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マッチングアプリでは年収を外すとマッチが減る。結局金か?
今日は、マッチングアプリから考えたことを記事にしています。
この記事は少し冗談混じりに書いてますので、多少の失礼はご容赦ください。
恋愛は正直億劫、自分で稼げばいいし、余計なリスクを取りたくないと思っていた
当時から今にかけて、
実はそこまで具体的な結婚願望も恋愛願望もありません。
どちらかといえば、恋愛は面倒なものと感じ、周囲では足元をすくわれてしまう事例も多々みてきたため、あまり積極的でなかったのです。
誰かと一緒に生活するよりも自分に投資して稼いだ方がずっと良いと本心で思っていました。
とはいえ、親も健在のうちに結婚して子どももいたらそれはそれで親孝行だろうと思う自分もいるのでした。
田舎生まれの私にとっては、そういう価値観もわかるし、親族集まる家族の団欒はとても安心する空間だったことを覚えています。
そんなこんなで、まだ年収1,000万円稼いでいた時に少し長いプランで契約していたマッチングアプリのことを思い出し、
再び少し触ってみるようになったのです。
顔が微妙でもマッチしていた年収1,000万円時代
私の恋愛歴はさほど立派なものではありません。
大学生時代に長く付き合った彼女がいたのちは、ちらっと付き合って別れる程度。
負け惜しみと言われたらぐうの音も出ませんが、でも事実そんな恋愛なんてしてる余裕も時間もなかったのです。
私にとって恋愛は娯楽のように見えてなりませんでした。
当時は部下もいましたし、自分の気持ちを配るのは彼ら・彼女らにのみで自分は精一杯だなと思っていました。
マッチングアプリを登録してしばらくした時、「あまりマッチしないんだよね」と友人に少し話をしてみたのです。
例の渡仏する友人です。
彼女はすごいいいやつなので、「写真撮ってあげるよ」とその場で提案。
夜の有楽町で、なんでもない私の写真を撮ってくれたのです。
するとどうでしょう。
女性には女性の気持ちがわかるのか、マッチングが増えるではありませんか。
決してお世辞にも顔も体型も立派とはいえない私ですが、同性にしかきっと見えないものがあるのでしょう。すごいですよね。
私は、スマホのアプリなど工夫して使うのは本来結構得意な方です。
ある程度、調整してもらった後はスルスルとマッチングし、何人かと会話したりなどしたりしたのでした。
みなさん良い方なのですが、当の私が上の空ということも多く、あまりピンとこなくて会話が弾まない時もあるし、会話が弾んでもすれ違い、ということもあったと思います。
「まあ、それも仕方ないよね」と思いつつ、
本当にダメなのは私自身がさほど恋愛に本気でない、という点なんだろうと自覚もしていました。
でも、しょうがない点もあると思うのです。
時間的な余裕はないが、金銭的には困っていないと、自分のことに精一杯になってしまう。
それはみなさんもあることなのではないでしょうか。
おちぶれて、アプリをまた使い始めた
時は巡って今です。
せっかくお金を払ってるんだし、と思ってアプリを再度使ってみてます。
私自身は、今後一人で仕事をしていく予定なので、年収はサラリーマンのように決まった額は支給されません。
正直、現在はニートですし、今後の収入はある程度の見立てはあるものの確実なわけではありません。
「そういうところクソ真面目だよね」と友人には笑われてしまいそうですが、
こんな不確実な情報を女性の皆様にお教えするわけにはいかない
と最近はマッチングアプリの年収欄を非表示にするようにしているのです。
こう書くと生意気に見えるかもしれませんが、結局のところ年収を決めるのも自分ですから、何を書いても嘘っぽいなと思ってしまうのです。
もちろん、可能性の話で言えば前と同じ年収1,000万円を個人で実現できないわけではないのです。
私は専門性の高い仕事を元々していましたので、日本の労働市場から見ると売り手市場で、単価も高めに設定しやすく、供給が安定しないために働きぶちには困らない、という見立てです。
ただ、正直そこまで真面目に働く気持ちに今はなれない、というのも事実です。
だから、私なりの誠意で非表示にしてみて使っているのです。
変なこだわりですよね。
年収を非表示にするだけでマッチしなくなる。市場はおもしろい
私の体感ですが、
「年収を非表示にする時」と「年収800-1000万円で表示する時」
を比較して、明らかに前者はマッチしなくなります。
それ以外の要素は何も変えていません。
そりゃそうですよね。
マッチングアプリは「相性の良い人同士がマッチングしますよ」という建て付けですが、
結局は不動産仲介やフリマなどの市場と同じく、
セカンダリーマーケット(二次市場)なのです。
要するに、
マッチングアプリに出てこない一番良い商品(この場合は人)は相対取引(市場外で直接取引がなされること)でやり取りされ、
そうでない商品は流通のために二次市場に出てくる。
売り先が見つからない、買い手が見つからない、商品自体に何か問題がある、など様々な事情はあります。
結果的に、取引相手との信頼関係をゼロから構築することになるため、信用するに値するシグナルを初手から取引相手に求めます。
だから、身元が証明されていることやいいねが積み重なっていること、単に見た目が良いこと、などなどプロフィールの情報が重要になる、というわけです。
別にマッチングアプリを否定したいわけでもなく、むしろ流通を生み出しているという点で日本に貢献していて素晴らしいとさえ思っています。
ただ、今の私のシグナルは超あやしく取引するに値しない、と考えられても致し方ないなと思うのです。
やっぱりお金は重要なんですね
しかし、私の見立てと違ったのは、これほどまでに女性たちが年収を気にしているのだ、ということでした。
多くの男性が女性に見た目や体型、若さなどを求めるように、女性はある程度の金銭的なゆとりを求めているのだ、と肌身を持って感じます。
それを良いも悪いも言いません。
いろんなライフイベントを考慮すると、理にかなっていると思いますし、「年収で選んでいる」と言わなくても「年収でフィルターしている」くらいはあって当然です。
重要と思うかではなく、最低限これくらいは、という条件として考えている方もきっといらっしゃるでしょう。
事実、私が年収を一時的に戻したりすると以前と同じようにマッチングするのですから面白いです。
一般的にみて、高収入であるだけで、これほどまでに恩恵を私は受けていたのか、と今となっては思います。
その恩恵が果たして私のためになっているのかは、正直わかりませんが・・・
ただ、マッチングアプリを使いたい人は年収を上げておけるなら上げておきましょう。
多分、その方が良い結果を得られると思います。