今日もあなたに太陽を、感想
ネトフリで配信中の「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」の感想、というか、心に響いた言葉を紹介したくて、これを書きます。
(ネタバレを含みます。以下要注意)
内科から精神科へ異動となったチョン・ダウンが主人公です。
異動して担当する患者とひと悶着あったり、いろいろ・・・で、成長していく物語、なのですが、ただのナースの成長物語とも一味違う描き方をされていました。
そして私が一番心に残ったセリフは、実習に来た子の中で周りにはパニック障害と言えなかった子に気づくダウン。
彼に声をかけたときに、彼は「看護師になれませんよね」と泣いてしまうのですが、「なれる。パニック発作が起こる期間を長くすればいいし、何よりパニック障害のナースとして働くのよ」的なことをいうのです。
これが、話が進むと、あることがきっかけでダウンがうつ病を患うのですが、今度は自分に「うつ病のナースとして仕事をする」というのですね。
肉体の病気と違い、精神の病気はまだまだ偏見があるもの。
それは日本でも韓国でも同じのようです。しかし、それを持っている自分を受け入れ、そこを含めて仕事をしていく。
そういう姿勢に心を打たれたのかもしれません。
だって、なんかそういう時って「ゆっくり治していこう」みたいなセリフが定番な気がして。
そうじゃなくて「こういう人」の一つとしてパニック障害とかうつ病、とかそういうのを入れるんだなと、ちょっと心に響いてしまいました。
それはひとえに「ブレインハックを受けた人」というラベルが自分にあるからかもしれません。
私もまだブレインハックの影響が抜けきってないから、そう思うのかもしれません。
でも、このドラマ、温かいだけではなく、淡々と精神科のことが描写されているような気がして(韓国の、ですが)とても興味深く見ました。
丁寧に描かれている感じがして、一気に見てしまいました。
もし、ネトフリアカウントがあれば、ちょっとおすすめです。