映画「ピースオブケイク」
初めてこの漫画を読んだのは中学か高校の頃。
ジョージ朝倉の絵は、美しく儚く印象的。ストーリーは、とても衝動性が高く、刹那的。
「ピースオブケイク」が映画になったと知った時から((いつか観るぞ))と思っていた作品だった。
配役を見たときに最初に思ったのは(イメージと違う、まじかぁ。)
京志郎は純粋にもっと男っぽい印象。顔も、体格も。
志乃はエロくてイマドキ女子の若くて可愛さがある感じ。多部ちゃんじゃないの。
今ふいにエライザが思い浮かんだ。エロくて今っぽくてめちゃ可愛い。ビッチさも醸し出せちゃう。エライザ最強説。
漫画のイメージと違うって点は変わらないけれど、当時はあまり自分の好みではなかった俳優さんたちが、数年の間にそれなりに好きになっていて。
公開当初に比べて、俳優に対して、今は好意的になっているからか、演技が良かったからか、作品が良かったからなのか、映画はすごく面白かった。
ジョージ朝倉の漫画にある、独特な生々しく美しい妖艶さ、どこか浮世離れした世界観を思い出しながら、映画を観ることができた。
綾野剛演じる京ちゃんのダメっぷりと、志乃の絶妙な尻軽ぶり、何より、ちゃんとエロかったのが良かった!菅田将暉と多部未華子のキスシーンもえかったなぁぁ。
綾野剛と多部未華子のカップルがこんなにもいい感じなのかってビックリ。
あかり役の光宗薫は、映画を観る前からすでに、ビジュアルからしてハマり役やなって思ってたけど、内面的な意味でも合ってた。内面知らんけど。
演技自体は初々しかったけど、演技が上手くなったら需要あるはず。役者続けたらいいのになあって。なぜか続けていない予想。笑
青春と恋がしたくなったのはいうまでもねえ。むちゃくちゃに好きになりたい。そんな好きな人と両思いになりたい。美女にも生まれ変わりたい。なんでも話せる友達ほしい。
約10年前に読んだ原作漫画がうろ覚えで、ラストも忘れてるからドキドキしながら観れた。映像美。原作とは違う気がしてるけど、確かめるすべは読むしかない。漫画を読み返したくなった!