歳を重ねるということ vol.2
2023年5月2日
29歳になりました
お祝いのメッセージをくれたみなさま本当にありがとうございます
2年前にも同じタイトルで記事を書いたんです
だからvol.2としています
もし最近知り合った方々は、2年前の記事を先に読んでいただけるといわたの青臭さがなんとなくわかります
ちょっとくさいです
今年も1年振り返ってみようとしたのですがやめました
今感じることをただ書き記そうと思ったんです
今年はいろんなことがありすぎて、
それぞれがターニングポイントというより、
全部が混ざって、
化学反応を起こしたうえで今ができた、
そんな感覚なんですよね
だから物事を振り返るよりも、
今の感情と、想いと、感謝を置いておきます
29歳のいわたの思考の旅に、
よろしければ少しお付き合いください。
時の早さについて
生まれてから、
気づけば1の位が3周目に入ろうとしてます。
びっくりです。
ハタチ超えたら30まであっという間だよ、
なんてよく聞いてはいましたが、
気持ちはまだまだハタチそこそこの自分は、
戸惑いのような、夏休みの終わりのような
楽しかった旅行の帰り道のような、
そんな感情が大きく湧き出てくるんですよね。
ただ不思議と、
焦りとか、不安とかはなくて
楽しみだなとか、
20代で何をやりきろうとか、
一つの旅は終わりに近づいているけれど
また明日から違う行先に行くことが決まっている
そんな感覚なんです
.
生き急いでいると言われることが多い僕は
その分他の人よりも1年の体感が早いんじゃないかなと思っています
体感が早いと、
脳もそう感じるから身体も衰えない、
そんな話は昔からありますが、
そんな大きく間違ってないと思っていて、
今をどれだけ充実させて生きるか、は
5年後、10年後の自分を若々しく、
さらに活力に溢れるものにすると思っているんです
(あくまで私見ですので悪しからず)
僕のおもう"好い人"たち
ほぼ日の隠れファンなのですが(隠れるな
最近は見逃すことが多く、
ある友人が共有してくれた「今日のダーリン」がすてきでした。
(この素敵をひらがなで書くのも糸井さんが大好きなある人からの受け売りです)
5月2日に書かれていたよいひと。
そんな"好い人(よいひと)"について少し。
.
僕がすてきだなと思う人はみんな若々しくて、
大学生とも間違えられるような32歳がいたり、
ギャルと対等に話し続けられる42歳がいたり、
5年目の社員とサウナ旅行にいく50歳の役員がいたり、
なんかこう書いていて、
年齢をあえて書くのがばからしくなるくらい
その人達を年齢というくくりで表現するのはナンセンスなんですよね
年齢とか役職でみる人は
その人たちの本当のすごさとすてきさを
捉えきれていないと思うんです
誰からも信頼され、
多くの期待にそれ以上の成果を出したり、
多くの人の心を掴み、
失敗やミスがあってもそれ以上の愛と人望で、
余りあるものにしたり、
自分より30歳も下の経営者に飲みに誘われ、
今でも知らない世界に触れ続けていたり、
その良し悪しじゃなくて、
多分彼らは自分自身がそれが楽しくて、
幸せで、充実した日々なんだと思います
なのでたまに経過としての歳とか年月を感じつつも、
大切なのはスタンスであり、
そのスタンスを支える自分への愛だと思うんですよね
僕も成人式から10年ってやばいなとか、
社会人7年目ってもう若手とかのレベルじゃないなとか、
いろいろ数値的な驚きはキリがないんです。
ただその度に不思議と
自分への根拠のない自信が、
歳を重ねるたびに積み重なりながら、
確かに感じられるようになりました
時の早さをたまに感じつつ、
自分の体感とスタンスを大切にしていきたいなと思います
気付いたら、
「あっという間に1年経ってたーーー!」
って騒いでそうですが、笑
「でもこの1年最高だったなーーーー!」
て更に大声で言ってそうだなと、自分でも思います。
環境について
いろんな括りがあるかと思いますが
ここでは「自分を取り巻くひと」という観点で話したいと思っています。
ありがたいことに、最近は人前で話したりいろんな場に呼んでいただくことが増えました
(ちなみにスーパー嬉しい)
そんな場にいくと、
「あ、自分頑張っててよかったな」と
すごい思うんです
最近会う人会う人、
尊敬と愛情が爆発するような
スーーパーーいい人ばかりなんですよね
多くの人がそうなように
自分の話をするのは好きなほうです
抽象化するのが癖で趣味みたいなものなので、
経験を意味づけて話すのは得意なはずなのですが
そもそも基になる経験がないと話にならんのです
内省すると出会う
頑張っていた3年前、5年前の自分に、
「ありがてえええ〜〜〜」と感謝しながら
1年後、10年後の自分に恩を売り続ける
そんな日々は僕にとって負担ではなく
「頑張る活力」なのです。
そしてもちろん
その頑張る活力を支えてくれているのが
たまに遊んでくれたり、隣にいてくれたり
この記事を読んでくれたり
飲み会の時にこのnoteはどうやっていじろうと考えているあなただったり
会う頻度ではなく、僕が勝手に大切だと思っているみんななんです
スターティングブロックがしっかりしているからこそ
本気の一歩目を踏み出せるし
つまづいて転んだ先には砂場があるし
そんな感覚なんです
そして気付いてたら
自分だけがトラックを走っていると思っていたけれど
みんな同じ、だだっ広い地球っていうフィールドで一緒に走ったり、休んでいたりするんすよね
誰かと比べて秀でたいから走るのではなくて
僕はただ"好い人"でありたいし
"好い人"に会いたいから走ることに気づきました
そんな環境を、30歳になっても
歳なんか数えなくなっても守り続けたいなと思っています。
感謝を込めて
徒然と誕生日のディナー終わりに書き始めて
何も休まず文字を打ち続けてきました。笑
「読み始めたらなげーじゃん」と思いながら
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
そしてどこかのタイミングで
この記事を過去の記事として目にした方
いわたと関わってくれてありがとうございます
読ませといてなんなんですが、
この記事の一番の読者は「未来の自分」なんです
こんないわたを見捨てず
温かく受け入れ、遊び、企み、支えてくれる人たちがいるからこそ
この記事を書きたいと思いたてていることを
未来の自分はこの文章から思い出します
もう一度スタートを切るのか
立ち止まるのか
ひとつのきっかけになる
単純な感情の記録として、
29歳のいまをここに記しました
みなさんもぜひ、
未来の自分のための毎日を送ってくれたらいいな、と勝手ながら思います
最後に
この記事を書いている次の週に
会社を立ち上げる予定です(会社は辞めないです)
「プライベートでやりたいこと(今回はシェアハウスとまちづくり)をやるために必要だからつくった」だけなので、
社会課題の解決や貢献とか原体験とか
そんな大それたものはないです
完全なるプライベートプロジェクトに
多くの仲間が協力してくれ、ついてきてくれました
今を精いっぱい楽しんで、話し、育て
助けられてきたこの今日を
1年前の自分ですら想像できなかった
だからこそ、毎日が最高に楽しい
だからこそ、明日も明後日も1年後も無限の可能性がある
そんな1日1日を、ただ贅沢に過ごす
この特別な日に寄せて、
歳を重ねるということのすばらしさと
その重なりのなかにある幾重の出会いと別れと
思ったことを置かせてもらいました
人との出会い、そこでの交わりは
何層もある自分というものを構成する1層で
それは薄く薄く重なっていくものもあるし
あとになって厚く成長していくものもあると思うんです
全部がきれいに重なっていかないし
破れるし、穴があくし
きれいな層なんかできやしない
でのその歪んだ重なりが
僕を僕たらしめているなと思います
これからも
どうかいろんな交わりが重なって、
溶けていくといいなと思います
2023.5.2
photo by Emika (instagram:@emikasphoto)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?