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【合格体験記】応用情報処理技術者試験(AP)に一発合格した勉強方法

私が応用情報技術者試験に合格するまでに行ったことを記事にしました。

基本情報処理技術者試験のときは2度めの受験で合格となりましたが、応用情報処理技術者試験は1度目で合格できました。

基本情報処理試験との違いも踏まえてまとめました。


受験時の私の基本スペック

  • 大学院生(修士2年時、専攻は物理学)

  • 基本情報を春にとって、その直後の秋試験で応用情報を受験

  • プログラミングはFortranのみやったことがある

基本情報処理試験に合格したあとなので、基礎となる情報知識は多少ついていたと思います。

また、「情報処理試験ってこんな感じか〜」という感覚もつかみ始めた時期でした。


合格までの勉強時間

大体試験の3ヶ月前くらいから対策をはじめました。
正確な勉強時間を記録していないのですが、概ね80〜90時間だったと思います。

勉強の比率でいうと、午前3割、午後7割くらいです。
(勝負は午後だと思っていたので、午後対策多めです)

最初の1ヶ月位は午前と午後を1:1くらいの比率で勉強していましたが、2ヶ月目からは午後を中心に勉強しました。

試験対策(概要)

詳細な勉強方法は後述しますが、結局やったことは「過去問演習」です。

特に私のように午後でテクノロジ系を極力回避する戦略の人は、知識のインプットよりも過去問で傾向を掴むのに時間をかけるのがおすすめです。

試験後に振り返ってみても、「愚直に過去問と向き合った時間の長い人が合格する試験だな」という感想でした。


午前対策

基本情報処理試験と比較して難易度はやや上がるものの、対策の仕方は同じで良いと思います。

私はひたすら過去問道場で過去問演習をしていました。

午前に関しては過去問集などを購入するよりもこちらのサイトで勉強するほうが便利だと思います。(スマホでポチポチ解けるので。しかも無料!)

あと、わからない時用にこちらのテキストも併用していました。
全部読むようなことはせず、わからないところを調べる「辞書」のような使い方をしていました。

基本情報の試験で「勝負は午後」ということを思い知ったので、午前対策は極力時間を取らずにスキマ時間の活用を心がけました。

受験時には安定して8割正解できるくらいの仕上がりでした。

午後対策

午後もとにかく過去問で対策をしました。
使用したテキストは以下のものです。

私が使用していたものを載せては見たものの、5年分くらいの過去問が入っていれば何でも良いと思います。(このテキストだと23回分ついてくるみたいですが、解ききれません。。。)


午後の勉強のコツとしては「選択しない問題を決めること」と思います。

問1のセキュリティは必須で解答ですが、問2〜問11については10問中4問を選択して解答することになります。

合格が目的であれば、広く対策をするよりも「これは選ばない」という分野を事前に決めておくほうが効率的です。

私の場合、「プログラミング」「ネットワーク」「データベース」は絶対に選択しないと決めていたので、この分野の過去問は1度も解きませんでした。(テクノロジ系を極力回避です(笑))

逆に、「プロジェクトマネジメント」、「経営戦略」などのマネジメント系は相性が良さそうだったので「絶対選択する」と決めていました。


私の思う、テクノロジ系の問題とマネジメント系の問題の特徴は以下の通り。一長一短ですね。

<テクノロジ系の問題の特徴>
・問題によっては、知識がないと手も足も出ないことがある
・回答できれば正解の確率が高い

<マネジメント系の問題の特徴>
・国語の問題が多く、何らかの回答が埋められる可能性が高い
・回答しても、言い回しや抜き出しポイントがずれている可能性が高い

たまに「基本情報よりも応用情報のほうが受かりやすい」という意見をききますが、それは午後問題の選択の余地の広さから言われているのかもしれませんね。

問題のレベルは間違いなく基本情報より上がっているのですが、「プログラミング」「アルゴリズム」を回避できるので私も応用情報のほうが対策しやすかったです。


最後に余談(応用情報技術者試験は5部構成)

こちら、基本情報の合格体験記にも書いた内容です。

応用情報は以下の構成で試験が成り立っているとtwitterか何かで見かけました。

  1. 申込みの部

  2. 早起きの部

  3. 会場到着の部

  4. 午前の部

  5. 午後の部

これまで情報処理試験は何度も受けてきましたが、どの試験区分でも空席がちらほら。大体いつも出席率は8割くらいです。

いくら対策をしていても受験できないと確実に不合格なので、
まずは確実に受験ができるよう準備を整えましょう!


あと、これは私の推測ですが、午後の試験は点数の調整や部分点が有るのではないかと考えています。

高度試験もそうですが、合格率がある程度の値で安定するように試験終了後に配点や部分点で調整しているのではないかなぁと。

私がデータベーススペシャリスト試験を受けたときは午後Iの試験の出来がすごく悪く、「いって50点、悪くて30点くらいかな」という感覚でしたが、結果としては77点。

多分、点数調整があったんだろうなぁと。

なので、もし試験の出来がイマイチでも結果が発表されるまでは諦めずにいたほうが良いと思います。



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