子供のペースで見守ること
うちの末っ子くんは今3歳半だ。
最近ますます会話ができるようになり、見ていてとても楽しいし、ほっこりする。
それと同時に、自尊心の塊のような時期なので、なかなか手に負えない部分が多い。
同じ年頃の子を持つお父さん、お母さんには共感してもらえるのではないか。
そんな末っ子くんは、まだ紙パンツが卒業できない。
保育園でもクラスでうちの子だけが、日中紙パンツを履いている。
他の子はみんな卒業しているとのこと。
そんな謎のプレッシャーを保育園からもかけられている。
最初の子であれば、トイレトレーニングをもっと頑張らないといけないと思っていたかもしれない。
ただ、うちも3人目だ。
トイレの駆け引きも3回目。
私も妻も落ち着いていた。
いいのいいの。
いつかは卒業するんだから。
末っ子くんとゆっくりトイレについて話をする。
トイレは嫌い?
おしっこ出る時はわかる?
我慢してる?
そもそもおしっこが出るかどうかが本人はまだわからない時があるらしい。
自分からおしっこだと言える時もあるのだが、毎度言えるわけではないというところだ。
それに合わせてトイレに誘う頻度をあげても、トイレ嫌いになる。
『トイレ行かない!嫌だ!』
と、このようになってしまう。
そこで最近妻が買ってきたコレ。
スリーコインズさんの
『男の子用便器』880円
これで少しでもトイレが楽しくなればいいな。
くらいの気持ちで購入。
もちろんショッピングモールや公園など、お出かけの際は、立ったままおしっこをさせているので、そこに抵抗はない。
もちろんお出かけとは違うので、家では行くのがめんどくさい時があると思う。
が、こちらを購入してから、最近少しトイレへ行くことへの抵抗が減ったと思う。
どうやら家で立ってできるトイレがあることが新鮮なようで、楽しみながらトイレをしている。
すごい大きな一歩だ。
今まで不動の岩のように動かなかった末っ子くんが、走ってトイレへ向かう姿が見られる。
少し感動した。
こんな話までして何なのだが、そこからまだ紙パンツを卒業できたわけではない。
まだまだお漏らしだってある。
ただ、トイレへ行く頻度は増えたように思う。
それだけでも大成功だ。
ちょっとしたキッカケを作ってあげることは、親の務めなのかもしれない。
そして、子供にもマイペースがある。
焦らずゆっくり、その子のペースで、一歩ずつ成長していってくれたらいいなと思う。
そして、そんな成長過程を見ながら親も学び、考え、新しいキッカケを作っていけたらいいのではないか。
この記事を書きながら、私自身、長男や長女にも同じ気持ちで接していくことを気をつけようという戒めにもなった。