右手を褒められて嬉しかった話

 週末にライブしてきました。ライブ自体は3ヶ月ぶり、やったバンドは2年ぶりでした。疲れた。でも会いたい人に会えたし、今後のこともいくつか決まってきたので本当に行ってよかったと思ってます。友人は大事です。俺は思ったより愛されていたみたいです。

 仙台で活動しているバンド、ミクロ菩薩(Twitter : @Micro3Bosatsu)とResonance(Twitter : @kyo_mei_tai)のギタリスト永井くんとも会いました。下の代の中では特に仲の良い後輩と思っています。上記のバンドも応援してあげてください。
 彼に俺の出番あとに「健太さんのピッキングは美しいです」とお褒めの言葉を頂きました。え~~~!!!嬉しすぎ~~~!!!あ、健太はおれの名前です。

 これめっちゃ嬉しいんですよ。わかりますか??ギタリストは右手褒められたら嬉しいですよね?いやだからといってテキトーに褒めるのは疑心暗鬼になるのでやめましょう。普通に「ギター上手いですね!」って言われるより嬉しいです。マジで。

 俺はあまり言語化はしてこなかったのですが、ピッキングにはかなり注力しています。特にアタックとダイナミクスですね。
 ローゲインでは特にダイナミクスがわかりやすいように、トランスペアレント系やTS系で音を作り、ピッキングの強弱で歪み量が変化するようなセッティングにすることが多いです。ダイナミクスのために上と下を残すために60%くらいの力でのピッキングを心がけてます。ピックはMaster8の青(1.2mm)のジャズっぽいやつ。普通のJazzⅢよりデカくて尖ってます。
 ハイゲインでは逆にダイナミクスが薄くなるのでなるべく脱力してます。メタルは40%くらいで弾いてます。速いフレーズや刻みもやりやすいし。ピックも変えてます。ペトルーシの赤い2mmのやつ。アタックが丸いです。あまりに掴む力が弱く汗っかきなのでよくピックを落とします。なのでGrecoのシールを貼ってます。オススメ。

 あとは大事な「どうピッキングするか」ですが……。ごめんなさい。これはあんまり言語化できていません。プレイによって変えているのはそうなんですが……。
 でも1つ言えるのは右腕全体を使うのが大事ですね。ストロークの時は結構肩を意識してると思います。アルペジオは手首かも。刻みは最近親指も使ってます。カッティングは肘も大事です。ちなみにアングルは平行で結構上向きです。肘はボディに置いてますね。置かないと弾けないです。ストラップはまあまあ高め?ギターはストラトシェイプです。

 ふわふわした話ですけど「簡単そうに弾いているように見える」ようには心がけています。具体的にはオルタネイトピッキングの徹底と振りのコンパクト化ですね。これを極めると「上手すぎてキモい」になります。Jason Richardsonみたいな。はやくこれになりたい。
 最近ギター10年目にしてインサイドピッキングがようやくできるようになってきたのでだいぶオルタネイトを徹底できるようになってきました。まだまだ成長の余地アリですね。

 まあ何が言いたかったと言うと、これだけ頑張っていてかつ他人に全く言ってなかった部分を褒められていてとっても嬉しかったという話です。それはきっと同じ部分を頑張っている人間だからこそ見えたことだと思います。過去に同様に右手を褒めてくれた人は他に一人だけ、その人はギターヒーローで憧れの先輩です。その人も永井くんも俺よりギター上手いと俺は思ってます。2人とも個性的で、少なくとも客観的に見て絶対に敵わない部分はあります。でもそういう違う種類の2人から認められたのは非常に光栄なことです。すごく嬉しいです。

 あまりプレイについては語らないようにしてきた(個々人の趣向により変わりすぎるので)のですが、嬉しすぎて書いてしまいました。自分のギターにはあまり自信はなかったのですが、少し自信が付きました。ありがとう永井。

 俺はまだ音楽を続けることにしました。まだギターを弾きます。バンドもいずれできたらと思います。feat.やってみたいので俺を使いたい人は声をかけ下さい。いやコイツに弾かせたいと思わせるのが先か。ギター弾くぞ~

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