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スタサプ「[夏季]最難関国公立 現代文」柳生先生の解答・解説への疑問

一橋大2019年。 出典は、なだいなだ『人間、この非人間的なもの』。 スタサプ柳生先生の解答・解説について感想・疑問を述べる。 各予備校の答えはここにまとめられている↓ 問1漢字 問2柳生先生の答え↓ 人間は善だと限定せずに、人為は全て人間的だとするということ。 ①「人間は善だと限定せず」とあるのはどういう意味だろうか。「何を」限定しているのか不明である。 ②「人間は善」というのも意味が不明である。人間がやることが善とか悪とかいうのはわかるのだが。「人間の悪を非

    • スタサプ「[秋季]最難関国公立大 現代文」における柳生先生の解説に対する疑問

      北大前期2012年現代文。 出典は、平川祐(旧字体)弘『日本語は生きのびるか』。 問1は漢字。 問2「それ」を説明する問題。簡単な問題ではある。柳生先生の答えを引用する。 地球規模の資本主義体制に組み込み、異文化との接触や共存やその受容、さらに国内社会の国際化を意味するグローバリゼーション。 意味がよくわからない。 ①「地球規模の資本主義体制に組み込み」とあるが、「なにを」だろうか。 ②また、「組み込み」は何にかかっているのだろうか。「組み込み…グローバリゼーショ

      • スタサプ「[秋季]難関国公立大 現代文」における柳生先生の解説に対する疑問

        出典は、北大2019年前期国語第1問。 問題文の出典は檜垣立哉『食べることの哲学』。 先に出題者・北大へ疑問を言っておきたい。 出題部分は出典書籍の「序」の部分であるが、これは問題に適していないのではないかと思われる。いわば映画でいうところの予告編を見て内容を読み取れと言っているようなものである。意味段落ごとの関係が不明瞭で、読解に適した文章とは言えない。出典の筆者は、ここですべてを説明しようと考えていないだろうから、責任はない。原典をあたればわかるが(ここで読める)、筆

        • 柳生好之先生の京大の解説2011理系第2問について

           本文は、「書かれる言葉」のおはなしです。傍線部の内容を説明する問題でした。  傍線部は、こう書いてありました。  「もっと深いところに根差している身体的なもの」を説明する問題です。 【柳生先生の説明】 まずは傍線部 まずは傍線部をよく読むべきです。  こうなります。  では、「もっと深いところに根差している」とはなんでしょうか。  「もっと深いところに根差している」と対比されているのは、「表面的な」であることがわかります。  「表面的」の反対で、「もっと深いとこ

        • スタサプ「[夏季]最難関国公立 現代文」柳生先生の解答・解説への疑問

        • スタサプ「[秋季]最難関国公立大 現代文」における柳生先生の解説に対する疑問

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        • 柳生好之先生の京大の解説2011理系第2問について

          スタサプ柳生好之先生の1983年東大現代文解説の誤りについて

          スタディサプリ東京大学現代文講座第1講、柳生好之先生の解説はおかしいと思う。受講生の中には「なぜ、そんな答えになるのだろう?」と思った人は少なくないはず。 ということで感想を書いてみようと思う。 当然、柳生先生の個人攻撃は目的ではない。 ⒈ 「間接性」は2つある!? 以下、柳生先生の説明。  傍線部を説明する問題。  傍線部(間接的)と次の文(言語活動も他の人間との実践的な関係の中に組み込まれている)が、「しかし」で接続されていることに注目する。  「しかし」は逆接

          スタサプ柳生好之先生の1983年東大現代文解説の誤りについて