OPTという卒業後の就活/インターンの期間の話
卒業後はOPTを申請して働く。
基本的にアメリカに留学している学生は働くことを禁止されています。学内の業務手伝いとしてアルバイトが出来ますが自由に賃金の良いアルバイトを選べる訳ではありません。
なので卒業後OPTという就活インターン期間を申請して学生ビザの延長で働く事が出来る様になります。
学部や専門学校、大学院などによって期間は違いますが半年から最長で三年ほどです。
申請自体はそこまで難しいものではなく申請料を支払い資料を提出すれば余程のことがない限り通らないことはありません。
ですが、些細なことで申請を却下されてしまうケースも存在します。
申請料の変更
アメリカは学校は秋始まり春終わりが一般的ですが、年の変わりは日本と変わらず1月1日です。(Happy New Yearというわけえですからあたりまえですよね)
なので何か変更がある場合も年明けに行われるケースが多いので年越し前に提出したら書類が年明けには適応されず通らないというケースがあります。
現に知り合いは年越し前にOPTを申請して年明けに申請料が変わりしんさが通らないというトラブルに遭遇しました。
どうやって解決したか?
知り合いは急いで大学の部署に電話をしましたが、電話に出たスタッフはとても適当で、大丈夫ーなんとかなるよーと適当な返事しかしなく、まともに対応してくれない人でした。
ですが知り合いは事前にそういうルーズな人がその部署にいるという情報を得ていたので、電話を録音しており、電話越しに本人に名前を言わせてきっちり証拠を残していたのです。知り合いは”今の全部録音してるから、学校の上の人にこのことを伝えるか、弁護士に相談しようと思う。”と伝えたら態度が一変してすぐに再申請の準備をしてくれて無事通りました。(値上げされた分の申請料もそちらの伝達ミスとして苦情を言い向こうが負担してくれたらしいです。)
州によって相手の許可なしに電話の録音が禁止されている場合もあるので全ての人に有効な手段ではありませんが、証拠を残しておくというのはとても大事な手段です。
名前を言わせることによって本人であるという証拠も得られているのでとても頭が切れる方法だと思います。
こういう方法はやり方や言い方次第では脅しになってしまうので注意が必要ですが、自分から行動しないと申請が上手くいかず国に帰り泣き寝入りをすることになります。(現に同じ状況になってしまった別の学生は帰国することになってしまいました。)
出来る手段を他人任せにしないで自分で行動する
トラブルは自分から動かなければ解決しないものがほとんどです。ルーズな人が多いアメリカなら尚更自分からトラブルに立ち向かわないと泣き寝入りをする羽目になります。
知り合いのケースのように行動するのは難しいですが、メールや他の部署の人物等に連絡をとり、対応してくれないスタッフを報告することもできるので、どんなものでも証拠として残しておきましょう。