読書会で『13歳からのアート思考』を読みました
音声プラットフォーム Voicy で小さな読書会を企画しています。
「週末プチ読書会」と題し、1週間に1章、みんなでのんびり読み進め、感想をシェアしていく企画です。
毎週日曜の朝9:30~ Voicyの私のチャンネルで配信しています。
2冊目となる今回は、こちらの『13歳からのアート思考』を課題図書としました。
発売から4年が経ちますが、いまだ多くの人に読まれ続け、Amazon でのカスタマーレビュー数はなんと2,600超。星の評価は今日現在で【4.5】と非常に高い評価を受けています。
タイトルにあるように13歳くらいの中学生でも十分に楽しめますし、大人にも新しい視点を与えてくれる良書。私自身、発売当初に一度読んだのですが、読書会に参加のみなさんと改めて読み直してみたいと思いました。
「週末プチ読書会」の進め方
毎週1章ずつ、対象となる章を読んで、印象に残ったこと思ったことをお話しています。それに対し、リスナーのみなさんからもコメント欄に自由に感想を寄せてもらっています。翌週には、また新たな章のお話を進めるとともに、前の章にいただいた感想を放送内でシェアする、という構成です。
『13歳からのアート思考』放送回一覧
以下、配信した放送の一覧となります。
リアルタイムでは企画に参加できなかった方でも、この放送を聴いてもらえたら、また各放送回のコメント欄をのぞいてもらえたら、私やリスナーさんたちと一緒に読み進めていっているような体験ができるのではないかと思います。
1章読み終わるごとに聴いてもらえたらうれしいです。そしてもしよかったら、今度はリアルタイムで「週末プチ読書会」にぜひご参加ください!
#1 【CLASS 1】「すばらしい作品」ってどんなもの?
プロローグから CLASS 1 までを取り上げました。「目に映るとおりに描かれた作品」が「良い作品」なのでしょうか?
#2 【CLASS 2】「リアルさ」ってなんだ?
リアルな絵を描くための唯一無二の方法だと誰もが信じて疑っていない「遠近法」。そこには隠された嘘や非現実性が潜んでいると筆者は言います。リアルさについての捉え方の変化にガツンとやられます。
#3 【CLASS 3】アート作品の「見方」とは?
みんなが悩むアート観賞の方法論。まずは自分の目でよく見る「アウトプット鑑賞」にチャレンジしてみましょう。
「どこからそう思う?」
「そこからどう思う?」
シンプルな問いかけが自分なりの答えへと導いてくれます。
子育てにも応用できそうなポイント満載でした。
#4 【CLASS 4】アートの「常識」ってどんなもの?
それまで誰も疑うことのなかった「アート作品=目で見て美しいもの」という常識を打ち破った作品の価値について。20世紀のアート界に最も影響を与えたとされる“問題作”について考えます。
#5 【CLASS 5】私たちの目には「なに」が見えている?
作品を目にしたとき、見ているようで見えていないものがある。アートが「なんらかのイメージを映し出すためのもの」という役割から解放されたとき、そこに残るものはいったい何なのでしょう?
#6 【CLASS 6】アートってなんだ?
いよいよ最終章。「なにがアートであり、なにがアートではないのか」。それを決める基準はどこにあるのでしょう?
すべてのクラスを終えて「アートってなんだ?」という問いに対するあなたなりの答えは出ましたでしょうか?
#7 全体のまとめ
CLASS 6 ~ エピローグ部分を中心にリスナーの方々からいただいたコメントのご紹介です。後半は、今私が気になっている本のご紹介と次の課題図書について。
参考サイト
読書会のなかでリスナーさんから教えていただいたダイヤモンドオンラインの記事がとても参考になりましたので合わせてシェアします。著者・末永幸歩さんと、本書の編集を担当された藤田悠さんの対談記事となります。
▼ 美術館で「これ知ってる!」しか感想が言えない人がやってしまいがちな「ものの見方」|【「アートの島」対談】末永幸歩×担当編集[前編]
▼ 「自分がやりたいことをやれ」と言われてモヤモヤするワケ|【「アートの島」対談】末永幸歩×担当編集[後編]
終わりに
「週末プチ読書会」は今後も継続していく予定です。
平日の毎朝9:30~には最新の教育動向などに関する配信もしています。
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