるためにここは欲しいとは思いますが、有馬記念で会いましょう。くらいでいいと思います。
雨でも降ればまた違ってくるかもしれませんが。
スカーレットカラー(岩田康誠)
距離適正的には2000mが限界かな?と思ってます。
そして、なにより時計勝負になれば浮上は難しいと思います。
今の東京の馬場がBコース替わりでどの様な変化があるか今の時点ではわかりませんが、もし時計のかかる様な馬場なら出番があってもいいと思います。
ダイワキャグニー(内田博幸)
前走の激走はビックリしました。
去勢明けであそこまで走られては。笑
普通は去勢明けは徐々に良化していくので、ダイワキャグニーが例外ではないのであれば、前走からの上積みはかなりあると思います。
ただ、サリオスにはあっさり千切られてしまっているので、あまり過信はできません。
スロー逃げが叶うのなら。圏内にはいるかもしれませんが。
ウインブライト(松岡正海)
んー。G1馬がこの人気ですか。笑
使って良くなるタイプで、高速決着も不得意。
馬もさることながら人の方も骨折の長期休養明け。
人馬共に状態が不安なのですが、少しでも時計がかかる馬場であるなら馬の能力は高いので充分にチャンスはあるんじゃないかなと思います。
ジナンボー(M.デムーロ)
逃げ馬候補の1頭。
G3すら勝てていませんので位置付け的には相応なオッズですね。
しかし、高速馬場の前残りとなれば面白いかもしれません。
前走はスタート不利からの巻き返しで先頭に立った分、最後はブラヴァスに差されてしまいましたが、それでもタイム差なしの2着。
今回スローでマイペース、馬場、展開むけば充分あり得るのではと思わせてくれる1頭です。
カデナ(○○)
うーん。この時点で騎手すら決まっていない。
決まってたとしても買うつもりはありません。
小回り向きのパワー型。
小倉大賞典を買った身からすると掲示板にはいるかもしれませんが、ここではないと思ってます。
まとめ
馬場、展開に寄って着順が大きく変わりそうなレースです。
仕上がりも気がかりな馬が数頭います。
現段階での想定としては、良馬場、前残り、時計は平均から速め、各馬状態は良好で想定すると以下の様な印になります。
◎アーモンドアイ
○ダノンキングリー
▲クロノジェネシス
△ダノンプレミアム
穴ダイワキャグニー
大穴ジナンボー
半分の馬に印を回してしまいましたね😅
前日、当日の馬場状態、そして各馬の仕上がり次第では入れ替わりがあると思います。
アーモンドアイ、クロノジェネシスは太め残りも囁かれてますので、要注目です。