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HCD-Net東海 2019年 UXデザイン連続セミナーDay4 2019/10/19

今年のUXデザイン連続セミナーもday4で後半戦に入ってきました。

後半はリサーチフェーズからアイデア出しフェーズへ。

自分の体験の言語化

講師の井登さんが先週10/10,11で開催されたService Design Global Conference2019でトロントに行っていたのですが、大型台風19号の影響で帰国当日のフライトがキャンセルになり、色々あって帰国がなんとこのセミナーの前日となってしまいました。(セミナーは無事開催できてよかったです)

その色々あった体験を帰国後の帰りのバスの中でカスタマージャーニーマップを書かれたそうです。そのジャーニーマップがこちらです。

さすがデザインリサーチの実務家の井登さん。自分自身の体験とはいえ
自分の思考を言語化する能力が超絶高いです。

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リサーチとはユーザーの思考や感情を引き出し言語化する作業。
だけど自分自身の思考や感情も意外と分からないもの。
何かを買ったとき、たくさんある選択肢の中でなぜそれを選んで、なぜそれを買ったのか。ぼ〜っとしていると「なんとなく」という答えしか浮かばないが、そんなことはないはず。全てに理由があるはず。

自分自身の思考を言語化出来ないのに、他人の思考なんて分かるわけがない。自分自身の思考を言語化することは訓練になると思います。

自分は結構「なぜそれを選んだのか」を考えるようにしています。優柔不断なだけかもしれませんがw

自分も8月と9月に出張に行った体験をジャーニーマップにしてみようかな。


前半3回の振り返り

今回アイスブレイクで「前半3日間で学んだこと、なるほどと思ったこと」を書いてもらった。

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代表的なところを抜粋すると

・「何」を提供するかより、「誰」に提供するか。
・ペルソナ、ユーザーに対して深く考えることが出来てきた。
・ファクト→価値の変換が難しいけれど大事なところ。
・ヒアリングの手法が明解になった。
・案ずるよりDoする。具体案が浮かんでしまったら実施する。

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後半になればなるほど、ペルソナへの理解の大切さやその効能。そして最初のインタビューや価値変換の重要性を実感してきたんじゃないかと思う。

最終回でも振り返りをするので、どんな反応が出て来るのか楽しみ。

そしてこの2年連続セミナーをやってきたので、この辺り初学者がぶつかりがちな障壁をまとめていけるようにしていきたい。

アイデアの共有

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今回Day4では重要なキーモーメントの策定とそれに対してサービスのアイデアを拡張していく。

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アイデア出しは自分も苦手なところだが、出したそれぞれのアイデアをイラストや言葉で具体的に書いていくことで、お互いの認識のズレが修正できていき、どんどんチーム内で固まっていくと思います。

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次回はもうDay5で最終回です。最終的にプロトタイピングして各チーム発表します。

今年は予備日として取ってあった12/14は予備日としては使わずにすみそうですが、何か補講的に行う予定です。
そこでの内容をどうしようか懇親会でヒアリング。何しようかな〜。

ペルソナやカスタマージャーニーマップを作るには「他人を思考を推察する能力」が必要だけど、今それを鍛えるトレーニング方法は確立されてないんだよな。なんかそんなトレーニング方法があみ出せるといいな。


■みなさんのブログ
 参加者の清水さん:UXデザインセミナー4回目 プロトタイピング
 参加者の前川さん:UXデザイン連続セミナー2019 Day4
 参加者の杉山さん:HCD/UX/サービスデザインStep4

■2019HCD-Net東海UXデザイン連続セミナーアーカイブ
 08月31日(土):Day1 UXD概論/実践的デプスインタビュー技法
 09月14日(土):Day2 価値の構造化とペルソナデザイン
 09月28日(土):Day3 ユーザー体験の俯瞰的な可視化によるアイデア発想手法
 10月19日(土):Day4 キーモーメントの策定・具体化とアイデアの拡張思考
 11月09日(土):Day5 プロトタイピングによるエバリュエーション手法

■2018HCD-Net東海UXデザイン連続セミナーアーカイブ
 07月07日(土):Day1 実践的デプスインタビュー技法
 07月28日(土):Day2 価値の構造化とペルソナデザイン
 08月25日(土):Day3 ユーザー体験の俯瞰的な可視化によるアイデア発想手法
 09月08日(土):Day4 アイデアを拡張する思考法
 11月03日(土):Day5 プロトタイピングによるエバリュエーション手法
 12月22日(土):補講 デプスインタビューと価値の構造化

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加藤公一
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