例えば、あなたならどちらの整体に行きますか?
整体の折り込みチラシが入っていました。あなたならどちらの整体に行きますか?
さて、決まりましたか?
言うまでもなく整体Aではないでしょうか?なぜAにしたのか考えてみましょう。
まず、「腰痛専門」ということで、通常の整体より腰痛について専門的な知識やスキルがありそう、というイメージを受けます。
(もしかすると普通の整体なのかもしれません。腰痛専門・スポーツ整体・肩こり首痛の方へ・・・などといろいろなターゲットへチラシを打っているということも考えられます)
「歩くのも辛い腰の痛みでお悩みの方へ」ということで、あなたの症状にぴったりです。まさしく「これは自分のことだ」と思いませんか?歩くのも辛いほど腰が痛い人は、間違いなくこちらに行くでしょう。
「3回以上は通わせません」ということで、全快へのビジョンが見えてきますね。(これが大切!)
しかも、「98%の患者様から『歩けた!』と感動のお声をいただいています。」ということで、ほとんどの人が3回以内に全快しているので自分もそうなるだろう、と想像させます。
また、98%という数字を見ると、100%ではないところに信憑性が高いと感じます。
そして、「お声をいただいて」ということは、この整体院の主体的宣伝ではなく第三者が証明しているので本物だ、という感じを受けます。
これは「バンドワゴン効果」という心理テクニックを使っています。
それは、大勢の人がやっているならきっといいものなのだろうと思わせる効果です。
それに対して、整体Bでは、
「『効果抜群』と口コミで評判」というだけでは、あいまいでどの治療が抜群であったのかわかりません。
通常の整体では、体のいろいろな場所の痛みを取るのかもしれませんが、そうわかっていても、首、肩、腰、肘、膝などの痛みを治すということは、腰専門ではなさそうなので、腰痛専門より効果が薄まっているような気がしませんか?
「最高のテクニックで痛みを治します」というのも、誰と、何と比べて最高なのかわかりませんね。
実は、とても多くの整体が整体Bのようなコピーで広告を打っています。
セールスコピーはピンポイントのターゲットに専門的な悩み解決方法を具体的に提供することにより、コンバージョンや購買率を上げることが可能なのです。 <次回に続く>
究極の自社宣伝のバイブル
「売れた!たった数行のキャッチコピーの力!」より抜粋
PDF版 1980円
<詳細WEBサイト>
https://atirail.jp/salescopy/