【構想からリリースまで1ヶ月】邑楽ユナイテッドFCがクラウドファンディングを開始するまでの軌跡
サポートしている地元群馬のフットボールクラブ「邑楽ユナイテッドFC」が8月3日からクラウドファンディングを開始しました。6月某日に代表の中村さんとクラウドファンディングについて意見交換し、実施を決めたのが同月下旬。その後リリースするまでの1ヶ月余りの軌跡を記しておきます。
1. 実施決定~スタッフ募集(6月下旬)
6月某日 打ち合わせ@邑楽町
代表の中村さんとクラウドファンディングについて意見交換。その場で、前向きに検討していく流れになり、実施を決定したのが同月下旬。中村さんのアイディアでクラブスタッフに加えて、ファンクラブ会員向けのメルマガで手伝ってくれる人を募集することに。
6月23日 メルマガ発信
6月末 スタッフ決定
ファンクラブ会員の中から2人(あつしさん、ネギさん)が手を挙げてくれました。いずれも中村さんの高校サッカー部の同期です。チームスタッフのトミーさん(群馬在住)を含めて以下のスタッフで準備を進めることになりました。
2. オンライン定例会議(7月)
以下のスケジュールで週1回のオンライン定例ミーティングを重ねました。
※7月26日(日)→7月24日(金)に変更
第1回MTG(7月1日)@ZOOM
初回MTG。中村さん以外の4人とは、私はこの日が初対面でした。各自自己紹介とクラウドファンディングの目的や支援金の使い道を確認。次回は、各自でリターン(返礼品)の企画を持ち寄ることに。
第2回MTG(7月6日)@ZOOM
リターン企画についてディスカッション。この時点では、「選手によるオンライントレーニング」や「邑楽町の農産品」などのアイディアもありましたが、支援者ニーズ、商品性担保、オペレーション負荷などの観点から絞り込んでいきました。トミーさんのアイディア「公式戦にベンチ入りできる権利」は実施する方向に。
プラットフォームは、一足先にクラウドファンディングを実施していた友人のCarstay代表・宮下さんにも相談し、CAMPFIRE「新型コロナウイルスサポートプログラム」の申請をすることにしました。
第3回MTG(7月13日)@ZOOM
引き続き、リターンについてブレスト。この日、ネギさんから「ユニフォーム着用似顔絵イラストデータ」に繋がるアイディアが出ました。私も「これは面白い!」と直感し、すぐに面識のあったココナラ南社長に相談。ココナラのイラストレーターに依頼すれば実現できそうだったので実施の方向で検討していくことに。
プロモーションについては、「メディア向け広報(プレスリリース)」「地元でのポスティング」「WEB・SNS施策」「邑楽町広報誌への掲載依頼」などについて概ね実施決定。
第4回MTG(7月20日)@ZOOM
中村さんからリターンの準備状況の共有。また、地元メディア向けの情報発信について確認。7月24日に事務所に取材に来てくれるような依頼書を準備し、この日に発信。CAMPFIREに掲載する本文も完成に近い状態になってきました。
またこの日プロモーション施策の一つとして、あつしさんから「スタッフの友人知人を対象にしたクローズドなZOOM座談会」のアイディアが出て、満場一致で実施決定。
第5回MTG(7月24日)@邑楽町の事務所
この日は、私も実家に帰省し、邑楽町の事務所で代表中村さん、トミーさんと3人で打ち合わせ。トミーさんとはリアルでは初対面です。リターンの準備状況(仕入スケジュール)やそれに合わせたクラウドファンディング開始時期について打ち合わせました。
そして、事前に連絡をしていた地元メディアの中から、群馬テレビさんと上毛新聞さんに打ち合わせの様子を取材していただきました。当初は7月末のクラファン開始を予定していましたが、諸々の準備状況から8月上旬スタートとすることとし、メディアの方にもお伝えしました。
ミーティング後は、3人でランチ会@かつ太郎邑楽町店。
第6回MTG(7月29日)@ZOOM
8月3日のリリースに向けて、プレスリリースやCAMPFIRE掲載内容の確認。また、同日夜に開催する「邑楽ユナイテッドFC オンライン座談会」の企画を詰めていきました。
3. 地元メディアからの取材(7月24日)
7月24日の邑楽町事務所での打ち合わせ。群馬テレビさん、上毛新聞さんに取材に来ていただきました。群馬テレビさんには同日夜のニュースで放送していただき、上毛新聞さんには翌朝の朝刊で掲載いただきました。地元メディアに存在を知ってもらい、興味を持っていただき、記者個人とも繋がることができて、広報戦略としては大成功となりました。
7月24日 群馬テレビ「ニュースeye8」
7月25日 上毛新聞朝刊
4. クラウドファンディング開始&ZOOM座談会(8月3日)
8月3日(月)14時、無事にクラウドファンディングをリリースしました。
プレスリリース(PRTIMES)
クラウドファンディング(CAMPFIRE)
同日、中村さんには群馬県庁記者クラブに出向いていただき、投げ込みと記者向けに概要説明を行っていただきました。その結果、毎日新聞さんに記事にしていただきました。
夜のZOOM座談会にはスタッフの友人知人20人程度に参加いただき、代表中村さんからクラブ設立の経緯や現在の状況を報告しました。
8月3日夜 ZOOM座談会
スタッフの友人知人約20人が参加。Jリーグクラブのスタッフや大学教授の方にも参加いただき、鋭い質問も多かったです。(SNS投稿同意の上、撮影させていただきました)
毎日新聞(群馬版)8月8日
中村さんが7月24日に記者クラブで名刺交換し、その後記事にしていただきました。群馬が初任地の若手記者のようですので、これから末永くお付き合いしていきたいと思っています。
5. これからがスタート
7月1日に初回のZOOM会議でスタッフ同士の自己紹介をしてから約1ヶ月。ほぼリモートでの打ち合わせにも関わらず、スピーディにスタートアップ的にプロジェクトを進めることができました。そして、リモートであってもメンバーとの信頼関係は作ることはできるし、企画やブレストなどのクリエイティブな作業もできないことはないと実感しています。スタッフのあつしさん、ネギさんとは結局未だにリアルではお会いできていません(笑)
クラウドファンディングは、開始後数日で40人以上の方に支援いただき、また熱い応援コメントを沢山いただいています。スタッフ一同喜んでいると同時に支援いただいた方の期待に応えていかなければならないと気を引き締めています。引き続き、9月5日の募集終了日まで、一人でも多くの方に邑楽ユナイテッドFCを知っていただけるように頑張っていきます。
邑楽ユナイテッドFCは、2029年までにJリーグへ加盟することを目指しながら、ニューノーマル(新常態)における「新しい働き方」や「地域への貢献」にもチャレンジしていきます。
今日も18時からZOOM会議です。