ビスケットとポケット

ポケットの中にはビスケットが一つ。
ビスケットの中にはポケットが一つ。
そんな間違いの話。
人の心はわからない。
わかったつもりでもわかってないようなもんだし、わかってないつもりでもわかってきたりする。てかわかってたりする。
そんな無茶苦茶な、そんなぐちゃぐちゃな叩きすぎたポケットの中身みたいな心を持ってるような気がする。
別にいつもじゃない時間をかければまたビスケットを焼いて補充する。
でもまた叩かれて叩かれて叩きすぎて、いや、一発強いのを叩かれて割れる。
ストックが残ってる間は新しいビスケットを入れとけば個数は変わらない。
でもポケットの中は汚れてく。
汚れて、汚くなって、雨が降って染み付いて、なのにそれもだんだんと気にならなくなっていく。
悔しいけれどそれでいいんだって、そうじゃなきゃダメなんだって、誰に批判されても思うことがある。
汚くなっていく心があって、それと同時にどんどん壊れていく心があって、なのに時間がたってみてみたら気にならなくなっていく。
気にならなくなって、気にしちゃいけなくて、中途半端に触れたらまた汚していくような気がして、そんな悔しい日々がどんどんと流れていく
いやほんとは本当にもうどうでもよくなってるのかもしれない
ほんとはどうでもよくて、でも振り返らないといけなくて
そんな多分あほくさくなるほどどうでもよくて、でもきっとどこかが間違えてて、わかってるけど何となくそんな感じでいいや
何か間違えててでもいつから間違い始めたかわからなくて、でも正解も知っている

あと雨は何があっても絶対降る
降って気持ちをなだらかにしてくれる
だけど、雨が悲しい記憶を固まらせて、ずっと取れないものにしていく
実は毎日小雨なのかも
あと晴れが続いて乾いたらとれるけど、乾燥で次はまた新しいカスが準備されていく




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