PowerCMS X ビギナーズガイド スペース編
「PowerCMS X Advent Calendar 2021」の7日目です。
ここでは、PowerCMS X の構築の基礎について学んでいきます。
今回の学習のポイントは、以下の3点となります。
スペースについて 「PowerCMS X Advent Calendar 2021」の7日目
モデルについて 「PowerCMS X Advent Calendar 2021」の8日目
ビューとURLマップについて 「PowerCMS X Advent Calendar 2021」の9日目
PowerCMS X では、こちらの3点を組み合わせて、サイトを構築していきます。
スペース (WorkSpace) について
スペースとは、管理したいサイトの性質や権限などで運用を行いやすくするために作成する作業スペースの単位となります。
例えば、会社サイトと商品サイトを作成する場合、ひとつのスペースでも作成できますが、更新する方の部署が違う場合など、管理が煩雑になるため、作業スペースを分けたほうが分かりやすくなります。
そういった場合に、会社サイトスペースと、商品サイトスペースを作成します。
なお、会社サイトと商品サイトでドメインが違う場合もスペースを分ける必要があります。
インストール後にログインすると管理画面の一番上に黒いバーがあります。こちらはシステムスペースといい、すべてのスペースの統括的な役割を持たせたり、システム管理者しかできないメニューを表示させたりするスペースとなります。
システムスペースでサイトを作ることも可能ですが、共通の部品をシステムスペースに作成して各スペースで共有なども可能ですので、小さなサイトでもシステムスペースは温存しておくことをお勧めします。
では、さっそくスペースを作ってみましょう。
1. システムスペースの「システムオブジェクト」 → 「スペース」を選択します。
2. 新しいスペースを押下します。
3. 以下の必須項目を入力し「保存」を押下します。
名前:スペース名「会社サイト」を入力します。
サイトURL:別ドメインも指定可能です。ここでは「ドメイン/company/」としました。
サイト・パス:スペースのパスを指定します。ここでは「ドキュメントルート/company」としました。
4. 会社サイトスペースができました。システムスペースの下に指定したバーの色で会社サイトスペースが表示されます。
5. 同じように商品サイトスペースを作ってみましょう。
名前:スペース名「商品サイト」を入力します。
サイトURL:別ドメインも指定可能です。ここでは「ドメイン/products/」としました。
サイト・パス:スペースのパスを指定します。ここでは「ドキュメントルート/products」としました。
6. スペースは、システムスペースの「スペースの選択」から選択できます。
スペースのポイント
サイトの構成や、管理するユーザーの部署などが違う場合、スペースを分けましょう
ドメインが違うサイトを構築する場合、スペースを分けましょう
ワークフローの設定はスペースごと、モデルごととなるため、同じモデルでワークフローを分けたい場合はスペースを分けましょう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?