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EURO2024 グループA-1ドイツvsスコットランド
しばらくお休みしちゃってましたが、EURO開幕ということで復活。
長くなり過ぎず、コンパクトな内容を意識してメモメモしていければと。
ドイツ 5-1 スコットランド
ノイアー不要のパーフェクトゲーム。
今大会で引退とは信じがたいクロースのパフォーマンスと
ナーゲルスマンの嗜好する7レーン思考が発揮され文字通りの粉砕。
ABEMAで観てましたが、現地を知る長谷部さんのトークと林さんの解説が心地よかったです。
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ドイツ
レアルで見せているような、クロースがCBの脇に落ち、常に前を向いた状態でもらう形がベース。
サイドバックを高く押し上げて、逆サイドへのロングボールを入れたところが攻撃のスイッチ。
チームとしては、アレイシ・ガルシアを中心としたジローナが想起されるが、
ジローナと異なるのは逆サイドで受け取るのがウイングではなくサイドバックであること。
強力な2列目の3枚を中央に押し込むあたりは実にナーゲルスマンの特色が出ている。
![](https://assets.st-note.com/img/1718418089777-ohjLIUXDcg.png?width=1200)
クロースが常に前を向き、逆サイドへのロングボールを起点に
押し込んでいる前線4枚がDFの間に立ち、斜めのボールをもらう動きを取る。
2点目はナーゲルスマンのチームらしい得点。
上図のように狭い距離感で5レーンを作り、ポケットを取ってマイナス折り返し。
バイエルン時代同様、繰り返しスコットランドのDFの間を狙い続けている。
数的有利となった後半も、フュルクルクが入ってから中央をこじ開ける方法も見られ、自国開催において申し分なしのスタートを切れた。
スコットランド
ストロングはティアニー、ロバートソンのレフトラインと、ウイングバックを押し上げた際のクロスを中心としたサイドアタック。
しかし、この試合は左右のCBとWBを使った外⇒中⇒外のビルドアップで1列目のプレスはかわせるものの、ウイングはドイツの同サイド圧縮によりスペースがなく、3トップが前を向けず。
試合を通してシュート数もゼロと何もできなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1718419767749-6UzFzCzFro.png?width=1200)
ウイングが常に囲まれてしまい前を向けない
スコットランドが守備セットを変更して前進し始めた矢先の退場PK⇒3点目でゲームセット。
親善試合での不安を払しょくできたドイツ。
一方のスコットランドは報いた1点をバネに、切り替えて次戦に臨んで欲しい。