「みんなのトイレ」のメディア発表イベントに参加して感じたこと。
はじめに
10月11日に大泉工場にて行われた「みんなトイレ」のメディア発表会に参加させていただきました!
いつもお世話になっている、瑠珂さんと大泉さんにご招待いただき、
素敵な学びを得ることができました。今回はその学びのアウトプットとなります。
本取り組み「みんなのトイレ」とは
性別関係なく誰でも利用できるみんなのトイレエリアには、個室のほかにおむつ替え室を。女性専用エリアには、授乳室と女性専用個室を、そして介助者の方も安心して付き添えるバリアフリー個室を設け、みんなが安心して心地よく利用できることを目指したトイレをつくる。(PRTIMES「OKS CAMPUSに、みんなでつくる、みんなが使う「みんなのトイレ」がオープン!」より)
大泉工場とは
「素敵な環境を創造する」をビジョンに掲げ事業を行う会社。コンブチャによる腸内環境の創造、有機農業による地球環境の改善など、あらゆる「環境」にフォーカスしたビジネスを行っている。
「OKSCAMPUS」とは
大泉工場の敷地内(キャンパス)から発信するさまざまな体験を通して、人や環境にとって、ポジティブな気づきときっかけを与える場所を目指す取り組みのこと。
エリックゼミとの関係
大泉工場とエリックゼミの関係はコンブチャの「KOMBUCHA_SHIP」から始まりました。
学祭にてKOMBUCHA_SHIPを試飲するブースを出展して、その際にKOMBUCHA_SHIPを提供頂きました。
そのつながりもあり、今回メディア発表イベントにもご招待いただきました。
感じたこと
感じたことは組織における「開く」ことの大切さ。
組織の課題を考えてみると「負の境目」が原因となっていることが多い。
スポーツチームでも、チーム内で派閥があることでお互いが信頼できず、チームプレイに悪影響があること。私も学生団体の代表として組織のあり方を考えた経験から、組織内のメンバーが「心」として「一丸」となることの重要性を非常に認識している。「1on1」によるお互いの方向性や認識のすり合わせなど組織人事の企業に対する施策などはこの「負の境目」を取り除くモノが多いだろう。
今回の「みんなのトイレ」は人類という組織の「負の境目」を取り除くものであると感じた。トイレが開かれた空間である。今まで「男女」で分けられていた境目が「みんなのもの」という境目をなくすことを構造的(物理的)に行うことで、人類の「一丸」をより前に進めることに繋がると感じた。
人類に置ける「負の境目」は長い年月をかけて生み出されてきたものであるため、心情的無策での解決は難しいと感じていた。一方で物理的な施策でも、「歌舞伎町タワー」のような「単に実施した」と思われてしまうような施策になりかねない。
しかし、「みんなのトイレ」は物理的な施策であるにも関わらず、そのような感じがしない。瑠珂さんもイベントにておっしゃっていた通り、「本当に多くの、様々な方に話を聞いた」ことや、「本当に解決したい」というプロジェクトにある想いが、「誰にでも受け入れられる」今回を生み出すことができたと感じた。
また、イベントでは今後の「みんなのトイレ」への提案を出せる機会があった。
私が提案させていただいたのは、「このような開かれたトイレを、もっとショッピングモールなどの開かれた場所に設置してほしい」というものである。
トイレといえば、ショッピングモールなどのお店とお店の間の通路の外れにあるという認識であった。そのため、「みんなのトイレ」がこのような狭いところに置くともったいないので、空いている広めのスペースに繋げるなどして、導線的にもみんながオープンに使用できる「空間」としてのトイレが活きるのではないかと提案させていただいた。
イベントでも言及されていたが「これで完成ではない」ため、今後も様々な意見が反映されてよりよくなる「みんなのトイレ」が楽しみである。
改めまして、今回のような素敵な機会にご招待頂きありがとうございました!
空間として、エリックゼミともコラボレーションできるのではないかと感じたので引き続きよろしくお願いいたします。
最後に、これは今後の「Women In Tech」でも活かせると感じた。
「想い」を伝える方法は、綿密なデスクトップリサーチではなく、当事者とのインタビューなど手足を使ったリサーチが重要。今後の最終発表に向けては、想いを伝えるためのアクションを起こしていきたい。
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