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ヴァセリンズ"Son Of A Gun"(1986)
1986年から1990年頃に活動していたユージン・ケリー(V,G)とフランシス・マッキー(V,G)を中心とするグラスゴーのバンド。
後年ニルヴァーナのカート・コバーンがデビュー曲「サン・オブ・ア・ガン」と、セカンド・シングル収録曲「モリーズ・リップ」をカバーしたことにより再評価されることとなった。
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私も同じく、カートが激賞しているということで聴いてみたクチ。すっかり今では寝起きのテーマソングになっています。
ニルヴァーナの暗さを反転させたような明るいDIYポップソングです。
中々ここまで体が軽くなる曲もない。
かつてライターの鶴見済(ex完全自殺マニュアル)がブー・ラドリーズの「ウェイク・アップ・ブー」をアップする音楽のベストに挙げていたが、それならこの曲を聴こう。
ローファイで難しいこと一切してないのに、最高のアップビートとギターにメロディ。同じ編成、同じ楽器のバンドはいくらでもいるのに、なぜ彼らだけこんなに特別な曲になるのか。陳腐だがマジックとしか言えない。
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二人のインタビュー動画もユーチューブ等で見れるが、口数が少なく落ち着いたユージンにスコットランド訛りで毒舌を繰り出すフランシスの姿が見れる。夫婦になるなら、こういう風になりたい。
私にとっては、切っても切り離せないアンセム・ソングです。騙されたと思って5回リピートで聴いてみて。耳が溺れて虜になります。
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