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目玉新機能「実質株主分析機能」のリリースのお知らせ

こんにちは。Figurout代表の中村です!

上場企業にとって、株主構成や投資家動向は、企業の安定成長や経営戦略の策定において重要な経営指標の一つ。
このたび、Hooolders Analyticsに待望の「実質株主分析機能」を追加し、株価や出来高の推移だけでは把握できない「投資家の行動」を深掘りすることが可能になりました!


この記事では、IR活動において実質株主データがどのように役立つかをお伝えし、効果的な活用方法をご紹介いたします。


実質株主データがIR活動に与える価値

実質株主データを継続的にウォッチすることで、IR担当者は、単発の株価変動や出来高だけでは捉えられない、株主構成の変動や投資家行動の傾向を定点観測できるようになります。株主構成の変化を見ながら、特定ファンドが自社の株式を増やしているか、減らしているかを把握することで、長期的な資本の安定性を見極め、より戦略的なIR活動の基盤となるデータが得られます。

実質株主データは、機関投資家との面談時にも活用可能です。例えば、面談後の株主構成の変化を振り返り、投資家の質問や反応をポジションの変化と照らし合わせることで、彼らが何を重視しているのか、どのような評価をしているのかをファクトベースで理解する手がかりになります。


Hoooldersの「実質株主分析機能」が提供する3つの主なメリット

1.サマリー機能:最新の株主状況を一目で把握
 投資機関別やファンド別に、自社の保有者数や保有数を把握できるため、株主構成の全体像を即座に把握できます。特定の投資機関やファンドがどのように自社株を保有しているのかを確認することで、株主の安定性や企業への信頼度をより深く理解することが可能です。

実質株主サマリ画面

2.比較分析機能:2地点の株主状況を比較
 特定期間を設定し、株主構成の変動を時系列で分析する機能です。どのファンドが保有数を増やし、どのファンドが売却したかといった変動を比較することで、投資家の動向を把握することができます。

2地点比較分析画面

3.株価・出来高との併用分析
 株価の変動や出来高の動向と、株主データを組み合わせることで、株価の変動に伴う投資家の行動の背景を掘り下げられます。
これにより、株価の変動に対して投資家がどのように反応したかを把握し、より適切なIR施策を策定することができます。



機能実装の背景

これまで、多くのIR担当者、責任者の方にヒアリングする中で、「投資家データ」を把握することに対するニーズは強く感じてきました。
データの収集や機能化のところで時間がかかってしまいましたが、ようやく機能実装にこぎつけることができました!

実質株主のデータについては、国内公開データ(ファンドの運用報告書)がベースとなっています。
今後は、海外機関投資家の運用報告書データもカバーしていく予定です。
また、機能についても今回は単純な閲覧と2地点比較のみですが、「チャート形式での把握」や「株価/出来高チャートとの重ね合わせ分析」「AIを用いた分析やターゲティング」といった機能も今後実装していきますので、こうご期待!


まとめとトライアルのご案内

IR担当者が知っておくべき価値ある情報は、株価や出来高といった指標だけではありません。投資家の行動データを含めた総合的な情報把握が、企業価値の向上に欠かせない要素となります。

本機能はHooolders Analyticsのトライアルでお試しいただけます。貴社のIR戦略を一歩進めるためにも、実質株主データを使った戦略的な分析をぜひご体験ください!

↓トライアルはこちらから↓


Figurout CEO 中村

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