えんぶんひかえめ
先日、出張の帰り、東京に住んでいる娘のアパートに一泊させてもらいました。独身の娘が、丁度仕事で居なかったので、私は自分で夕食を作りました。中々の出来でラインに、娘と家内に、写真を送りました。そしたら、面白い、答えが返ってきてびっくりしました。下記はそのやり取りです。
私:父さんの作った今晩のご飯 (冒頭の写真)
娘:美味しそうだね
妻:魚づくししかな
美味しそう。
ちょっとした艶聞が気になるところだけど(笑) お醤油かけすぎないように
私:(艶聞にびっくりして)
もうこの年なので、浮いた話の艶聞はありません(笑)
どうしても、味噌汁とか、塩じゃけとかで塩分が多いよね。
なので、しょうゆはかけずに食べました!
妻:ごめん、ちょっと塩分気になるけど の間違いでした。
どうも打ち間違え多くて🙇🙇🙇
気分悪くしたよね ほんとにゴメンネ
娘:塩分と艶聞🤭
妻:こんな言葉知らなかったよ
娘:読めなかったよ笑 お父さん知っててすごいね
私:ははは!いいんだよ。おもしろかったよ。
昔、民社党の委員長の春日一幸さんは、お妾さんが何人もいて、
艶聞が絶えなかった。皆が追及すると、
いまさらばあさんになった妾を捨てるわけにはいかん、
と平然としていたという話です。
娘:うん、うん。
今なら週刊文春砲で、不倫として騒がれていたでしょうね。昔は、初代内閣総理大臣の伊藤博文も、今度一万円札の顔になる渋沢栄一も、今太閤といわれた田中角栄さんもみんなお妾さんを持っていましたね。昔は、そんなお妾さんのことくらいでは世間は騒ぎませんでしたね。語弊を恐れずに言うと、古き良き時代と言っていいんでしょうかね。
私、55年ほど前の高校生のころ、テレビを母親と一緒に見ていて、髪結いの亭主の様なヒモ生活をしている男に、楽そうでいいね言ったら、母親からえらく怒られて、「馬鹿者、妾を持てるくらいの男になれ!」と言われたのを思い出しました(笑)。
(妻の手前正直に言いますが、今までお妾さんを持ったことはございません。えんぶんひかえめ、妻一筋です!)
令和6年(2024年)2月17日 随筆