通信制高校の評定が取りやすいって本当?評定がつけられる基準・高いメリットも紹介【総合型選抜】
通信制高校の評定は全日制高校に比べて取りやすいという話をよく耳にします。
この記事では、通信制高校に在籍している私の視点から、評定が取りやすいのか、評定が決まる基準、そして高い評定を取るメリットについて詳しくご紹介します。
通信制高校の評定は取りやすい
高校によって授業やテストの内容は異なりますが、その中でも幅広い学力の生徒が在籍する通信制高校では、簡単な内容であることが多いです。
評定は学校ごとに基準が異なるため、勉強する内容が比較的簡単な通信制高校では、全日制高校に比べて、評定が取りやすいと言われています。
例えば、私が在籍している通信制高校では、提出が求められるレポート(ワークのようなもの)は、基本的に教科書から特定の語句を抜き出すだけの簡単なものです。テストはマークシート方式で、レポートにあるものしか出題されません。
そのため、テスト対策をほとんどしなかった私でも、全科目で評定4以上を取ることができました。
評定がつけられる基準
学校によって評定がつけられる基準は異なりますが、授業態度や提出物よりも、テストの点数が重要視される傾向にあります。
例えば、私が在籍している通信制高校では、レポートが1割、スクーリング(授業の受講)が1割、単位を認定するためのテストで取った点数が8割と、テストの成績で評定に与える影響は大きいです。
また在学中の通信制高校では、その合計点によって、以下のように評定が決まります。
評定5(合計85点以上)
評定4(合計65点以上)
評定3(合計45点以上)
評定2(合計30点以上)
不認定(合計30点未満)
よって評定を上げたいのであれば、単位を認定するためのテストで高い点数を取るために、レポートの範囲を勉強するなどとテスト対策するのがオススメです。
繰り返しになりますが、学校によって評定がつけられる基準は異なるので、もし通信制高校に在籍しているのであれば、確認してみてください。
評定が高いメリット
就職や一般入試においては評定があまり重要視されませんが、推薦や総合型選抜では評定が重要視されることもあります。
実際に総合型選抜を実施している難関私立大学・国公立大学78校のデータをもとに、評定について調査した結果、4割程度が必要としていることが分かりました。評定を必要としている場合は4前後が多く、3から4.5の間で分布していました。
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そのため総合型選抜など、評定が重要視される方法で受験をしたいと考えているなら、できるだけ高い評定を取ったほうが良いです。
通信制高校での勉強だけでは不十分
通信制高校の場合、卒業するために必要な勉強だけでは大学受験対策として不十分です。すなわち大学進学を目指すのであれば、全日制高校よりも意識して自分で勉強する必要があります。
しかし1人で勉強をするのはモチベーションの維持が難しいと思います。また将来やりたいことが決まっておらず、そもそも勉強に対して意欲が湧かないという方も多いかもしれません。
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