はじめての商工会議所に行く
今日は、独身孤独フリーランスの私が初めて商工会議所に行った話をします。
YouTube をみて商工会議所を思い出す
YouTube でサトマイさんが起業初期に商工会議所にお世話になっていた話をされていました。
当時、私は適応障害で抑うつな気分の中、その話に少し勇気づけられていました。
サトマイさんを嫉ましく思う気持ちも正直ありましたが・・・
適応障害でしばらく休んだのち、体調が戻ってくると、次第に活力が戻ってくるようになりました。
その頃から「会社に復職するのは難しいだろうな」と思うようになり、独立することを考え始めるようになりました。
その時の話はまた別の機会に。
不安を紛らわすためにまずは人に会ってみようと思った
会社に戻らないと決めた時、
「一人でやっていけるのか」
という不安がよぎりました。
個人事業としてはもう開業届を出して数年経っているのにです。
私はやや神経症的なところがあります。
今までいろんな取引先と取引してきたにも関わらず、「全く仕事がないのではないか」と謎に不安がっているのです。
正直な話、私の中では2人の自分がずっと葛藤していました。
「今まで取引してきたんだから大丈夫」という自分と
「いや、そんなものは何の拠り所にもならない」という自分
どっちも別に気にしなければいいんですが、どうしても頭をよぎってしまうのです。性格ですね、これは。
だからせめて、不安を多少でも軽減できるように行動します。
その一環として、サトマイさんも頼った商工会議所に出向いてみたのです。
まずは人に会ってみないと何も始まらないですから。
ギルドみたいでおもしろかった
よくアニメとかでありませんか?
異世界転生もので、主人公が転生して商人になったら
「商人ギルドに登録しよう!」
って思い立つやつ。定番のパターンですよね。
商工会議所に行ってみて、あれを思い出しました。
もちろん、現代の商工会議所には酒場はありません。
単にデスクがあって、担当の方と話すブースがあって、各種相談を受け付けてくれるというシンプルな作りです。
でも、今の私にとってはありがたい。
これから本当に仕事があるのかと不安になっている私でも、いろんなサポートを受けられるんだと安心材料になりました。
各種補助金や助成金の窓口や、士業の先生たちに相談するための方法。
私にとって少し難しいと感じていた領域は、
「ここに相談すれば一旦何かしらわかるだろうな」
と思えるくらいには安心できました。
もちろん、販路は自分で開拓したり、自分自身のネットワークを駆使することに変わりはありません。
が、一人で抱えずに済みそうな窓口がいくつかあるだけで個人としては本当にありがたいのだなと、身に沁みて感じます。
独立して、不安定な環境にさらされるまで、こんな当たり前のことにさえ気づけていませんでした。
早く手元の資金を厚くして、少し大きなチャレンジもやってみたいと思えるようになった
まだこの先数年は、私自身の時間を売りながら日銭を稼いでいくほかありません。
ここまで積み上げてきたスキルであとどれくらい食っていけるかは分かりませんが、やるしかないのです。
でも、単にお金を稼ぐだけではつまらないような気もするのです。これも気質かもしれませんね。
また、以前のようにお金を稼げるようになったら金銭感覚が狂っていきそうで怖い。
けれど、お金を使って、いろんなことに投資しないと将来の不安は何も解消されない。
この板挟みは深いですね。経営者の皆さんはこういう世界を生きているのか、とまざまざと感じます。
「私にできるだろうか」
と思うことも正直あります。
でも、いろんなサポートや事業があることを知っていくと、だんだんといろんなビジネスをやってみたい気持ちも湧いてくるのです
時間をとって、足を運んでみてよかった。
何気ないことですが、良い経験をしました。