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イニシエーションと強いチームとは〜QWS FES 2023雑感〜



2022年12月にかねてからの希望が叶い、
SHIBUYA QWSに来てから、早いものでもう1年が経とうとしています。


運営として関わり、入る前にはわからなかった難しさ、入ったからこそわかった可能性、いろんなことを感じてここまできました。
FESに寄せて、ここまでの記録を少しばかり。

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このFESの企画段階の期間、運営メンバーの中から「イニシエーション」という単語が出ました。

単語に馴染みのなかった僕はこっそりググりました。
「新たな環境に適応するときに必要な課題」
通過儀礼、とも訳すそうです。


僕が着任したのを皮切りに、この1年運営メンバーは大きく変わりました

開業期のメンバーは数名のみ。
新たなメンバーで、まずはここまでの歴史を知り、いろんなものにアジャストさせていく、そんな時期が続いていたように思います。

開業からの4年間で認知が増え、先人達の功績による多方面からの期待が増してきたからこそ、その価値を維持するために「しなければならないこと」が増えてきていました。

その中で、どうやって新たな価値を模索していけばいいのか。
目の前の必死に頑張る会員さんたちになにを届けられるのか。


まずは僕ができるアプローチを取ることにしました。

それは高校時代からずっと信じ続けている、「強い個ではなく強いチームで戦うこと」


そのためには、
「チームの強みをチームとして再認識すること」
そのうえでの
「個の強みを活かした戦略の再構築」
つまりQWSのここまでの軌跡を捉え直すだけでなく、
"今のこのメンバーでできる最善のプランを、
今いるメンバーによってつくること"
が必要だと考えました

世間はお盆の8月、運営社員メンバー全員でのワークショップをやりました。

1ヶ月に渡り、2時間×3回という決して短くない時間をこじあけてもらいワークショップを実施

みんなの時間を無駄にできないプレッシャーと、絶対に必要であるという意志のもと、日常の運営の中でできない対話の時間をとり、「QWSの価値とは」「そのために自分がなにをする/したいのか」を共有しあいました

個人的な見え方として、運営メンバーはびっくりするくらいそれぞれのバックグラウンド・価値観・強みが違って
それが故に意見があわないこともたくさんあるのだけれど、
ひとつ共通していえることがあるとするのであれば、みんな「QWSという場所に可能性を感じていること」だと思うのです





そして今回のFES。
運営全員が企画を持ち、「会員による会員のための文化祭」のために何ができるかをそれぞれ考え実施しました。


人によっては、ただの内輪のおままごと、何の価値につながるのか、そんなことを思う人もいるかもしれません


ただ個人的にはこのFESは運営メンバーにとってのイニシエーションであり、意思表示でもあると思うのです。


「みなさんの夢を実現する場所」にすべく、「まず僕らが問い続けること」


FESの翌日、
ONE JAPAN CONFERENCEで100名近い方の前で登壇させてもらいました。
そこで宣言した「一歩目を共に踏み出すこと」が僕にできることと信じて、この大好きな場所からさらに多くの可能性の種が生み出されるよう、問い続けていきたいと思います

松田さんのこの視点も忘れないように



5年目のQWSもよろしくお願いします。

SHIBUYAQWSコミュニティマネージャー 岩田

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