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プレイステーションのメモリーカードっていろいろ種類あったよね

1994年に発売したプレイステーションとその後継機であるプレイステーション2。
それらにはセーブ用にメモリーカードが必要となる(他のハードにもあるけど今回は割愛)
2006年にプレイステーション3がこの世に生まれてからは仮想メモリーカードという機能によってPS1のゲームはハードディスク内に記憶されるようになってメモリーカード自体は役目を終えてしまった。

最近になって掃除をしていたら過去に集めていたメモリーカードが大量に出てきてふと当時のセーブデータを漁るようになってしまったのと、過去にどんなメモリーカードが世に出されていたのか今回は調べてみることにした。

PlayStation用メモリーカード

メモリーカード(純正品)SCPH-1020


定価2200円
PS1の最初期から存在するメモリーカードで、セーブの保存は基本的にどれも15ブロック分。
最初はグレーのみだったが後に限定カラー、さらにはカラバリとしていろいろなカラーのメモリーカードが登場、最終的に値段も1980円くらいに落ち着いた。


ポケットステーション SCPH-4000

定価3300円
メモリーカードにた〇ごっちとかデ〇モンみたいな要素を入れたようなメモリーカード。1999年ごろに「どこでもいっしょ」人気で各所で売り切れが続出、一時的に品薄だったころもあった。
「FF8」や「遊戯王真DM」などでも大活躍…というか後者のゲームはポケステが無いと難易度が異常に高くなるためドMでもない限りは必須といっていいだろう。(それでも運が悪かったりすると余計に…)
「どこいつ」人気もあって看板キャラ「トロ」も一躍人気となっていた

ここからは他社が出しているメモリーカードになる。

一枚くん


定価990円くらい
某〇〇の会社が出していたメモリーカードで純正品とだいたい同じ感じで扱える…のだが妙な突起があるせいで収納するときにちょっと面倒だった
とあるゲーム雑誌の2000年9月号に付録でついていたりもした。


2枚くん 4枚くん 8枚くん


1枚のメモリーカードなのに特定の操作をすることで2枚目、3枚目のデータ領域を呼び出せる優れモノだがこの会社独自のものなのかメモカの抜き差しが異様に大変だったりもする。


バーチャルメモリー1000  

PS1の拡張端子(パラレルI/Oとも)に差し込んで使うタイプのものだがこちらは最終モデルに近いSCPH-9000やPSOneには端子が撤廃されているため使う事が出来ない。

どうぶつメモリー

定価1650円くらい
見た目はカワイイ、中身は1枚くんのメモリーカード。
かつてとある雑誌の1999年6月号くらいにカエルのメモリーカードが付属としてあったような…
なんだかんだ純正品より安いのでお小遣いが少なかったりした時期は重宝した…が、やはり抜き差ししにくかった。

シンプルメモリー

定価1500円くらい
PS2が出たか出てないかという段階で格安で売られてた覚えがあるメモリーカード。
地元だけかもしれなかったが純正のメモリーカードがなかなか打ってなかったのでこれで代用していた。

PS1用 メモリーカード


定価711円前後
PS2どころかPS3の中期~後期頃に発売していたメモリーカード
シンプルな機能ゆえに安いし地味にケースつきというのも嬉しい
過去にゲ〇で格安で売っていたので4個くらい買い漁ったけど非常に扱いやすかった


PS1用メモリーカード ケースつき


定価1078円くらい
2016年ごろに発売していたメモリーカード
シンプルゆえに安かったけど1個しか手に入らず




PlayStation2用メモリーカード



PlayStation2専用メモリーカード(8MB) SCPH-10020

定価 3080円
PS2専用の純正メモリーカード、初期型の本体にも付属していたがいつのまにか付属品でなくなっていた。
仕様なのかは不明だが、PS2本体のコピー機能を使う事でPS1のセーブデータをPS2用のメモリーカードに移動が出来たのでPS1用のメモリーカードをあまり持っていない人には重宝されたとかなんとか


PS2用メモリーカード(HORI製)

定価 2700~3300円
テレビゲームの周辺機器を多く手掛けるメーカー「HORI」が販売しているメモリーカード。
数多くのバリエーションが存在しており、それらによって値段も違ったりする。
一部ゲームのイラストが描かれたメモリーカードなどもありコレクター泣かせな気がする
FF10-2やテイルズオブシリーズ、戦国無双などさまざまなゲームのイラストがついたメモリーカードとともにソフトを買う人をよく見た。

物によってはDVDケース型のメモリーカードのケースがついていたりするので保管もしやすい


余談

ここまでいろいろとメモリーカードについて書いてきたけど、ここ10年くらいでamazonなどでよく見るようになった64MBのPS2用メモリーカードとか1MB分のPS1用メモリーカードが売られているけど‥‥
ぶっちゃけ怖くて買ってません。
レビュー見てると「初期化を求められる」「記載より容量が少ない」などとあるので、純正品やホリ製のメモカを買ってクリーニングしまくって使ってます
ただPS3になってからは仮想メモリーカードのおかげでPS1のゲームに関しては嵩張らずに済んでいます(ただしメモリーカードアダプターという地味にレアものが必要)

PS3はPS3で問題なのが、YLODという現象が起きてバックアップが出来なくなるとセーブデータは当然オシャカに…
有料会員のPSPlusではPS1やPS2のセーブデータバックアップはできないみたいなので、アダプターを使って定期的に物理のメモリーカードに移動させておくのが一番かな?
ただしPS2のゲームは初期型PS3でしか動かないうえにゲームアーカイブス(PS2)のセーブデータはメモリーカードアダプターで移動したデータとは互換性が無いので要注意。

まとめると

  • PS1やPS2のセーブデータはPS3に移動できる(アダプター必須)

  • PS3ではPS1のセーブデータは互換性あり

  • PS2のゲームアーカイブスは初期型で遊べるPS2ソフトと互換性なし

  • バックアップはゲームのデータでも同じくきちんと物理メディアにも



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