マイホーム計画(大事だと思うこと)
少し業界のことについて触れてみる
現在住宅ローンについては、金利が安く、かつて住宅金融公庫でお金を借りて家を建てていた世代の方々に比べれば、ものすごい差があると思う。
地方銀行でお金が借りられるようになり、金利が安く、35年ローンが組める(それ以上の事例もある)。
20代の夫婦が家を建てることができる、とても良い時代が来た。
ただ、今話題のコロナによって、住宅業界にも多くの打撃があった。
なにせ、設備関係については、部品が海外で制作しているものも多く、トイレや給湯器、エアコン、照明器具に至るまで品薄が続いていた。
また、リアルタイムの話をするのであれば、木材価格の高騰。
これは住宅業界全体が、ベースの価格訂正をしなければならない事態となっている。
ここから考えられるのは『もう少し家の検討を待ってみる』が果たして正解なのかどうか である。
実際問題、品薄からの価格改定、木材価格の高騰、新建材(構造用合板、養生ボード)などの価格改定。すべての建築材が値上がりしてきている。
ただ、今後値段が下がるかどうか、金利が安いままなのかどうか、土地があるかどうか、良い住宅会社に巡り合えるかどうか。
このように、多くの事象が合わさって、すべてがよい状態で家を建てることができるのかどうかは疑問である。
昨年、私もマイホームを建てました。
半分は勢いではあったものの、きちんとライフプランをして、今後の将来を見据えた返済計画だけは徹底した。
1年経った今でも、月々の返済額も問題なく、家族全員快適に生活している。
賛否両論あるかとは思うが、家の検討には勢いも大事であること、将来を見据えた返済計画(ライフプラン)が重要であること。
これを、先に家を建てた者として、検討中の皆様へ伝えたい。