ネイリスト歴3ヶ月で独立。経験の浅い彼女が、一人前になるまでの軌跡
2000年生まれ。ネイリスト歴3年目、フリーランスネイリスト歴2年目。現在はサロンビレッジ・神宮前店にて『orine.（オリン）』を営む。
大怪我を負った。そこでネイルに救われた
──七條さんがネイリストを目指したきっかけを教えてください。
ダンサーになりたくて練習にすべてを捧げていたのですが、大怪我を負ってしまい、辞めざるを得なくなってしまいました。
絶望していた時、何かに救われたくて、興味本位にフラッとネイルサロンに足を運んでみました。
あまりの綺麗さに心を奪われ、「私もネイルを通して、人を喜ばせたい」という気持ちが膨らみ、ネイルスクールに通うことを決め、今に至ります。
──すごい行動力ですね。さらに驚いたのが、約3ヶ月間のサロン勤めを経て、フリーランスになったとお伺いしています。その背景を教えていただけますか。
前職時代、面接時と入社後との勤務条件に乖離があったのです。腰を据えて頑張っていきたいと思っていたので、少し傷つきました。
「自分自信を守るためには、結局、独立するしかないな」と。いい意味での“諦め”がついて、思い切ってフリーランスになることを決意。
念願叶ってフリーランスになった今、現在は1日4、5人までと上限を設定。一人ひとりのお客さまにじっくりと向き合える幸せを、噛み締めています。
ゼロからの集客でも、初月から100名のお客さまが
七條さんが得意とする「ニュアンスネイル×個性派」
──そんな過去があったのですね。ゼロからの集客となるので大変だったと思いますが、どう乗り越えましたか。
基本的にはInstagramを中心に、集客の構築に努めました。具体的には、
・手掛けたいデザイン、専門性の選定
・そのデザインを求める方と繋がれるハッシュタグを研究
・フィード、リールの毎日投稿を継続
これらを淡々と行動した結果、半年でフォロワーが300人から1,000人に増加。その後も右肩上がりに伸びていきました。
そして技術を磨くべく、Nailie（ネイリー）にてプレ価格を提供。初月から100名のお客さまにご来店いただけるようになり、技術力も向上していきました。
何よりも「かわいいですね！」「七條さんにお願いして良かったです！」といった言葉に救われたり、今でも継続で来てくださったり。
そういった一つひとつの出来事が自信に繋がっています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
運営の手厚さには脱帽しました
──数々のシェアサロンがあるなか、サロンビレッジに決めた理由を教えてください。
まず、世界観に一目惚れしました。
洗練された内装に、清潔感溢れる空間。また、テーブルや椅子も自分で調達できるので、自分らしさを空間から演出できるのです。
「海外の子供部屋みたいにしたい」という願望があるので、選りすぐりの家具たちでいっぱいにしたいです。
また、運営陣の手厚さにも脱帽しました。事前面談時、重田さんにお世話になったのですが、すごく親身に寄り添ってくださいました。
無理なく末長く運営するための“考え方”や“集客方法”まで、いろいろと提案してくださって。学びが多く、とても有意義な時間でした。
独立って、意外となんとかなる
──そんなエネルギッシュな七條さん。今後の夢や展望を教えていただけますか。
将来は、自分のサロンを東京で構えられたら……最高ですね。
前向きで熱意溢れるプロフェッショナルなネイリストを迎えて、毎日楽しく、でも仕事に本気でなれたら幸せだなって。
実現するためにも、まずは私自身の技術を底上げしていきます。いつかプレイヤー兼経営者になることを、夢見て。
──とても素敵ですね。では最後に、サロンビレッジに興味があるネイリストに向けてメッセージをお願いします。
やっぱり、こだわりが強い人には、この上ない環境だと思います。メニューはもちろんのこと、内装にもこだわれる唯一無二な環境です。
もしも独立を考えているのであれば、意外と何とかなる、ということをお伝えしたいです。
本気でネイルが好きで発信をつづけていれば、夢中になって手掛けたデザインを「いいね！」と思ってくださるお客さまと、きっと繋がれるはずですから。
応援しています。一緒に頑張っていきましょう。
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