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7月総括 - グローバル事業家への道のり「タイのケーキ屋オーナーになる」

「20代のうちにタイローカル向けの事業を立ち上げる」という行動目標を達成しました。(7月ではなく8月初旬ですが)

6月に法人化し、7月に店舗を見つけて、8月4日にお店をスタート。なんと、タイで「ケーキ屋さん」を始めることになりました。人生、何が起こるかわからないですね。それでは7月を振り返っていきます。

タイでケーキ屋を始めるまでの経緯

8月からタイでケーキ屋さんをオープンすることになりました。と言っても、自営業でケーキ屋を営む妻のおかげで、実現できているわけですが、「手堅く収益を上げる」ことを考えた上で、この方法が一番確実かと思いました。

収益を上げる上で「タイにある日系企業からの受託」も手堅い方法ではあるのですが、グローバルで事業を伸ばすためには、やはり最初からローカルの顧客に向けて事業をするべきだと考えていました。

また、海外で事業する上で、日本に少しでも貢献したい、日本から仕入れたものも広めていきたいと。そう考えたときに、国境を越えられる「日本の強み」は、製造業以外に現時点で「アニメ」か「食」にチャンスがあると思っていました。

そのため、店舗事業をやっている妻の経験を借りて事業を行うのが良いと判断し、ケーキ屋を始めることにしました。このお店で手堅く収益を上げながら、徐々にバンコクをはじめ、タイ国内で拡大し、アジアにも広げていく計画です。

即決断、即行動。悩む時間は1円も生み出さない。

上記の経緯で「ケーキ屋を始めるぞ。」と決心した私たち夫婦は、早速店舗を探し始めました。今回お店を出すのは、バンコクの中心から少し離れたところです。日本人をはじめとする外国人がほとんどいないような地域で、日本人が観光に来ても、絶対に行かないような場所ですね。

妻がこれまで売ってきたケーキを手堅く売りながら、高価格帯の定番商品を開発し、バンコクの中心地を目指すという算段です。

また、タイの結構なローカルのエリアで事業をすることに対して、「おもろそうやな」というワクワクもありました。

何店舗か視察をして、最終的に「これだ!」と納得のいく物件を見つけたので、速攻で契約。

店舗事業をやるぞと意思決定して、物件の契約まで大体2-3週間ほどでしょうか。やはりこのスピード感で仕事をできるのはタイならではという感じです。

そこから、妻とブランドのコンセプト、事業の目標数値、将来的にどんなブランドを目指すのかを決めていきました。最初に売る商品は、妻のご家族のケーキ屋の商品を仕入れさせてもらったものをそのまま売ります。

そして、私が数年前、妻に半強制的に買わされたカメラを持って、妻のお店に行き、物撮りをして、facebook広告を打ち始めます。

この辺りは自分が過去にタイ駐在時の業務範囲だったので、うまくお互いの強みを活かしながら順調にオープンまで持って来れたと思います。

海外の事業では「力を借りる」ことが多くなる

お店のオープン寸前までは、即断即決でとにかく前に進む一心でやってきました。ただ妻の力がなければ何もできないと強く実感しています。

これは駐在時にも感じたことです。現地のメンバーがたくさん助けてくれたからこそ当時は仕事ができていました。やはり日本人が海外で事業をするということは、多くの方の力を借りる必要があります。

一方、日本法人の現在の業務では、まだ私が属人的に実務をやっているような状況なので、このギャップにかなりの違和感を感じていますが。

タイの初事業、初売り上げで400円をいただいた時の嬉しさは計り知れない

お店を出す前から広告を回して予約を受け付けていました。すると、メッセージがちらほら入るようになり、銀行アプリの通知が届きました。どうやら「初めての顧客からの購入」があったみたいです。

その時は「やったぞ!」と嬉しい気持ちになりました。もっと売り上げを作らないといけないのですが、タイで新たな挑戦をして、いただくお金は1バーツでも嬉しいわけです。

「もっともっとやるぞ」、「アジアの代表的なサービスを作るぞ」、「もっといい商品、いいサービスを作るぞ」そんな気持ちがどんどん強くなっていきます。

オープン初日、妻「まあ、悪くない」

オープンして1日目、妻から売上の報告が届きました。今回の店舗出店が5店舗目の妻にとっては「まあ、悪くないね」という感じでしたが、私にとっては「すごく良いスタートじゃないか!」という感じ。

また私の方では日本から高品質な素材を卸してもらう約束を取り付けることもでき、こうした商品も今回オープンしたお店に取り入れ、バンコクの中心地を今年中に狙いたいと思います。

体力も思考力もピークの時に一番難しいことをやる

妻のおかげもあり無事今日から「タイの店舗事業」をスタートできました。ただこうした大胆な決断や、負荷のかかる難しいことは体力も思考力もピークである20から30代でやり切ることが大事だと思っています。

決断を先延ばしにするにつれて、体力も思考も落ちていき、やり直しができる期間も徐々に短くなります。やりたいときにやる。やることが小さくても、賞賛されなくても、どんどん前に進み続けることが重要かと思います。

そんな感じで、8月もアホほど働きます。グローバル事業家、本格的にスタートです!

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