お客さま一人ひとりに合った「ラクさ」を共創する
ノリでなった美容師だけど、17年間楽しく続けられている理由
──堅田さんが美容師を志したきっかけを教えてください。
高校生時代、進路を考えていた頃、「大学受験はなんとなく違うんだよなあ」と思っていて。
おしゃれしたり、髪をいじったりするのが好きだったので「美容師、いいじゃん」と直感的に感じ、志すことにしました(笑)。
ノリと勢いで来たものの、この仕事が楽しくて17年間続けられています。
──直感力がすごいですね。理想と現実とのギャップに、心が折れる瞬間はなかったのでしょうか?
もちろん体力的にしんどかったことはありました。
美容師あるあるかもしれませんが、アシスタント時代、休日を返上して練習に捧げていたので、プライベートの時間をあまり取れませんでした。
しかし、淡々と粛々と日々を積み重ねていくと、技術力も向上していきます。
お客さまに喜んでもらえる瞬間が嬉しく、美容師を辞めたいと思ったことはありませんでした。
また当時は、インターネットも盛んな時代ではなかったので、「みんな苦労しているはずだし、自分も頑張ろう」と勝手に思っていました。
情報に左右されなかったことも、むしろ良かったのかもしれません(笑)。
独立志望ではなかった僕が、フリーランスに
──フリーランス美容師になったきっかけを教えてください。
いろんなタイミングが重なったんです。
前の職場の経営方針と僕との価値観にギャップが生まれたり、自分自身、もっとお客さまと深く関わりたいという思いが芽生えたり。
独立に対する憧れがあったわけではなかったんです。
いろんなことを見据えた時に、「小さなお店を構えた方が合っているかもな」と思うようになり、フリーランスになることにしました。
──シェアサロン『サロンビレッジ』を拠点にした理由は何でしたか?
世界観や内装に一目惚れしましたね。また、運営陣のみなさんが清掃を担当してくださる点も、大きな決め手となりました。
いつも高クオリティのおもてなしをありがとうございます。最高の環境で、自分の仕事に集中できるので助かっています。
お客さまの年齢層は10代〜80代。十人十色の“ラク”を提案したい
──堅田さんが提供する技術へのこだわりを教えていただけますか。
お客さま一人ひとりに合った“ラク”を提供したいな、と常日頃考えています。ぶっちゃけ、ラクしたいじゃないですか(笑)。
「堅田さんにカットをお願いしてから、手入れがしやすくなりました」といった言葉が、この上ない喜びです。
そして、一口に「ラク」と言っても、十人十色。
くせ毛を活かすことを求める方もいらっしゃれば、くせ毛を縮毛矯正で伸ばすことでより自分の魅力を引き出せる方もいらっしゃる。
お客さまと相談しつつ、一緒に理想形を目指していけたらなあ、と。
──お客さまの年齢層が10代〜80代と伺っています。幅の広さに驚きました。その秘訣は何だと思いますか?
あえて専門性を絞っていないからだと考えています。
カットはもちろんのこと、カラーも縮毛矯正も好きです。パーマだって楽しい。
僕に頼ってくれるのであれば、年齢層も関係ないのです。
いろんなお客さまに喜んでもらうために、様々な技術を磨いた結果、このような運営スタイルになったのだと思います。
時代のトレンド的には発信を尖らせたり、「専門店」を目指した方が、集客においては武器になるかと思います。
ただ僕は、あえて自分の好きなことを全部大切にしたい。
思い立ったら吉日
──最後に、サロンビレッジに興味を持っているビューティシャンに向けてメッセージをお願いします。
伝えたいことはシンプルです。少しでも気になるのであれば、ぜひ足を運んでみてください。たとえ失敗しても、案外すぐに後戻りできるので。
思い立ったら吉日です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。サロンビレッジへのお問い合わせは下記にてお待ちしております。
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