脱サラしてNSCに
おつかれさまです。
吉本興業1年目、NSC東京28期の
けんとって言います。
今回は28歳の僕がなぜ、5年務めた会社を辞め、
脱サラしてお笑いを始めようと思ったのか、
安定ばかりを求めていた自分がなぜ
そんな不安定な仕事をしようと思ったのか、
経緯とか考えとか話せたらなと思います。
大きな理由は2つ!
◇まず一つ目は、
サラリーマンを続けていった先の未来が読めてしまったことです。
社会人4年目を迎えた僕には3年付き合っている彼女がいました。
実家暮らしだった僕は、そろそろ一人暮らし、もしくは
同棲をしようと思い、家を探していました。
前の記事にも書きましたが、
不動産営業マンをしていた僕のもとに
かなり良い物件の情報が入ってきたので、
横浜市内の駅前の1LDKの物件を、
同棲用に購入しました。
しばらくはまず一人暮らし+半同棲みたいな形で、
慣れてきたら本格的に同棲しようという感じで、
もちろん彼女と物件の内見もしたし、
一緒に家具も選んで、彼女の歯ブラシなんかも置いてみたり、
なんなら当時僕ももう26歳とかだったので、翌年には
彼女にプロポーズもしようと思ってました。
ただ、2つ目に書く理由がこう思うきっかけになったんですが、
このまま自分は
この彼女と結婚をして、この家に住んで、
30歳ぐらいまでにはこどもも2人ぐらい出来て、
会社では将来この上司ぐらいまで出世して・・・
あとはこのレールを辿っていくだけの人生か
と思ったらものすごくつまらないなと感じてしまいました。
これがもう一つの理由とつながります。
◇2つ目の理由は、
やりたくもないことで辛い思いをするなら、
やりたいことで辛い思いをしたい
と気づいたからです。
全く興味のなかった不動産の仕事は
4年目を迎え、割と順調でした。
詳細ははぶきますが、仕事でトラブルを数件抱え、
とんでもなく辛い思いをした時期がありました。
不動産に関するトラブルですので、金額も大きく、
すぐに解決するようなものではなく、
本来助けてくれるはずの上司にも見捨てられ、
毎日吐いてました。
どんなパワハラにも耐えてきた僕ですが、
さすがに仕事を辞めたいと思い、
転職も考えましたが、サラリーマンを続ける以上、
おそらく同じようなことが起こるだろうと
そのころに自分の人生を色々と見つめなおし、
昔やりたいと思っていたお笑いをやろうと思い、
地元の親友に声をかけ、NSCに入ることにしました。
結果、安定した職は捨て、
彼女にはフラれ、
家も売りました。
これは早く売れないとダメよなあ
今日はそんなところで
ごきげんよう