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「2位じゃダメなんですか?」で、大変遅れた画期的新「乳がん検診機」の開発
(1)私の妻と新婚の長女との会話
お母さん、私この前、初めて、乳がん検診で、おっぱいを挟んでやるマンモグラフィーっていうのやった。痛くて嫌だった。
うん、母さんも、前、それやったけど、2度といやだと思った。今はこの検診やらないようにしてる。
このマンモグラフィーは2枚の板の間におっぱいを挟んで、エックス線撮影をするもので、若い女の人ほど、痛いそうです。
(2)マイクロ波研究会で聞いた神戸大学の木村先生の講演
男の私は、この妻と娘の会話を横で聞いていて、数年前マイクロ波研究会で聞いた、神戸大学の木村建次郎先生の講演を思い出しました。この木村先生の講演を聞いて、彼は天才だと思ったのです。
ごく弱いマイクロ波をおっぱいにあてて、この反射波を集めてきて3次元に画像を作成します。挟む必要はありません。たとえて言うと、池の周りから波を当てて、反射してきた波を、周囲で受け、池の中の様子を、きわめて正確に、X線を使うよりももっと明瞭な画像として再現するという技術です。極めて高度な数学の問題で、その式を講演で見せられましたが、私には全く分かりませんでした。でも、木村先生、天才だ、数学を、マイクロ波散乱に応用したら、生体の中の様子が、今までにないくらい正確に再現できるなんて、何で考え付いたんだろうと思いました。
(3)この研究が進められなかったのは「2位じゃダメなんですか?」のせい
木村先生は、全く新しいこのアイデアを、神戸大学で気づき、この新しい無痛マンモグラフィーを開発しようと、国に研究費を申請したところ、丁度その頃は、民主党政権で、「2位じゃダメなんですか?」という蓮舫さんらが主導した、「事業仕分け」のため、研究費が得られず、長い間、研究が停滞してしまいました。木村先生は、講演で、「わたしはそのため事業仕分けを大変うらんでいます。」ということを述べられたのが大変印象に残っています。
(4)このマイクロ波マンモグラフィーを積極的に推進する自民党の高市早苗さん
3年ほど前、高市早苗さんが、自民党総裁選に立候補した時に、彼女の施政方針を聞いていましたら、彼女は、今後の日本の技術力を向上させるために、新技術をよく勉強されていて、この神戸大学木村先生のマイクロ波マンモグラフィーを積極的に推進すると述べられていました。私は、蓮舫さんとえらい違いだ、是非、高市さんに首相になってもらいたいと、思ったものでした。
下のURLは、高市早苗政調会長が2022年7月5日に東京選挙区に入り、生稲晃子候補の応援演説をしたとき、「マイクロ波マンモグラフィーの普及に取り組みます。」と述べられた動画のものです。3’30” あたりからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=5HAlj9Y_oJU
(5)最近の竹田恒泰さんのわかり易いお話(笑)
「そこまで言って委員会NP」2024年8月4日に、竹田さんが、「日本のアカデミアが崩壊したのは、蓮舫さんがいけないんです!」という、笑えるお話。
https://www.youtube.com/shorts/Lq9GOBnNSCE
令和6年(2024年)8月14日 随筆
*なお、冒頭の木村建次郎先生の写真は、下記の神戸大学のホームページから引用させて頂きました。
https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/researcher0012/