あいうえお作文「も」

「も」
妄想。子供の頃はよく妄想していたが大人になるに従ってしなくなる。東京に出たての頃は毎日が忙しくてそんな暇はなかった。今は暇だけどそんな気は起きない。私が大人になったからかわからない。一所懸命つまんないことを考えている。それでいいような気もする。妄想はクリエイティブの源泉だと思っている。何故東京に出たての頃を思い出したのだろう。そこが分岐点かもしれない。段々妄想しなくなった自分を慰めている。これも自己満足ということか。

「も」
猛暑日。気温35度以上の日をいう。空調のない外で過ごせば確かに暑い。この頃はどこに行っても空調が効いているのでちょうどよい。子供の頃は今より2~3度低いと言われている。地球温暖化については諸説あるのでここでは言わない。暑かったかと言われると今より暑かったかもしれない。学校や家は冷房がなかった。それでも外を走り回っていたし遊んでいた。確かに暑かったが私は元気だった。元気がなくなったのは空調のせいかもしれない。

「も」
もしもとか思い巡らしふと起きる
猛暑日はテレビの向こう涼む我

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?