Macbook Air(13-inch,Early 2014) にLinuxMint(20.3)をインストールする。
MacBook AirにLinuxMintをインストールしたときの手順と注意点をまとめます。
なぜ、書こうかと思ったかというと、ネット上で調べてやってみたところ、記載されていないことが巻き起こったりするので、備忘録的なためと、今後やってみたいという人がいたときのために、参考になればという思いからです。
環境
システム環境。マシンやOS等によって細かい部分や起こる現象が異なる可能性もあるので、詳細に記載しておきます。macOSは現時点での最新となっております。macOS Montereyには、このマシンは対応しておらず、更新できません。
MacBook Air (13-inch Early 2014)
macOS Big Sur ver11.7
Linux Mint Xfce Editison
手順
LinuxMintインストールイメージダウンロード
USBメモリ(4G)にイメージを書き込む
MackBookのHDD(SSD)にLinuxMintの領域を確保
インストール
ブートローダ(rEFind)インストール
LinuxMintインストールイメージをダウンロード
今回は、XfaceEdition(linuxmint-21-xfce-64bit.iso)をインストールすることにします。他のeditionでも手順は同じです。
USBメモリにイメージを書き込む
USBメモリは4Gを使用
書き込みソフトはBalenaEtcherを使用
MackBookのHDDにLinuxMintの領域を確保
Macbookにて、”ディスクユーティリティー"を起動します。
パーティション作成を選びます。
円グラフの下のプラス(+)を押して、領域を確保します。
フォーマットは、MS-DOS(FAT)を選びます。サイズは、内臓SSDが260Gくらいしかないので、110Gとしました。
”+”が選べないときは、キャンセルを押して、前の画面に戻って、”First Aid”を実行すると選べるようになりました。
インストール
MackBookにイメージを書き込んだUSBメモリをさして、”option”ボタンを押しながら再起動します。起動音がするまで押し続けてください。USBとHDDが選択できるので、USB(EFIBootと表示)を選びます。ネットワークを選択できるので、選択し、パスワードを入力して下さい。
以降は、通常のLinuxのインストールです。
インストールの途中の画面で、”インストールの種類”画面で、
ディスクを削除してLinux Mintをインストールを選ぶと、現在インストールしてある、macOSを削除してします。MacOSを削除してLinux専用機にする場合は、これを選択してください。
DualBootにする場合は、それ以外を選択し、インストールするパーティションを自分で設定する必要があります。
BootLoader(rEFInd)インストール
rEFInd入れなくても、オプションキーを押しながら起動すると、Linuxとマックを切り替えられます。押さずに起動すると、Linuxが起動するようになります。そのままでいい場合は、rEFIndをインストールする必要はありません。
ここではインストールしたいと思います。
rEFIndをダウンロードする
ダウンロードサイト
https://sourceforge.net/projects/refind/
現在の最新ファイルは、refind-bin-0.13.3.1.zipです。ダンロードファイルをSDカードに解凍し、MacBookに差し込んで、コマンドキー+Rを押しながら起動します。
リカバリーモードで起動するので、パスワードを入力し、ログインします。
右上のメニューから、ターミナルを起動します。
/Volumes/NO NAME(SDカードの名前)/refind-0.13.3.1/refind-install を実行する。
インストールの確認をされるので”Y”を入力する。Installation has completed successfully.と表示されればインストール完了です。
再起動すれば、rEFIndが起動し、LinuxかMacOSを選択できるようになっています。
ネットワークドライバをインストします。
wifiネットワークが使えないかもしれません。その場合ドライバをインストールする必要があります。
近いうちに追記します。
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