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宙玉 ZENJIX soratama72

もう6〜7年使っているフィルターのお話。
もっと普通のフィルターも世の中にはあるんですが、極めて特殊なフィルターの一つ ZENJIX soratama

「どんな写真が撮れるフィルターなのよ?」

と言われると、こんな感じのが撮れますよ… と。

クリスタルボールを、その辺に置いたり手に持ったりして撮るのではなく、画角の真ん中に浮いてるような状態で撮れるフィルターです。

下のリンクは、他の作例も入ってるショート動画ですので、よろしければサクッとご覧になってから、更に下の設定解説をご覧頂ければと思います。

EOS 5D Mark3の頃から使っておりますが、現在の私の愛機がEOS R6 Mark2で、取付た状態はこんな感じ。

中心に丸いモノが見えてますが、コレが写真の球体の部分です。
もちろん、形態が球体ですからレンズに接触しないよう円筒状のフィルターとなっております。

お察しの良い方は既にお気付きかと思いますが、レンズのすぐ先にある球体にピントを合わせる訳ですから、別で特殊なアクセサリーが必要になります。

私の機材を元に、Canonフルサイズ機とEF24-70/4LでのZENJIX soratama72との機材設定を紹介致します。
最後には、公式サイトのメーカー毎の機材設定もご案内します。

それでは、レンズ先端側から順に記載していきます。

▪️保護フィルター 72mm
宙玉を保護したい方は取付を推奨。
見栄えがするように、赤リングのフィルターを付けてます。
特殊なLレンズっぽくね?とゆう、安易な考えの元に用意したフィルターです笑

個人的にはZX2がオススメ。

▪️ZENJIX soratama72
製品内容として、球体の付いたフィルター部分と、最短撮影距離の調整用のエクステンションリング数本のセットになります。
30mmのセットと55mmのセットがあり、使い回しや後々の使用するレンズが変わったりする可能性を考えると、55mmのセットが安心。

▪️ステップダウンリング
宙玉は72mmなので、組み合わせるレンズによってはステップダウンリングや、ステップアップリングをご用意下さい。

▪️EF24-70mm F4 L IS USM
簡易マクロモード付の標準ズームレンズ。
望遠端からの切り替えで、最短撮影距離0.2m、最大撮影倍率0.7倍、簡易とは言え本格的なマクロ撮影が可能なレンズ。

▪️EXTENSION TUBE EF-12Ⅱ
接写リングと呼ばれる製品です。
コレを使用する事で最短撮影距離を短縮しております。
上記のレンズの簡易マクロ性能では、思うように柔軟な使用は出来ませんでした。
使わないと、ズーム域内でピンポイントにピンが合う距離がある感じになるのかな?
コレを併用する事で、簡易マクロモード時の焦点距離全域でピントが合います。
全域でピントが合うとゆうことは、球体に対して寄り引きが出来ますので、トリミングをしなくても画角内の球体のサイズ調節が出来ます。

▪️EF EOS R
EFレンズをRFマウントのカメラで使う為に。
EFマウントのフルサイズ一眼レフ機では不要です。


▪️EOS R6 Mark2
フルサイズミラーレス機。
フルサイズ機であれば、一眼レフでもOKです。
その際は、EF EOS Rのアダプターは不要です。

結構特殊なセッティングになっております笑

下のリンクは、各メーカー毎のレンズとの組み合わせの例が記載されたリンクになります。

ご自身の機材で使用可能かどうか、一度ご確認してみるのも良いかと思いますよ。

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