髪を切る8の理由。 (南波志帆)
ドラム日記 第13回
今回は、愛するお師匠さまのレッスンについて少し触れてみようかと思います。
あんまり詳しく書くとお師匠さまのプロフばれちゃうから書けないですが、お師匠さまは子どものころから打楽器で生きてきたお方で、ちゃんとしたところで学んできてもいらっしゃいます。
前にも書きましたが、お師匠さまは、小さい子どもや、吹奏楽部の中高生に教えたりしています。また、ボクみたいな普通の社会人にも教えています。スクール講師もやっています。
社会人にとって、基本的にレッスンは、ドラム楽しみましょう!音楽サイコウだよね!が目的なんだと思います。
お師匠さまにとっては、ボクなんかも小学生みたいなもんなんでしょう。子どもと同じように褒めていい気分にしてくれます。内心、ニヤニヤが止まりませんが、クールな表情をしてごまかします。
でも、他のプロドラマーやプロミュージシャンにレッスンすることもあるみたいですし、部活動の生徒さんを見たり、小さい子を英才教育したりもするので、たまにモードが切り替わって、めっちゃ基礎に厳しいときがあります。
魔法のコトバやパラレルスペックの記事でもそんなことを書きました。
ですので、レッスンで初めて出てきたことがすぐできるようになったりして、すごーい!と褒めてもらい、気分良くして練習積んで、次のレッスンに自信満々で臨むと、急に厳しいモードになって細かいところの正確性を指摘され、まじかーっ!となったりします。
また、いっぱい家で練習して、今回はイケる!とレッスンに臨んでも、体調とかドラムセットの違いとかで思ったようにできないこともあります。
それに、ある部分を改善すると、また別のところが気になって指摘されるし、どんどん良くなればなるほど、もっと細かいところのアラが見えてきます。
まさに毎レッスンこういったことの繰り返しです。一喜一憂とはこのことです。
◇◇◇
お師匠さまをすごいって思うのは、いろいろな生徒さんを持っているからこそなんでしょうけど、各個人の目指すところと今のレベルに合わせて、音楽の楽しみと地道な基礎訓練のバランスもうまく取りながら、無理なく楽しくレッスンを続けさせてくれるところです。
ボクがお師匠さまを大好きすぎるからではないはず!
逆にお師匠さまは、こうじゃなきゃダメ、こうあるべき、とかはぜったい言いません。私はこうやってる、こういう人もいるよね、くらいの情報はくれますが強制はしません。
最初のうちはコレはやめといた方がいいかも、といったレベルに応じたアドバイスはよくしてくれます。
テクニック面も後回しです。ダブルだ、フラムだ、ロールだ、そういうのもできるといろいろやれることが拡がるからってやり方は教えてくれるけど、たまに練習しといてね、くらい。
パラディドルなんかは、曲練習の中で苦手な組み合わせがでてきたときに、その克服用に随時教えてくれたりはしますが、必要なものだけ必要なタイミングでやるという感じです。単に優先順位の問題で、いずれ、めっちゃ難しいパラディドルメニューとか出てくるのかもですが…。
それよりも、ちゃんとノレてるか、フォームが崩れてないか、へんなクセついてないか、音のバランスは良いか、といったホントに重要なところにフォーカスして指導してくれます。
ちなみに、お師匠さまがレッスンしている子どもたちの中には、とんでもない天才キッズもいるみたい。そしてそんな天才キッズじゃなくても、子どもたちの吸収力・成長は、そりゃあすごいものなんだと思います。うらやましい。こんな衰えた大人と比べたらダメなんでしょうけど。
未来があるっていいなぁ、ボクも30年、いや10年早くドラム始められてたら良かったのに。でもそれじゃお師匠さまには出会えなかったし…。あれ、ボクはどこに向かっているんだ?
◇◇◇
そんな、我が愛するお師匠さまですが、お師匠さまみたくは到底絶対なれないけれど、ボクだってお師匠さまの弟子らしく、教えていただいた大事なポイントはしっかり意識していきたいと勝手に誓っています。
それが教えていただくことに対する礼儀なのだ。
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1. 手首
2. 音色
3. 粒揃え
4. 縦揃え
5. 待つ
6. 背中で叩く
7. 軽やかに
8. 笑顔
というわけで、長くなりそうなので、次回からなんと8回に分けて(えっ)、お師匠さまの「自称」一番弟子としての拘りポイントを紹介していけたらと思います。
そう。弟子である8の理由。ってとこでしょうか。うん、強引ですね。
南波志帆ちゃん。存在するだけで芸術。声を発すればすべての生命が争いをやめて聴き惚れると言われています。ありがたや。ありがたや。
最初この曲のタイトルを見たとき、やはりパーフリのHaircut 100を思い出してしまいましたが、関係ないみたいですね。そんなのはどうでもいいですね。長い髪も短い髪もどちらもお似合いです。ああ尊い。
すっかりオトナになってしまった志帆ちゃん。ニューリリース待ちわびております。
◇◇◇
そういえば、ボクが高校生のときに神と崇めていた浅香唯ちゃんがつい最近新曲をサブスクリリースして日本中が大騒ぎになりましたね。え?なってない?
LIGHT A SHINE〜月はずっと見ているというこの新曲のコーラスを志帆ちゃんがやっています。言わずもがな、めちゃかわです。
声とか歌い方とか変わってない!不安定な感じは相変わらず!唯ちゃん最高!ライザップで痩せたのはこれのためみたい。
唯ちゃんの曲って名曲ばっかりなんですよ。アルバム曲とかすごいですよ。
また脱線。
◇◇◇
そんなわけで、次回から8回にわたり、お師匠さまから教わった大事なコダワリポイントについて、いつもと同じく大好きなアーティストさんたちへの「好き」と一緒に、紹介していきたいと思います。
乞うご期待!?
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