GT-1000coreのススメ
ども。ブラックフライデーでエフェクターを墓地に送ってプラグインを召喚しています。エフェクター買ってください。オナシャス。
最近はDAWでギターを録音することが増えてきました。アンプシミュレータは難しい世界です。しかし最近改めて思ったのですが、GT-1000coreはとってもスゴいです。何がスゴいのか説明するよ～‼️‼️
エフェクトの質がスゴい
まず内蔵エフェクトの質がスゴいです。BOSSのコンパクトエフェクターは、ツマミが何時でも80点以下の音にならないとおれは主張してるんですが、マルチにおいてもそれは健在で、使えないエフェクトが無いです。全部めっちゃいいです。コンパクトより良いものさえあります。特に歪みとモジュレーションは他社を凌ぐクオリティですね。
GT-1000coreのもう1つエフェクト面で良いところは、BOSSのエフェクトが使えるということです。これはモデリングではなく（多少違いますが）BOSSのコンパクトとして出ているエフェクトがそのまま入っているという意味です。具体的にはMDPエフェクトのDA-2、MO-2等、またXシリーズのOD-1X、CP-1X等です。これメッチャ嬉しいです。9mmコピーに必須なMO-2、TKの音作りに使われているDA-2が使える時点でおつりが来ます。OD-1Xを模したX-ODはめっちゃくちゃ良い音がします。最強です。
近年はBias FXやAmplitube等のソフトウェアアンシミュ、GE200やAmpero等の中華マルチ、KemperやFractal Audio等の高級マルチプロセッサーが主流ですが、正直全部エフェクトが微妙です。アンシミュにエフェクトを求めてはいけません。だからエフェクトは別で用意すべき、というのが僕の意見です。
ちなみにマルチエフェクターはBOSS、LINE6、ZOOMが3強です。どれかは実機を持っておいた方がいいでしょう。
アンプシミュレータがスゴい
アンシミュもスゴいんかい。スゴいです。特にクリーン系がいいです。しかし私がスゴいと思うのはこれ。JC-120のモデリングがスゴい‼️ さすが本家大元。再現性ハンパないです。もうこれだけでいいよ。最近のアプデでスピーカーやIRが追加されたけどこれもいいです。外部IRなんか要らねえわ。
サイズに対してできることがスゴい
小さい！軽い！サイコーだね。しかしHX StompやZOOM G6とかもそれなりに軽いです。GT-1000coreのスゴさはサイズ比のパフォーマンス、つまりサイパです。
HX Stompは同時に最大8個エフェクトを使用できます。まあ普通です。対してGT-1000coreは最大24個！！いやそんな使わんて。
ライブでの使用や他のエフェクトと組み合わせることを考えると両者とも全く困らないのですが、1台で完結させることを考えるとGT-1000coreに軍配が上がります。意外と8個って少ないですからね。
特に宅録の場合は本体の操作もPCで行うことが多いので、本体は小さければ小さいほどいいです。その点でGT-1000coreは最強ですね。
GT-1000coreのデメリット・他社との比較
GT-1000coreのスゴいとこを褒めてきましたけど、スゴくないとこもあります。
まず本体での操作がやりにくい！液晶もモノクロだし、フットスイッチのアサインもちょっと面倒です。僕は現状PC上での操作（Tone Studioという公式の無料ソフト）がメインなので問題ではないですが、ライブで使いたい人はちょっと難しめですね。その点は同社のGX-100や、LINE6 HX Stomp、POD Goとかの方がいいと思います。カラー液晶だし。
2つめのスゴくないとこは、エフェクトがちょっと少ないです。とはいえ基本的なものは揃っていて高品質なんですが、いわゆる飛び道具的な、変なエフェクトが少ないです。特にフィルター系とディレイですね。これに関してはLINE6とZOOMの完全勝利です。空間系もクリアで良いんですが、独特の味みたいなのは薄めですね。
あと○○のモデリング系も少ないですね。ZOOMのマルチストンプなんかGrid SlammerとかBF-2とかTimelineの1機能のモデリングとかありますから。そういうのはないですね。
3つめのスゴくないとこは、ベースアンプが少ないです。BOSSオリジナルのクリーン/ドライブとAmpegの計3つしかありません。ナメてんの？これに関してはHX STOMPの圧勝です。
しかしベース用エフェクトについてはそこそこあります。ベース用コンプからフランジャーやワウもあります。ただ歪みは少ないですね。プリアンプもサンズとM80しかないです。
あくまでギターがメインで録音やオマケでベースを弾く僕のような人間には適していますが、ベースメインの人にはちょっとデメリットかもしれません。しかし音はめっちゃいいです。X-BASS（BC-1X、BB-1X）のモデリングなんかは唯一無二の無力があります。
まとめ
まとめると、GT-1000core最強！！！！です。
世間的にはHX Stompの方が人気が高い感じがするので、中古で安く出がちなのもプラスですね。とにかくギタリストならば、宅録するならば持っておいて損はない品だと思います。これのおかげで随分コンパクトエフェクターを減らす決意ができました。
しかしソフトウェアアンシミュが最近強いのも事実です。特にNeural DSPなんかはヤバいです。あれヤバいです。お気に入りのアンシミュを見つけて、それ以外をGT-1000coreで補完するようにすれば、ギターのライン録りで困ることはそうそう無い気がします。
おすすめです。是非。