知ってる街の知らない道は迷う

思い通りに行かないことばかりで腹が立つ。
でも思い通りに行くときはきっと誰か他の人が腹が立つ。
何かあれば誰かは腹が立っている。
それが今は自分の腹が立っているだけ。
そう思えば腹が立っていないような気もしてくる。
なんで俺だけが、と思うこともある。
なんでわがままを受け入れないといけないんだと思うこともある。
だけどどんなことでも意地でも通したいこともある。
嫌だと断っても、断りたくても断れないことがある。
断る方が嫌な結果が来るかもしれない、そーやって悩むことがある。
自分だけが、自分だけで、その気持ちだけが生きていれば誰も困ることはないのに。
みんなそーやって生きてる。
だから自分だけはいいのにって思ってる。
相手の心なんて考えなくてもついてくると思ってる。
自分が満足するなら、自分が困ってるから、自分が疲れたから。
だから相手の心はどーでもいいのか。
疲れた、辛い、いやだ。
その少しの言葉でどれだけ人が悩んで、悩まされてるか考えようともしない。
でもその発言の奥にはその人の悩まされてるところがいる。
もうどーやっても届かない。
それを自分は知っているはずだし味わったのに平然と人には打ち付ける。
悩んだ先は迷い道なのに