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フライング・リザーズⅠ「マネー・ザッツ・ホワット・アイ・ウォント」

こんにちは。今日は音楽で一葉です。

フライング・リザーズは、80年代初頭に活躍したグループ。

フライング・リザーズ(The Flying Lizards)は、1976年にクリス・カニンガムを中心に結成された実験的なイングランドのニュー・ウェイヴ・バンド。1979年にバレット・ストロングの楽曲「マネー」の風変わりなカバー・バージョンで最もよく知られている。その年のうちにセルフタイトルの付いたアルバムを発表し、全英アルバムチャートで60位に達した。(日本版Wiki改)

一番売れたのが、"Money That′s What I Want"。

ロックンロールをノイズ/アヴァンギャルドでお色直しした、最高に格好いい曲です。

The best things in life are free
人生で最も素晴らしいもの それは自由よ
But you can keep 'em for the birds and bees
だけどあなたそれは鳥や蜂に取っておいて
Now give me money That's what I want
さぁお金をちょうだい それこそ私の欲しいもの
Your loving give me a thrill
あなたの愛情には感動するわ
But your loving don't pay my bills
だけど愛情で請求書は払えないの
Now give me money That's what I want
さぁお金をちょうだい それこそ私の欲しいもの
Money don't get everything, it's true
お金が全てじゃないのは知ってるけど
What it don't get, I can't use
愛でしか得られないものでは役立たないの
Now give me money That's what I want
さぁお金をちょうだい それこそ私の欲しいもの

甲斐性のない自分には少し耳の痛い歌詞ですが、こういう現実的な女性の歌もいいですよね。実際今もよく言われます。(^▽^)/ でもやっぱりパンクは、フォーリアルでないといけませんよね!

オリジナルは、バレット・ストロングというモータウン(デトロイト)にいた人です。当時のR&Bチャート2位とのこと。

ジェリー・リー・ルイスやビートルズにもカバーされました。

バレット・ストロングのオリジナルも素晴らしい曲ですね。また、ビートルズのカバーもひねりがあって唸らされます。ビートルズ初期はロックンロール古典のカバー曲をかなりやっていますが、単なるコピーに終わってないのがすごいところ。

原曲もビートルズも男性ボーカルなので、日本語で「私」と訳出したところは「僕」や「俺」になって結構印象が変わると思います。そこがフライング・リザーズのオリジナリティにもなっています。


(追補)

歌詞と対訳については、れしさんの「ロスト・イン・トランスレーション 洋楽の歌詞を和訳するよ」を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

https://resion.hatenablog.com/entry/2020/03/26/The_Beatles_%E3%80%8EMoney_%28That%27s_What_I_Want%29%E3%80%8F_%E5%92%8C%E8%A8%B3

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毛針
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