挑戦した3か月

ビジネスプランコンテストを終えて

発表を聞いていて、負けた…
と正直初めに思っていた。
一人目の人柄あふれる優しく、独創性あふれる発表
すでにプロボノを行い、正確性のあるはきはきとした発表
チームのリーダーとして堂々として社会貢献性のある発表
もともとのキャリアもすごすぎるし、都留への思いもすごい発表
すでに事業として確立していて、非の付け所のない発表

そんな5組の発表に素直にすごいと思い、だからこそ5番目の発表の中あまり緊張しなかったのかもしれない。
もうしょうがない。どんなに恥をかいたとしても私は私だ。
今の私を伝えるのみだ。

やっぱり私は舞台にたつのが好きなのだろう。
立ってしまえば楽しかった。

オンラインでも現地でも見てもらえて、応援してもらえて、質問でうまく答えられず、終わった後は待っている時と違って、ずっと反省会…。
あのときこう答えて入れば…
ここをもっと詰めていれば…
こんな発表の仕方だったら…

そのおかげで全然優勝者の発表聞けなかった笑
パネルディスカッションも目の前の紙にずっと後悔の言葉を書いていた。

結局たくさんの人から言われた
「都留文生が頑張っていることが…」
「大学生のうちからこんなに…」
「パッションあふれる…」
この言葉は、今の私にはまだこれしかないのだと思わされた瞬間だった。
内容や準備力はやはり目立たない。
学生ということ文大生だということを差し置いて成長したいと思ったのに
だめだった。

いつまでたっても言われたくない
「大学生なのに、大学生のうちから、えらいね~」
えらいからしたいわけじゃない。
大学生のうちから今できたとしても私に成長能力はあるのだろうか、ずっと不安だった。
いつかは絶対言われなくなる。
じゃあ、パッションだけになっちゃうけど、それも無理だ。私よりもっとずっとパッションを持っている人と出会ってきた。

自信なんて何もなかった。
私の心を奮い立たせてくれたのは、
表現することが好き
ヒアリングで聞いたアーティストの言葉
大好きな周りのアーティストが頑張っている姿
芸術鑑賞行った時の感動
これだけが私の原動力だった。

そして、もらったW受賞
スポンサー賞
未来賞

正直、どちらも信じられなかった。
大人の事情かな?
都留文生だから?
私なんかがもらっていいの?
ごめんなさい…、

一気にいろんなネガティブな言葉が出てきた。
でも、舞台にたったらそれっぽいことを言ってしまう、
私を選んでくれた人に失礼だ。ここは子どもの気持ちを思い出して、純粋に喜ぼうと思った。
そして、ちゃんとこの場所で感謝を伝えよう。
今回の賞は私に自信をくれた。
でも、驕り高ぶらない。
使命のようなものつきで。

「頑張れよ」

そんな賞だと思う。
そして、起業ということを信じきれない私への後押しなのかとも思う。
応援してくれる人がこんなにいる。
励ましてくれる人がたくさんいる。
アドバイスをくれる人がたくさんいる。その証明なのだと思う。

あきらめそうな私をずっと励まし、進まない私を怒らず、ほっとかず、冷静に落ち着いてサポートしてくれたメンターのお二人にとても感謝している。
ずっと私を褒めてくれて、大学1年生の時から知ってくれているコミュニケターにもとても感謝している。
そして、シェアハウスでたくさんアドバイスをしてくれたみんなにも。
1年生の時に出会えた先輩にも…。
ゼミの先生にも…・

裏話ですが、この内容は因島に住んでいた時から夢見ていたプランです。
中学生での総合の時間、1人1提言で発表した私の空想のようなプランをビジネスプラン化したものです。

これがもし実現したら、実現した暁には
過去の私のデータとともに母校に行きたい。
現代の探求の授業の第一実践例になったりするかもしれない。
それは、教育に違った形でアシストをするのかもしれないなんてわくわくしていました。

実現したい
実現しよう

最初に謝らせてほしいのは、
このビジネスプランコンテストすぐにはできません。
私にもやりたいことがあります。
それをしながら進め、それだけを進める期間もつくり、ブラッシュアップして進めたい。
自分はやっぱり自分のことも大事にしたいから。
私なりの事業の立て方を模索したい。

もっと私の進路がぐるぐるしています。
でも、私がこのタイミングで応募したことは
絶対に意味があったのだと思う。
進路を悩み、休学しようとしたこの期間に
団体もサークルも忙しいこの期間に
ほぼほぼ勢いだった応募だったけど
私が心のそこから実現したいビジネスプランでした。
今だからこそこのビジネスプランが出たのだと思います。

みんなの心にアートがこんなにあるんだってびっくりしたし
それならなおさら実現させたいって思った。

これからも私は私のままで
それが魅力なんだって思ってる。


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