独学エンジニアの限界

今日、会社でWindowsの展開作業の勉強会があったんですが、「こんな細かい設定値やらどこで勉強するんだ、こんなん知ってなきゃ絶対無理だろ」っていうことが多々あったんですよ。もちろんQiitaとかredditとか、公式がネットに公開している分かりにくい説明文とか、調べ漁って得た知識を組み合わせればできないわけではないと思うんですが、こりゃもう1人でやるんじゃキリがない。

何かそういうわかりやすい資料とか書籍とかが出回ってるのであれば、それを勉強すればいいんだなって分かってスッキリするんですが、どうも世の中にはそういう情報が綺麗にまとまってることはないようだ。

しかし、世の中にいる一部の人はたしかにPCを使いこなし、プログラムレベルの記述を扱えるのだ。独学の人が心折れるようなネット上に散りばめられた技術情報を、彼らはどうやって頭の中に整理し、活用しているのか。

その答えは、大手のIT会社に所属することによってである。マイクロソフト社員であれば一般に公開されていないようか情報も知っているのは当然だが、そうではない、いわゆる「エンジニア」と呼ばれる人、ネットにちょっとしたワザやトラブルシューティングを書いている人は、往々にして社内において、人伝なり勉強会なりで知識を得ている。