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松永涼にカバーしてほしい曲10選

jewelries!004のCoリクエスト募集がいつになるのかはさっぱりですが、とりあえず今の段階で思いつく10曲を厳選してみました。それぞれに選出理由を書いてはいるんですが、ほぼほぼ殴り書きでロクに清書していないです。曲やアーティストだけでも見て下さい。ちなみに他の人が何をリクエストするのかは非常に気になっています。

◆アイドル松永涼のパブリックイメージから

松永涼といえば? ロックなアイドル、かっこいいアイドル、美人なアイドル、スタイルの良いアイドル、色々あると思いますが、そこから連想して2曲選びました。

GLAMOROUS SKY - NANA starring MIKA NAKASHIMA

https://www.youtube.com/watch?v=1mzLzI3dU6U

松永涼のガールズバンドのイメージとなると真っ先に連想できる曲。
原作のNANAも映画も未履修で、歌詞を読み込んでもそれほど松永涼と関連付けれるわけじゃないけれど、ただ歌を聴いてみたいなと思う曲。


シンデレラガール / King & Prince

https://www.youtube.com/watch?v=Hx9iZZCrQeE

ジャニーズ曲。採用されるのかは全く分かんないけど過去に少年隊の仮面舞踏会を菊地真がカバーしてるから無しではないと思う。
松永涼は公式ではっきりと男装・男役をしており、ファンやスタッフからもそういう姿を求められているのが明かされている。(イカした帽子屋とキミのそばでずっとコミュ)
となれば松永涼に対して王子様のようなイメージで歌って欲しいという人は少なくないと思う。
シンデレラガールズだからと安直な理由ではなくて、むしろ知ってる曲がこれくらいしか無かったのだけれど、イケイケでグイグイ行くような感じよりストレートに「王子様感」があっていいと思う。
もしユニットでのカバーリクエストがあったら木村夏樹も一緒に歌ってもらおう。


◆歌で誰かを救いたいという想いから

松永涼が歌う理由はロッキンヴォーカリスト以降「歌で誰かを救いたい」という想いが共通している。それを尊重した形でいくつか選曲。1番多くなりました。

Snow Drop / L'Arc-en-Ciel

https://www.youtube.com/watch?v=IIoKENOaSOY

歌詞を調べるととにかく核や戦争に結びつけた解釈が引っかかるけれど、この曲の歌詞はとにかくシンプルで
「なにか悩みにぶち当たった時、過去の自分を振り返ってみれば良い」の一点だと解釈出来ると思う。
『崩れ落ちてゆく積み上げた防壁の向こうでは そっとあの日の僕が笑ってた』
『歩きだす僕たちにあたたかな雪が降りそそいでいた 祝福されたように』
自分の原点に立ち返って、新たな一歩を踏み出すということから連想できるのは松永涼の最初のSRカードであるロッキンヴォーカリスト。
奇しくもこのカードはクリスマスライブ。しかも会場はバンド時代に使用していた、もっと言えばお嬢様時代にロックと出会い、新しい一歩を踏み出した原点。
ここから松永涼の歌への向き合い方は一歩先に進んでいて、アイドルとしてもボーカリストとしても成長を遂げている。
ぴったりだと思う。


D City Rock feat. Debra Zeer / We Are Angel

https://www.youtube.com/watch?v=5KN0_-HgWNo

全編英語なのと、放送禁止用語が歌詞にしょっちゅう出てくるのでまず採用されないと思う。
ただ松永涼はSRカードのは基本的にファンの歓声を煽り、そこに自分の歌をぶつけていくという形が多い。
歌詞の解釈は個々人によるだろうけど、『Your sleepy Anarchy...Wake it Up!! WAKE IT UP!!』という歌詞がそんな松永涼と重なる。
またアニメ本編では上述の歌詞のところで鎖に繋がれた二人の天使が、背中から翼が生えて自由になるというシーンになっている。
お嬢様として育てられ、何もかも抑えつけているようで息苦しい思いをしていた松永涼が解放されて翼を得て飛び立つ、という解釈も出来そう。
偶然にも松永涼のアクセサリーには翼モチーフが多く、デレステに既に実装されているカバー曲もアンダーグラフのツバサだし。


Mela! / 緑黄色社会

https://www.youtube.com/watch?v=aRDURmIYBZ4

松永涼はアイドル活動、特に歌を通してロックに救われた自分のように歌の力で誰かを救いたいという願いを持っている。
歌で救うという形は色々あると思うけれど、Mela!は『こんな僕も君のヒーローになりたいのさ』というように、今まさに誰かを救おうとしている歌だ。
誰かの背中を押してあげたり、寄り添ったり、僕が出来る形で誰かの救けになろうとしている歌。
まだ何が出来るか分からないし、上手くいかないかもしれないけれど、でもそういった志を持つ松永涼の一歩目という解釈でリクエストしたい。


Funny Bunny / the pillows

https://www.youtube.com/watch?v=f92VWkYl8CI

『飛べなくても不安じゃない 地面は続いているんだ』
『好きな場所へ行こう キミならそれが出来る』
松永涼のソロ曲「One Life」「Myself」には自分を振り返りながら、誰かが夢へ進もうとするのを後押ししているという点で共通していると思う。
だから上述の歌詞は、ソロ2曲のような力強いメッセージではないけれど、激しいだけがロックじゃないんだ!と熱気の中でのセリフにもあるように、
必ずしもメッセージを伝えるのに熱く歌い上げる必要性はないと思う。
むしろちょっと優しく包み込むような歌で誰かの支えになって欲しいという願いを込めて選曲。
全く関係ないけどこの曲、漫画『SKET DANCE』で知りました。


空の欠片 / 池田綾子

https://www.youtube.com/watch?v=SI8WGK3NIiY

電脳コイルのEDテーマ。Funny Bunnyより更に進んでバラード調のとても優しい曲。
というのも松永涼がこれまでシンデレラガールズで披露した曲は、多少の違いはあれど夏恋-NATSU KOI-以外はほぼ全てロックと言って間違いないと思う。
松永涼自身はロックだけのアイドルではないと個人的に思っているし、ちょっと外れるけれど中の人である千菅春香さんはそっち方面の曲のほうが得意としている人だ(と勝手に思っている)。
歌詞を見てみると『その笑った顔が勇気をくれる』『並んだ影が長く夕陽に伸びて 明日まで届いていた』というように誰かに支えられる側の視点もありつつ、
『もしも不安な日は 半分もらおう』『君が涙の日は 飛んでいくから』というように支え返すような視点もある。
アイドル松永涼からファンへのメッセージというのもありつつ、松永涼とPの関係性も連想させるような内容。
松永涼はわりかし見ていると一人で何でも出来そうで、壁らしい壁にぶつかっても過去の経験から軽く乗り越えていってしまっている。
でも本人はPの支えを必要としていて、余り直接口にだすこともないしP自身も積極的に絡もうとはしないけれど、必要なときがあれば飛んでいく。
そんな2人の関係性も合わせてこの曲を歌って表現して欲しい。


◆明かされたシンデレラヒストリーから

10年目にして明かされた松永涼の過去のすべて。お嬢様として過ごした学生時代まで、両親の反対を押し切り運命的な出会いをして初めたバンド、そして立ち行かなくなった先でのアイドルの道、そこから連想できる曲をいくつか選曲しました。

☆ソラニン / ASIAN KUNG-FU GENERATION

https://www.youtube.com/watch?v=XNURRmk8YrQ

ソラニンがうだつの上がらない毎日を過ごしていた2人がバンドを決定することから始まる作品という時点で既に松永涼と重なる部分があるけれどそれは一旦置いておいて。
歌詞だけでも相当松永涼と重なる部分があるように感じる曲。
『君に言われたひどい言葉も 無駄な気がした毎日も』
松永涼はお嬢様として育てられていた頃、毎日が抑圧されて退屈で、両親からは音楽の道を進むことに反対され、「遊びなら趣味でやれ」とそこそこ酷いことを言われている。
『あの時こうしてれば あの日に戻れれば
 あの頃の僕にはもう 戻れないよ』
『たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
 きっと悪い種が芽を出して
 もう さよならなんだ』
そんな人生に嫌気が差していてどこか諦めてもいた。決していい思い出ではないはず。
でも松永涼はアンデッド・ダンスロックやJoker、麗しのミューズで過去もひっくるめて今の自分であり、過去の自分と決別するどころか飲み込んで一回り成長する様を見せている。
タイトルにあるソラニンはジャガイモの毒成分だけれど、そこから成長して芽を出す必要な場所。
松永涼にとってお嬢様時代やバンド時代は苦しい思いをして決して楽しい思い出ばかりじゃないけれど、今の松永涼を構成するのに大切な要素。
そういう意味ではこの曲はぴったりなんじゃなかろうか。


君はロックを聴かない / あいみょん

https://www.youtube.com/watch?v=ARwVe1MYAUA

今の松永涼が過去のお嬢様時代の松永涼へ語りかけるイメージ。
サビの歌詞『キミはロックなんか聴かないと思いながら 僕はこんな歌であんな歌で恋を乗り越えてきた』とある。
松永涼に今の姿があるのはロックに出会ってからで、ロックに出会って音楽の道に進んで、あらゆる苦難を乗り越えてきた。
だからこの歌詞を聴いた時に直感でいいんじゃね!と思った。
音楽的な知見がほぼ無いのだけれど、あいみょんの曲はアコギのシンプルなサウンドが多いように思う。
松永涼の歌っていた曲はバリバリのロックサウンドが殆どなので、こういうシンプルな曲は意外と縁がない。
そういう意味で歌っているのを聴いてみたいという思いがあったりもする。
ちなみに同じくあいみょんの『ハルノヒ』も候補だったけれどツバサと被るのではと思いこちらを選曲。


だから僕は音楽を辞めた / ヨルシカ

https://www.youtube.com/watch?v=KTZ-y85Erus

音楽の道を選んだ松永涼にたいしてどんな選曲だという曲名。
聴いてもらえれば分かるんだけれど曲自体はものすごく爽やかなメロディだけど、歌詞が結構強めに刺さる内容。
『本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ』『愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ』
よく音楽の歌詞になるようなフレーズをどうでもいいよと切り捨てていたり、気味が悪いよと吐き捨てたりしている。
『僕だって信念があった 今じゃ塵みたいな想いだ
 何度でも君を書いた 売れることこそがどうでもよかったんだ』
最終的には上述の歌詞で「だから僕は音楽を辞めた」とつながる。
松永涼自身、スカウトされた時点ではアイドル興味が無いどころかかなり否定的な立場に居て、商業作品として扱われるような音楽は作りたくないと息巻いていた。
しかし結局音楽活動そのものが立ち行かなくなる直前まで行くという皮肉な結果に終わっている。
幸いにもバンドメンバーの後押しもあって松永涼は今も歌を続けているんだけれども、あったかもしれない松永涼のもう一つの世界線として聴いてみたい一曲だ。


僕が死のうと思ったのは / 中島美嘉

https://www.youtube.com/watch?v=AabAbM_Lmuo

この曲だけは自分の考えをしっかり文字に起こすことは出来なかった。
ただ、松永涼に取ってお嬢様としての自分、バンドのボーカルとしての自分がそれぞれ死んでいると捉えれば、なんとなく意図は読み取って貰えるかもしれない。
死にたいけれど、それはちゃんと理由があることで、しかしそんな歌の中の主人公は貴方に合うことで希望を見出していく。
『僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから』
お嬢様としての松永涼は終りを迎えているが、その時バンドメンバーと出会い、自分の望む音楽と共に歩む生き方を見つけている。
バンドのボーカルとしての松永涼も終りを迎えているが、その時はプロデューサーと出会い、乗り気ではなかったもののアイドルとしての生き方を見つけている。
暗く苦しい曲だけれど、その中でも必ず希望を見つけて歩もうとしているのは、10年目にして明かされた松永涼の過去とリンクしていると思う。
中々難しい曲ではあると思うけれど、少しだけ期待したい。

以上です。