Shadowverse EVOLVE GP京都環境考察

やっはろー!ルルルです!

GP横浜、GP福岡に続いて今回のGP京都でも環境考察をしていこうと思います!!

それでは、さっそく前回の福岡GPの振り返りからしていきましょう。


GP福岡の分布と結果

GP福岡では612名が参加しており、分布と人数がこちら

参加人数612名
ドラゴン:34% = 約208名
ナイトメア:25% = 約153名
ロイヤル:13% = 約80名
ビショップ:11% = 約67名
エルフ:9% = 約55名
ウィッチ:8% = 約49名

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 福岡」のメタゲームから一部引用

【ドラゴン】が堂々のシェア1位ですね、これは皆さん予想通りだったと思います。
時点が【ナイトメア】で、これは予想外でした。
まさか3位の【ロイヤル】と約2倍も差をつけるとは思いませんでした。
3位の【ロイヤル】と4位の【ビショップ】についてはもう少しシェア率が多いと思っていたのですが予想よりもシェア率は低かったです。
どちらも15%くらいはいると思ったのですが読み外してしまいました。
【エルフ】と【ウィッチ】については10%弱でだいたい予想通りでした。

シェア率については以上になります。
それではさっそく結果を見ていきましょう。
まずはBEST8から見ていきましょう。


BEST8

【ロイヤル】1名
【ランプドラゴン】2名
【ディスカードドラゴン】 3名
【秘術ウィッチ】1名
【コントロールナイトメア 】1名


GP横浜の時と同じく圧倒的な存在感を放つのは【ドラゴン】です。
8人中5人と過半数を占めていてデッキパワーを感じます。
母数が208名とした場合41名に1人が進出していることとなり、
進出率も全クラスの中で最も高く、安定して勝ち上がれるデッキと言ってもいいと思います。

【ロイヤル】【秘術ウィッチ】【コントロールナイトメア】が各1人で
【ロイヤル】80人中1人、【ウィッチ】49人中1人、【ナイトメア】153名中1人の進出です。
この3クラスはここまで勝ち上がるのに対ドラゴンへの対策や純粋なPSなどが非常に高水準に仕上がっていることが伺えます。
逆に言えば確かな自信がなければ握るべきではないデッキなのかもしれません。

各々様々意見はあると思いますが、進出率からしてもやはりGP横浜と同じく【ドラゴン】が環境の中心にいて、事実非常に勝ち上がりやすいのが【ドラゴン】の大ドラゴン環境と考えてよいでしょう。

前回のGP横浜で優勝した【ビショップ】は今回はベスト8には不在でした。
やはり【ドラゴン】の対策が難しかったと思われます。
GP京都ではまた結果を残せることを期待ですね!


優勝&準優勝

優勝は【ロイヤル】
準優勝は【ランプドラゴン】という結果でした。
【ドラゴン】はベスト8進出率は高かったですが、そこからの勝ち上がり数は少ないようで、しっかりと【ドラゴン】に有利に立ち回れるクラスが勝ち上がっていると考えます。


GP福岡後の環境

GP福岡後のCSや私個人の体感での環境になりますが、
やはり【ドラゴン】がTier1で全体の3割~4割程度を占めていると思います。
【ディスカード】よりも【ランプ】が主流で、【ディスカードドラゴン】の場合でも【ランプドラゴン】に《竜巫女の儀式》と《竜呼びの笛》《光の道筋》の最低限のパッケージだけが採用されれいる【ハイブリッドドラゴン】がメインだと思います。

この【ドラゴン】に比較的有利に戦える【ロイヤル】が数を増やし、
【ランプドラゴン】と【ロイヤル】には有利を取れる【ビショップ】も数が増えているように思えます。
【ランプドラゴン】【ディスカードドラゴン】【ミッドレンジロイヤル】【陽光イージスビショップ】の4デッキがしのぎを削っているイメージです。

また、無視はできない強さを誇っている【アグロナイトメア】や【秘術ウィッチ】が虎視眈々と勝機を伺っていることも重要なポイントです。
この辺を全く考慮しないでいると痛い目をみることになりそうです。

最近では【コントロールナイトメア】も台頭してきて、前回と同じく混沌とした環境になっていると思います。


Tier表

直近のCSを参考にしつつ、私個人が感じている感覚で作成した環境Tier表になります。

なおこのTier表は単純に強さではなくメタゲームを考察するにあたり環境全体での流行度&強さの複合的なものですのでご留意ください。
どれだけ強くても流行ってなければTierは低めにしています。

いつもの注意書き

Tier1
【ランプドラゴン】
【ディスカ-ドドラゴン(ハイブリッド軸)】

Tier2
【ミッドレンジロイヤル】
【陽光イージスビショップ】

Tier2.5
【アグロナイトメア】
【秘術ウィッチ】

Tier3
【コントロールエルフ】
【コントロールナイトメア】(眷属軸も含む)
【ディスカードドラゴン(テンポ軸)】


Tier表解説

Tier1

【ランプドラゴン】
【ディスカ-ドドラゴン(ハイブリッド軸)】

【ドラゴン】は圧倒的Tier1です。
強さとしてはTier2とそれほど大きく離れてはいないと思いますがシェア率が
圧倒的すぎるので今回は単独Tier1と評価しました。
【ランプドラゴン】と【ディスカ-ドドラゴン(ハイブリッド軸)】では
ほぼ誤差程度だとは思いますが【ランプドラゴン】のほうが多いと思います。パワーはだいたい同じくらいで対面相性がそれぞれ違うだけの感覚です。

Tier2

【ミッドレンジロイヤル】
【陽光イージスビショップ】

Tier2には【ミッドレンジロイヤル】と【陽光イージスビショップ】を選出。
それぞれ単独でのパワーが高いことはもちろん、しっかりと【ドラゴン】に対して勝ち筋があるのが偉いです。
【陽光イージスビショップ】は【ランプドラゴン】にはギリギリ微有利と言えると思いますが、【ディスカードドラゴン】には微不利かどんなに頑張っても五分くらいだと考えています。

【ミッドレンジロイヤル】は平均点が高く、安定していますね。
特に環境から苦手な【テンポディスカードドラゴン】が減って、【アグロナイトメア】なども少ないので立ち位置がよさそうです。

Tier2.5

【アグロナイトメア】
【秘術ウィッチ】

【アグロナイトメア】と【秘術ウィッチ】はどちらも強いデッキで上位入賞も目指せるのですが、シェア率が低いためTier2.5と位置付けました。
ほぼTier2だと思います。

Tier3

【コントロールエルフ】
【コントロールナイトメア】
【ディスカードドラゴン(テンポ軸)】

Tier3にはこれら3種を選出
どれもGP京都で10回ほど対戦すれば1回は当たるかな?くらいだと考えています。
それぞれTier1,Tier2デッキのどれかに有利だけど、どれかには不利みたいなイメージがありますね。

以上、ルルルの考える現在の環境(2022/09/02時点)でした。
それではこれらを元に選出すべきデッキを考えていこうと思います。


デッキ選出

まずデッキを選出するにあたり、無視できないのが
環境王者【ドラゴン】
安定性の【ロイヤル】
陰キャ極めてる【ビショップ】
この3クラスでしょう。

大型大会に持ち込むのであればこの3クラスをしっかりと見て対策しているデッキ、もしくはこの3クラスのどれかを選択して他2クラスの対策をするのがいいと考えます。

まず前提としてこの3デッキ全てに有利を取れるデッキはないと思っています。
それぞれデッキタイプが違いますし、違う3つのデッキタイプ全てに有利を取れるデッキがあれば間違いなくそれがTier1の一強環境です。
となると、どれか1クラスを割り切って他2デッキに有利を取れるデッキを選出となると思いますが、それならば3クラスのどれかを選択して理論上ミラーで五分、ほかに有利と言い張れる選択をしたほうがいいと判断します。

では3クラスを簡単に確認してみましょう。


【ドラゴン】

《竜の託宣》にPPブーストで相手より強いプレイを常に上から押し付けるクラス。
PPブーストからのインチキが目立つが実はPPブーストしなくても軽量除去が多いため普通に戦うこともできるのがポイント。

主流のデッキタイプは2種

【ランプドラゴン】
大量の除去と大型フォロワーが特徴。
軽めの単体除去に全体除去、確定除去も複数あり上振れると誰も止められないパワーを発揮するが事故ると目も当てられない不安定さがある。
プレイングである程度の下振れはどうにかなるので実は以外と腕試される。
それはそれとして最強の動きすればプレイヤースキルは関係ないので初心者や、あまり自信がない人でも強者相手にとりあえずワンチャン狙える。

【ハイブリッドディスカードドラゴン】
上記のランプドラゴンに《竜巫女の儀式》が採用されたもの
よりアグレッシブにリーサルを狙いにいけるので【ビショップ】相手に有利に立ち振舞えるようになったもの。
デッキ枠の都合上《竜巫女の儀式》や《光の道筋》などの採用で除去系カードが減る傾向にあり、確定除去の枚数が少なくなり、【ランプドラゴン】に不利を取りやすいのが難点


【ロイヤル】

豊富なサーチ札と強力なフィニッシャー、大量の疾走フォロワーを抱えるデッキ。
低コスト帯からフォロワーの横ならべが可能で、一方的な試合展開にすることも可能。
とにかく安定して盤面で戦うデッキ。
弱点は除去スペルの採用があまりされないので除去する手段が少ないこと。

現在の主流はGP福岡で優勝した【ミッドレンジロイヤル】
安定してパワーを出せるが相手の上振れについていけないことがあるのが難点。
プレイヤースキルが問われるデッキでもあるが、使いこなすことができれば非常に強力。


【ビショップ】

大量の除去とドローから強力なフィニッシャー《ヘブンリー・イージス》に繋ぐデッキ。
《守護の陽光》と《ヘブンリー・イージス》を合わせた陽光イージスが基本的な終着点になる。
オーラ+破壊されない+ダメージを受けないの3点盛りに守護が付くので絶対に攻撃されない1ターンが生まれるので非常に防御性能が高い。
また《ヘブンリー・イージス》本体のスタッツが高いので蓋をしたあとに攻撃をすればほぼ勝ちなのでプランが明確で扱いやすいのもポイント。

現在の主流の形はQuickスペルで相手盤面を除去するスペル型と、
スペル型に《カグヤ》を採用し、盤面押しも可能なカグヤ型の2つがある。

ミラー戦になったときの時間制限だけが気掛かり。


持ち込みデッキ

以上を踏まえて今回私が持ち込むべきだと考えたデッキですが、
【ビショップ】がよいと判断しました。


【ビショップ】を選択した理由がこちらになります。
・比較的安定していて事故を起こしにくい。
・プランが明確でGPのような長丁場で、疲労してもプレイミスを起こしにくい。
・CSなどと違って当選したからとりあえず参加する!といったエンジョイ勢との試合でしっかりと勝つことができる。
・直近のCSでも結果を残しているのでデッキパワーが高いのは明確である。
・【ドラゴン】だとどんな格上相手にも勝てる可能性があるが、代わりにエンジェイ勢相手でも一定数負ける可能性が生まれてしまうため、プレーオフ進出が難しい。
・【ロイヤル】では【ドラゴン】【ビショップ】が上振れした際に勝つのが難しい、また長期戦での疲労からサーチ先のミスなどで負ける可能性が高い。

以上の理由から今回私が持ち込むのであれば【ビショップ】を選出しました。

終わりに

如何だったでしょう?
本来であればこの後有料部分で持ち込む【ビショップ】の解説と採用カード不採用カードの紹介、各対面でのマリガンや戦術の紹介などを行うのですが
今回は私自身の構築が完全に固まっていないので、逃げますお休みになります。
デッキそのものはかなりいい感じに仕上がってるのですが納得しきれない・・・
どうしてもそのリストが見たいんじゃ!って人は
へへへ、お布施をもらえればTwitterのDMとかでいくらでも流しますのでそちらでお願いします。

それでは今回はかなり短めですが全文無料ってことでここはひとつ!
次回はGP時にはまた環境考察をするのでまたねー!!

※有料部分は完全お布施で何も無いのでご注意ください

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